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エアコンの機能

2024年2月 6日 (火)

雪の日は除霜が頻繁になる

久しぶりに雪が積もって寒いですね⛄

こちらは室外機背面の熱交換器
霜が付き始めた室外機の熱交換器
上半分にはフィンに白く霜が付き始めています。

雪が降ったときなど低温で湿度が高めのときに暖房を使用すると室外機の熱交換器には霜が付きやすくなります。

なぜこのようなことがおきるのか?

ヒートポンプ(heat pump)という言葉を聞いたことがあると思いますが、これがルームエアコンの原理。

「熱を汲む」とか「熱を吸い上げ運ぶ」ようなイメージです。

エアコンの暖房は室外機で外気から熱を汲み取り室内機へ運んでいます。

室外機の熱交換器は内部の管路を流れる冷媒が外気から熱を吸い取っているんです。

室外機の前面に見えるくるくる回っている送風プロペラファンは熱交換器に風を通して熱の吸収効率を上げています。

ここで疑問が・・・寒い外の空気から熱を吸い取るって意味がわからない・・・

昔、職場の先輩方もこのようなことをよく言ってましたよ。

当時はエアコンの原理などどうでもいいと思っていたので興味もなかったです😅

しかしこれを説明するのはちょっと難しい。

簡単に部分的なところだけで言えば、内部に流れている冷媒の温度は相対的に外気温より低いということです。

そのため冷媒より高温の寒い外気から熱を吸収することができています。

あとはあれやこれや部品を通って温度上昇し室内機へ40~50℃程度の温風となるような冷媒を送り込みます。

雪の日のような特に外気温の低い日には熱交換器に流れる冷媒温度も低くなります。

そうなると徐々に霜が付きはじめ上の画像のような状況に。

これは先ほどの霜
室外熱交換器の霜
横方向に縞模様のように霜が多くついている部分に冷媒管(銅管)が通っています。
(一番上の画像の方がわかりやすいですね)

霜が付いた部分を拡大すると
室外機の熱交換器の霜
熱交換のアルミフィンに霜が積もってこれでは効率が落ちますね。

しかも風の通り道が狭くなっています。

そこでエアコンはセンサーで室外機の霜付き具合を検知。

暖房能力が落ちてきて除霜(霜取り)が必要と判断すると勝手に除霜モードに突入。

この除霜時にエアコンはなんと冷房運転をするんですよ。

それは暖房とは真逆のヒートポンプとなり、室内の熱を室外機の熱交換器へと運ぶこと。

霜を温めて溶かして排出、さらに水分を蒸発させます。

当然ながら冷房運転なので室内機からは冷たい空気がゆらゆらと降りてきます。
(ふつうこの時は室内機の送風はしません)

あれ?なんか寒いなと思ったら除霜モードで室内機の運転ランプなどが点滅してるかもしれません。

昔のエアコンだと「プッシュー・・・・」なんて音がして「あ、除霜がはじまった」って気づいたもんでしたが最近は音がしませんね。

そして雪の日はとくにこれが頻繁になります。

低温で湿度が高い環境では霜が付きやすいわけです。

場合によっては30分に1回とか、部屋の温度が上がる前に除霜になり室温が低下。

それを繰り返してなかなか暖まらないなんてことも。

エアコンの暖房能力が部屋の大きさに対し小さいと特に厳しい状況に。

除霜時の対策としては補助の暖房器具を用意しておくといいです。

瞬時に使用できるものがよいかもしれません。
(私はカセットガスのストーブを使用しています)

除霜が始まったところで点火すれば部屋の温度低下を防ぎ、除霜時間の短縮にもなる可能性があります。

Katoairconservice_mark160

2020年1月22日 (水)

エアコンに無線LAN標準搭載になる?

