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エアコン修理作業

2026年10月13日 (火)

複数個所の水漏れ(その1)

さて今回は室内の配管化粧カバーと室外機周りの水漏れ問題にお悩みのお宅へ点検修理に伺います😊

場所は横浜市内にあるマンション。

まずはマンションでは定番となっている室内の配管カバーの水漏れから
室内配管カバーからの水漏れ
お客さんに漏れる量や水滴が落ちるテンポなどをお聞きすると配管結露のようです。

漏れ出る部分のカバーを開けます。
配管カバー内部の冷媒管は断熱補強されていた
内部の冷媒管は断熱補強されていました。

以前にも配管結露が起きたとのことで他の業者さんで補強したものでしょう。

しかしその後も水漏れは止まらず。

開けたところを近くで見ると
配管カバーに水が溜まっている
水が溜まっています。

この部分のカバーを開けると
配管カバーを開けると水がたくさん落ちた
一気にたくさんの水が落ちました。

冷媒管だけでなくドレンホースも
ドレンホースにもたくさんの結露水
大量の結露水。

その主な原因はいつものおなじみ
配管穴のパテ埋め不足
配管穴のパテ埋め不足です。

ここから屋外の湿った温かい空気が配管カバーの中へ流れ込むのでいくらパイプを断熱補強しても無駄。

それとドレンホースにあれだけの結露水が着いた原因は
ドレンホースにたるみ
ドレンホースがたるんでいるから。

ここに室内機の熱交換器から出た冷たいドレン排水が溜まってドレンホースの表面温度を余計に下げてしまうためです。

またこのようなたるみがあると内部は次第に雑菌によるスライムのようなドロドロ状態になり最後は詰まって室内機から水漏れを起こします。

たるみをなくし下り勾配に修正。
ドレンホースを外へと下り勾配に修正
本来こうした細かなこともエアコン設置業者がするべきですが。

それと配管穴の中
配管穴の中のドレンホースに勾配がとれていない
ここもドレンホースが手前で一番下あたりに位置しているのでおそらく穴の中で逆勾配(上り勾配)になっています。

この配管穴の中の勾配も施工業者は見落としがち。

しかも施工後での修正はままならない。

できる限りですがドレンホースの端材を入れて
ドレンホースの端材で勾配をつける
少しでも勾配を付けます。

あとはすき間をなくすようにパテ埋め
すき間をなくすようにパテ埋め
パイプの間などへも押し込むため終わった後に指を見るとどこかしら切れてます😅イテテ・・・

カバーを元通りに
配管カバーを元通りに戻した
次は外側へ。

こちらも配管カバーされています。
外壁側配管カバー

開けました。
パテはすき間だらけ
パテはすき間だらけです。

下側は
パテで十分に塞がれていない
塞がれていません。

反対側も
パテにすき間
同様。

本来あるべき機能はしていません。

埋めなおしました。
パテを埋めなおした

下側
すき間のないようパテ埋め
電線との間も押し込みます。

反対側
パテ埋め
奥まで押し込みました。

これだけではパテが硬化してすき間ができるかもしれません。

そこで表面をコーキング
パテの表面をコーキング
パテの硬化とすき間を防止できます。

カバーを戻しました。
配管カバーを付け戻した。
これで外気の流入量を少なくでき室内の配管結露も減ります。

なおパイプは断熱されていても冷たくなるので完璧に配管結露をなくすことはできません。

多少の結露であれば表面に着くだけで漏れ出ることはなくなります。

今回はここまでで次回室外機周りの水漏れ点検修理の模様をアップする予定です😊

Katoairconservice_mark160
https://aircon.la.coocan.jp/

2026年10月 9日 (金)

