雪の日は除霜が頻繁になる
久しぶりに雪が積もって寒いですね⛄
こちらは室外機背面の熱交換器
上半分にはフィンに白く霜が付き始めています。
雪が降ったときなど低温で湿度が高めのときに暖房を使用すると室外機の熱交換器には霜が付きやすくなります。
なぜこのようなことがおきるのか?
ヒートポンプ(heat pump)という言葉を聞いたことがあると思いますが、これがルームエアコンの原理。
「熱を汲む」とか「熱を吸い上げ運ぶ」ようなイメージです。
エアコンの暖房は室外機で外気から熱を汲み取り室内機へ運んでいます。
室外機の熱交換器は内部の管路を流れる冷媒が外気から熱を吸い取っているんです。
室外機の前面に見えるくるくる回っている送風プロペラファンは熱交換器に風を通して熱の吸収効率を上げています。
ここで疑問が・・・寒い外の空気から熱を吸い取るって意味がわからない・・・
昔、職場の先輩方もこのようなことをよく言ってましたよ。
当時はエアコンの原理などどうでもいいと思っていたので興味もなかったです😅
しかしこれを説明するのはちょっと難しい。
簡単に部分的なところだけで言えば、内部に流れている冷媒の温度は相対的に外気温より低いということです。
そのため冷媒より高温の寒い外気から熱を吸収することができています。
あとはあれやこれや部品を通って温度上昇し室内機へ40~50℃程度の温風となるような冷媒を送り込みます。
雪の日のような特に外気温の低い日には熱交換器に流れる冷媒温度も低くなります。
そうなると徐々に霜が付きはじめ上の画像のような状況に。
これは先ほどの霜
横方向に縞模様のように霜が多くついている部分に冷媒管(銅管)が通っています。
(一番上の画像の方がわかりやすいですね)
霜が付いた部分を拡大すると
熱交換のアルミフィンに霜が積もってこれでは効率が落ちますね。
しかも風の通り道が狭くなっています。
そこでエアコンはセンサーで室外機の霜付き具合を検知。
暖房能力が落ちてきて除霜(霜取り)が必要と判断すると勝手に除霜モードに突入。
この除霜時にエアコンはなんと冷房運転をするんですよ。
それは暖房とは真逆のヒートポンプとなり、室内の熱を室外機の熱交換器へと運ぶこと。
霜を温めて溶かして排出、さらに水分を蒸発させます。
当然ながら冷房運転なので室内機からは冷たい空気がゆらゆらと降りてきます。
(ふつうこの時は室内機の送風はしません)
あれ?なんか寒いなと思ったら除霜モードで室内機の運転ランプなどが点滅してるかもしれません。
昔のエアコンだと「プッシュー・・・・」なんて音がして「あ、除霜がはじまった」って気づいたもんでしたが最近は音がしませんね。
そして雪の日はとくにこれが頻繁になります。
低温で湿度が高い環境では霜が付きやすいわけです。
場合によっては30分に1回とか、部屋の温度が上がる前に除霜になり室温が低下。
それを繰り返してなかなか暖まらないなんてことも。
エアコンの暖房能力が部屋の大きさに対し小さいと特に厳しい状況に。
除霜時の対策としては補助の暖房器具を用意しておくといいです。
瞬時に使用できるものがよいかもしれません。
(私はカセットガスのストーブを使用しています)
除霜が始まったところで点火すれば部屋の温度低下を防ぎ、除霜時間の短縮にもなる可能性があります。