無線LANマーク

エアコンは毎年なんらかの進化を遂げてきました。
いまでは無線LANを通じてスマホで操作できる機種も多くなっています。

その昔、エアコンがまだクーラー(冷房専用)と呼ばれていた時代。
リモコンなどなく本体に付いた押しボタンやロータリー式等のスイッチで操作していましたからかなりの進歩です。

インターネットが普及し環境も整った現在、スマホから屋内外問わずどこからでも操作が可能となっています。

これは現代の生活スタイルにも合致した運用方法といえ、離れて暮らす老親のためであったり、留守番をしている子供や家族、また飼っている動物などのためと様々なシーンで活用できます。

この便利な機能、多くの場合エアコンで使用するにはオプションパーツとして別途その機器を購入し取り付けなければなりません。

パーツの取り付けにはある程度の知識と手間を要するので業者に依頼することになります。

これではあまり普及しません。

ところがあるエアコンメーカーでは全部ではないようですが多くの機種に標準搭載し発売するとのこと。
これはかなり注目を集めそうですね。

他のメーカーも追随するかもしれません。

しかし・・・

無線LANを用いたエアコン遠隔操作の運用には問題も潜んでいます。
それらは今後普及が進むにつれて明るみになってくるでしょう。

他のメーカーがどのような対応にでるか楽しみですね。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

2019年2月 6日 (水)

雨が降ると暖房が効かない・・・

今回は女装モード・・・じゃなくて除霜モード(除霜運転)の話。

エアコンで暖房を使っていると突然「プシュー・・・」、あれ壊れた?温風どころか冷たい空気が室内機からゆらゆらと降りてきて部屋が寒くなります。
これが除霜運転。(霜取り運転とかディアイサーが働くともいいますね)

このブログを書いている今日は雨で気温も上がらずエアコンの暖房を使用している家庭も多いのではと思います。

でもこのような日に限って暖房があまり効かないなんて経験はありませんか。

そもそもエアコンはヒートポンプと呼ばれるように熱を冷媒に載せ移動させ冷房や暖房などをしています。

この寒い外気から熱を奪って室内に運ぼうというのですからムリがあります。

暖房時はただでさえ熱を汲み上げることが困難なのに加え、室外機の熱交換器が冷たくなり零度以下まで下がってしまうため雨や雪が降っていると空気中の湿度で結露、凍結します。

そうなるとますます熱を汲み上げることが難しくなり本体側で“氷を融かせ”と除霜運転が始まります。

除霜は氷を融かしたら終わりではなく、流れず付着した水分も蒸発させないとそのままではまたすぐ凍ってしまうため熱交換器を温めて行います。

室外機の熱交換器を温めるということは・・・勘のいい人は気づきますよね。そう“冷房運転”するんです。

「プシュー・・・」という音は冷媒の流れを冷暖房切り替える四方弁(四方切替弁、四切弁)が作動したときにガスが勢いよく流れる音。
機種によっては音がしないようになっているものもあります。

ということは除霜中は当然のことながら室内から熱を奪って室外機で放熱することになります。

せっかくある程度まで暖房が効いてきたところでいきなり冷房運転。およそ10分程度で終わりますがその間に室温は下がって「あれ?なんか寒い」と。

室内機の風はその間止まる機種が多いのですが、それでも冷たく重い空気が降りてきて足元からひんやり。

なかでも部屋の広さに合わない小さな能力のエアコンを付けていると頻繁に除霜モードに入りちっとも暖まらないということもあります。
設定温度に到達する前に除霜が始まってしまい室温低下→復帰して暖房運転開始、そしてまた設定温度に到達する前に除霜運転と繰り返す最悪の極寒パターン。

室外機に雨が直接あたる環境ではさらに頻度が高くなることも考えられますね。

部屋や環境に対して十分な能力があれば先に設定温度に達してパワーも落ちるため除霜運転を回避できる可能性が高くなります。

今は昔のエアコンよりは効率が良くなり、住宅の断熱性能とあいまってディアイサーが働く頻度も減っています。なのでたまに除霜になると余計に故障と思われるかもしれません。

メーカーも室温低下を緩和するいろいろな方法を採用しているようです。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/