室内カバーの中は真っ黒

都内にある高層マンションの一室で室内の配管カバーからの水漏れ点検に伺いました😊

こちらが到着時の状況
室内配管カバーからの水漏れ点検を行う
漏れる水をビニール袋で受けています。

漏れ方や量をお聞きすると内部の配管結露の可能性大。

配管カバーを開けてみましょう。
室内の配管カバーを開けた
あららパイプが真っ黒ですね😅

カバーの内側もこのとおり
カバーの内側も真っ黒
真っ黒です。

その原因は
パテがしっかり埋められていない
パテがしっかり埋められておらず隙間があるためです。

ここから屋外の排気ガスなどの粉塵が吸い込まれて時間をかけてこのようになったことがうかがえます。

数年前にも水漏れして他社にてパイプの断熱補強をしてもらったそうですが
結露を起こす配管
それだけでは外気がパテのすきまから常時吹き込んでくるため配管結露はどうしても多くなります。

周囲の壁もカバーから漏れ出る外気で少し黒ずんでいました。

24時間換気システムが作動していることやキッチンの強力な換気扇で室内は屋外に比べいつも負圧になっているためです。

とくに建物が大通りに面していたりすると排ガスの影響が強くなります。

新しいパテですきまがないように埋めなおしました。
パテを埋めなおした
とくにパイプとパイプ、電線との間もできる限りパテを詰めます。

周囲が黒いので新しいパテもところどころ黒くなってしまいます😅

外側も同じようにパテにすきまがあるはずなので点検します。
外側のパテも点検する
こちらもカバーが付いています。

開けると
パテにすきま
やはりこちらも同様に表面はパテが付いていますがパイプ間などは埋められていません。

曲げられたパイプの内側は埋めようとした気配すらない状況
パテが埋まっていない
外気が入りホーダイです。

こちらも硬化した古いパテをはがして新しくします。

可能なかぎりパテを隙間なく押し込んで
パテを埋めなおして表面にコーキング
表面はコーキングして隙間防止。

カバーを戻します。
配管カバーを戻す

室内の配管カバーは作業している間に洗っていただきその後取り付けました。
内側の配管カバーも元通りに戻す
外気の流入がほぼなくなったことを確認。

その他に水漏れがないかドレン排水テストも行います。

排水は正常に屋外へ流れ出ましたが・・・

室内機からポンポンポンポン・・・と音が。

ドレン管に取り付けられている音止め用の逆止弁が汚れているようです。
ドレン用逆止弁
お客さんに掃除方法を説明して洗っていただいたのですが弁の動きが渋く、開きっぱなしになっていました。

これでは音は消えません。

そこで作業車にあった新品の同じ逆止弁と交換。
逆止弁
弁の動きは良好、音は消えました😄

しかし逆止弁を定期的に掃除しなければならないことはご存知なかったようで。

その必要性をエアコン取り付け業者が説明しないことが多い、というかほとんど説明しないようです。

これが詰まると室内機から水が出て部屋が水浸しになるので付けているお宅はしっかり掃除してくださいね。

そのときに弁の動作も確認するのがよいです。

これにて点検および補修の作業が完了です😊

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2026年10月 5日 (月)

エアコンが漏電

エアコンが漏電して漏電遮断器が作動したという点検依頼をいただきました😊

コンセントにエアコンのプラグを差し込むだけで漏電遮断器が落ち、家の電気が全部消えてしまうとのこと。

先日も漏電点検がありましたがそのときは虫の影響でしたね。

さて今回は・・・

場所は横浜市内の一戸建て。

現地に到着しさっそく点検を開始。

あ~ハイハイこの機種ですね~(側面カバーは点検のため外しました)
室外機で漏電点検開始
みただけで漏電箇所の見当は付きました。

ここは室外機の端子台
室外機の端子台
つなぎ方があまりよくありませんがここには漏電はありません。

ここでまず現在も漏電しているか計測
絶縁抵抗計の針は0Ω
絶縁抵抗計が0Ωを指して漏電中です。

室外機の天板と前面のグリルを外して中にある回路図を確認。
回路図
黄色〇の部品(膨張弁)があやしいと踏んでいます。

その弁につながるコネクタを制御基板から外します。
制御基板からコネクタを抜く
これで先ほどの膨張弁が電気的に縁が切れました。

端子台で再度絶縁抵抗を測定。
絶縁抵抗計で測定
25MΩあたりまで抵抗値が上昇し正常になりました。

ここで「え?抵抗は無限大になるのでは」と思われるかもしれませんが新品のエアコンでも無限大にはならないんですよ。

見当をつけていた部品(膨張弁コイル)でしたので点検は簡単に終わりました😄

お客さんへなおす費用(部品交換)を伝えて修理することに。

すぐに部品を注文したところ、メーカーのサービスステーションに在庫有とのことで引取りに行き、あくる日に修理に再訪問しました。

やはりサービスステーションのあるメーカーはこういうときに強いですね。

近頃は注文して後日に配送されてくるメーカーが増えてそのぶん修理までに時間がかかるようになりました。

箱に入った部品。
箱に入った部品
膨張弁コイルと呼んでいますがメーカーの商品名は制御モーター。

冷媒の流量を制御するコイルだからです。

室外機の外板を全部外して
室外機の外板を外した
黄色〇のあたりに交換するコイルがあります。

吸音材をめくると
漏電している膨張弁コイル
漏電している膨張弁のコイル出てきました。

結露防止の断熱テープで覆われていましたがコイルを外すためにすでに破きました。

そして交換後
膨張弁コイル交換後
断熱テープは必要ありません。

これは外したコイル
外したコイル
回転する弁を覆っているステンレスの筒と接触するためかだいぶサビついてます。

ドーナツのような形状で
外したコイルはドーナツのような形状
穴が開いています。

新品のコイルは
新品のコイルは上部がモールドされている
上部がモールドされていて断熱テープを貼らなくてもよくなっています。

このように部品などはちょこちょこ改良されます。

コイルを室外機側の弁へ取り付けるとステッピングモーターとして弁が動くようになり水道の水栓のように開けたり閉めたり電子制御で冷媒の流量をコントロールします。

コネクタを制御基板へ差し込みます。
コネクタを制御基板へ差し込む
基板には英語でエキスパンションバルブと書いてありますね。

膨張弁は呼び名が他にも減圧弁、制御弁などとも呼ばれます。

膨張というとピンときませんが、コンプレッサーの圧縮と真逆の動作をする冷媒を減圧膨張をさせる弁なのです。

上でも触れましたが流量制御という役割も。

車のエアコンでは英語でエキスパンションと呼ぶ方が多いようです。

ついでに端子台の電線のつなぎがいまいちなので直しました。
端子台の電線のつなぎをなおした

外板をすべて元通りにして
室外機の外板を元通りに戻した
室内へ入り確認のため絶縁測定。

正常な抵抗値なのでコンセントにプラグを差し込み運転開始。

これで漏電遮断器が作動することはなくなりました😊

今回は部品劣化での漏電でした。

その中でも修理費用が安い部類だったのが幸い。

これがコンプレッサーだったりするとかなりの高額でエアコン本体の買い替えになることが多いでしょう。

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2026年9月28日 (月)

問題は水漏れだけではなく・・・

またまた室内配管カバーから水が漏れるという点検依頼が入り訪問しました😊

場所は横浜市内にあるマンション。
配管化粧カバーから水が漏れる
カバーの継ぎ目から漏れ出てくるそうです。

とくに今年は雨が多いので湿度が高いためかあちらこちらのお宅でこの症状がでていますね。

配管カバーを開けてみます。
配管カバーを開けた

近くで見ると冷媒管が結露していました。
冷媒管が結露している
今回の水漏れもカバーの中を外気が流れ込み結露量が増えたことが原因のようです。

それより気になったのがココ
ドレンホースが持ち上がっている
排水用のドレンホースがカバーの中で持ち上がっていますね。

これではそのうちホースが詰まって室内機から大量の水漏れが起きます。

せっかく配管カバーに勾配を付けてあるのにこれでは意味がありません。

外へとつながる配管穴の部分のカバーも開けます。
室内側の配管穴は埋められていない
穴が埋められていませんでした。

手をかざすと外から入ってくる風を感じます。

まずは室内側をしっかりパテ埋め
室内側配管穴をパテ埋め
これだけで外気流入をかなり防ぐことができます。

つづいて外側のカバーも開けます。
外側のカバーを開けた
やはりパテがすき間だらけになっています。

パイプの断熱材はエアコン設置後しばらくすると多少縮むためすき間ができることがあります。

しかしこれはパテ埋めのしかた自体に不足があり、そもそも隙間があった状況です。

古いパテをはがしました。
古いパテをはがした
穴にフタを付けるときに使用する黒いパッキンがつけたままですね。

これによりすき間ができたりするので外しました。

パテをできる限りすき間をなくすように詰めて
パテとコーキングで穴を塞いだ
ハガレなどを防止するためにコーキングを表面に塗布しました。

カバーを戻して
配管カバーを戻して処置完了
処置完了😄

これで終わりではなく気になっていた室内カバーの中のドレン勾配を修正
ドレン勾配を修正
ドレンホースの端材で上から押さえました。

勾配を修正しても室内機からの横引き配管が長く、窓を閉め切って換気扇を回すとドレンからポンポンやコンコンという音が出る可能性が高い状況です。

でもドレンホースには(外部室外機の後部)
ドレンの音止め逆止弁がついている
音止めの逆止弁が付いているので大丈夫でしょう。

窓を閉め切ってキッチンの換気扇を強く回していただき・・・

試験水を流してみると「コンコンコンコン・・・」

あれれ?音が出ちゃった🤔

付いていた逆止弁があやしいので外してみます。
つけてあった逆弁を外した
なんだか見たことがないタイプ。

弁の形状がよくわからないので中を覗きます。
逆止弁がだめになっている
すき間ができていて逆止弁としての機能がなくなっていました。

どうもこの中の弁、軟らかいビニールのような材質のようです。

別室のエアコンに使用されていた不要になった弁に交換。
逆止弁を新品に交換した
加えて弁の掃除が困難な設置がされていたためカバーの蓋を開けることでホースを引き出せるように加工しお客さんに脱着方法も説明。

こんどは試験水を流しても音は出なくなりました。

今回は水漏れだけではなくドレンの不具合修理も加わりましたが無事作業完了です😊

お客さんは逆止弁が付けられていることを知らなかったそうです。

「ドレン勾配を確保したが音が出た」から逆止弁を付けたのではなく、はなからドレン勾配の確保をせずに音が出るのをごまかすために付けていくエアコン設置業者が多いように思います。

逆止弁は定期的に掃除をしないと詰まって室内機から大量水漏れを起こす原因にもなります。

そのことをお客さんに伝え、付属している取り扱い説明書を手渡すべきでしょう。

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2026年9月24日 (木)

劣化した室外機の台を交換

「室外機の台がつぶれそうになっているので交換を」という作業依頼をいただきました😊

現場は都内にあるマンションのベランダ。
室外機と置台
室外機を載せている台がかなり傷んでいます。

アップでみると
劣化した室外機の台
ガムテープで補強もされたようですがいまにも潰れそうです。

太陽からの紫外線でこのようになったと思われますが、ここまでひどくなるのはめずらしいと思います。

建物が大通りに面していることからもしかすると車の排ガスなども加わって劣化が早まったのかもしれませんが。

その他にはこの台の樹脂の材質が関係している可能性も考えられます。

当店で使用している樹脂台ではここまで劣化したのは見たことがありません。

ということで新しく用意したのは同じく樹脂ではありますが
用意した室外機の置台
普通のものより強度が高く、ボルトで室外機と固定するタイプ。

それと道具としてジャッキを持ってきました。
ジャッキ
室外機をこれで持ち上げて台を入れ替えます。

ひとつ気がかりなのは室外機につながったパイプにあまり余裕がないこと。

そこで壁の配管カバーを開けました。
室外機と配管
新しい台は劣化したものより3~4cm程度高くなるためムリに室外機を上げると排水管の勾配が崩れたり、配管カバーや冷媒管に負担がかかってしまいます。

室外機底部にジャッキをあて少しずつ持ち上げながら
ドレン管と冷媒管
冷媒管の曲がりを修正しドレンが持ち上がらないように作業。

奥の配管カバーの変形ははじめからなので気にしないでくださいね。

変形した部分に冷媒管のつなぎ(接続部)があるようで太くなっているためにきっちりしまらないようです。

ジャッキを少し上げては配管修正を何度か繰り返し
室外機の台を交換した
無事に交換できました😄

最後に室内機からドレンの試験水を流して問題はなく作業終了です😊

状況によっては室外機を一旦取り外すことも想定していましたがそこまでせずに済みました。

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2026年9月 7日 (月)

室内カバーの周りが黒くなる

マンションの室内に設置された配管化粧カバーの周囲の壁が黒くなるという点検依頼をいただき訪問しました😊

状況はというと
配管化粧カバーの周囲の壁が黒ずむ
床付近にある配管穴にかぶせてあるカバーの周囲が少し黒ずんでいます。

掃除されてある程度きれいにはなっていますが。

それではカバーを開けてみましょう。

しかし「あれ、外れない、どーなってんだこれ?」初めて見るタイプのカバーで開けるのにちょっと手こずり😅

配管穴のところだけ外そうとしましたが複雑な噛み合わせとなっており別のところまで一緒に外れました。
配管カバーを開けた
あらまー、壁もパイプもずいぶん黒くなってますね。

これは屋外から入ってきたホコリや排ガスによるものです。

マンションは気密性が高く、四六時中換気が作動しているので配管穴がしっかり塞がっていないとこうなります。

拡大すると
パイプと配管穴
室内側の壁の穴は埋められていませんでした。

それとこれは別件になりますがドレンホースが屋外用のもので断熱もされていませんね。

これでは冷房や除湿を使っているとホースが結露してカバーから水漏れを起こします。

取り付け工事した人がそれを認識していないか、材料節約のため手を抜いたか・・・

しかしこのエアコンは使用頻度が低く水漏れ問題は現時点で起きていないとのこと。

であれば今回はそのままにしておきましょう。

穴を覗くと・・・
室内側から配管穴を覗くと外が見える
外が見えてるよー😆

これじゃ黒くなるのも当然。

なお見えているのは室外機の背面です。

また、室内の壁(石膏ボード)と躯体(コンクリート)の間には空間があるためそこからも流入する恐れがあります。

お客さんに壁などをお掃除してもらってからパテ埋め
室内側の穴をパテ埋め
これだけでもかなり改善されます。

では次に外側へ(室外機の裏なので上から見ています)
外壁側の配管穴を上から見る
あれ、2つパイプが出てますね。

右が今回依頼のあったエアコンの配管穴。

左は別室のエアコンです。

室外機と壁の間にカメラを入れて配管穴を撮影。
パテがはがれてなくなっていた。
パテがはがれてなくなってますよ~😆

ついでに別室のエアコンのほうも
パテが一部なくなっている
あらら、こっちも一部パテがはがれ落ちています。

パテがどうして落ちたのかは不明ですが。

両方とも古いパテをはがしてから新しいパテで埋めなおして
外壁の配管穴をパテ埋めしてコーキング
その上にシーリング材を薄く塗ってパテの硬化とはがれを防止。

室内の配管カバーを元通り戻したら作業終了😊

こうしてみると穴埋めの仕方も重要なことがよくわかると思います。

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2026年7月21日 (火)

配管カバー水漏れ補修

マンションで室内に通るパイプにかぶせてある配管カバーから水が漏れるという点検、修理依頼をいただきました😊

この時期になるとこの症状があちらこちらで出ますね。

ではまず点検から
配管カバーから水が漏れる
カバーの端末下から漏れ出てくるそうですが

開けてみると
配管カバーを開けてみる
やはりパテに隙間があります。

ここから高温多湿の外気が入りパイプを結露させている可能性が出てきました。

それとホコリの排出ホースがあるのでこのエアコンにはフィルター自動掃除のホコリ排出機能が付いてますね。

全体を開けてみました。
カバー全体を開けてみた
冷媒管の接続部がボコボコとしています。

近くで見ると
断熱にナットの形が浮き出ている
断熱材がつぶれ、接続用ナット(フレアナット)の形が浮き出ています。

これでは結露が多く発生してしまうことでしょう。

このエアコンは別の場所から移設されたものでその時の引越し下請けエアコン工事屋さんが施工したものとのこと。

移設などでテープが巻きなおされると断熱材は痩せてしまい断熱効果がなくなっていきます。

このエアコンは冷房能力が6.3kW(20畳用)で汎用の断熱材で補強しようにもパイプ(銅管)やナットが太く融通がまったく利かないほど硬化が進んでおり、それに加えホコリ排出ホースもあるためほぼ不可能🤔

無理して断熱するとカバーがハマらなくなります。

さてどうしたものか・・・

在庫している薄めの断熱テープで巻く方法も考えましたが冷媒管用ではないので熱に弱く、暖房時に銅管が高温になった際にはつぶれたり溶けたりしてしまいます。

ここでいつも行っている資材店(空調・冷凍専門店)へ耐熱性のある断熱テープがあるか電話。

1軒目は「そういうものはありません」とのこと。

残念やっぱりないか・・・

あきらめずもう1軒へ電話すると「ありますよ」と返答あり。

見積もりを出して施工することになりました😄

取り寄せた断熱テープ
断熱テープ
黒くていかにも耐熱性がありそうです。

断熱の薄くなった冷媒管接続部に巻くように貼り付けました。
断熱テープを冷媒管接続部に巻いた
断熱性能も割と高そうです。

加えて防湿テープをその上に巻き、
防湿テープも巻いた
穴のパテは配管同士のすき間をなくすように埋めてカバーを閉じていきます。

外気が入ってくるのは外側の穴埋めも関係しているのでそちらも処置します。
外側の配管カバー
カバーにはホコリの排出口が付いています。

ここからフィルター掃除のホコリが吹き出します。

ですが・・・

カバーを開けると
ホコリ排出ホースにダンパーがない
逆流や虫の侵入を防ぐダンパーがありません。
(つけてあった穴のパテは外しました)

しかもよく見るとホースが排水用のドレンホースに変わっています😆

長さが足りなくて余ったドレンホースを使って施工してしまったようです。

ホースは
ホースにホコリが詰まっている
ホコリが詰まってすでに排出できない状況になっていました。

外したカバーを見ると
カバーに網が付けたまま
網が付けたままになっていました。

この網は換気機能付きエアコンのときにつけたままにするもので、ホコリの排出用に使用する場合は外さなければなりません。

そしてホース端末にはダンパーを付ける必要があります。

網があるためホコリが溜まってホースまで詰まったことが考えられます。

またホースを細くしたことも悪化させた要因でしょう。

この状態ではホコリ自動排出はすでに機能していません。

これからフィルターは手で掃除していただくようお伝えしました。

穴を埋めました。
穴をパテ埋めしてコーキング
できる限り隙間がないようにパテ埋めしてコーキングで補強。

カバーを戻します。
カバー取り付け

内側のカバーも元通りに
カバーを元通りに戻した
これで様子を見ていただくことになりました😊

室内の配管化粧カバーが一般的になったのはマンション建設ラッシュが始まった頃だと思います。

モデルルームでエアコンのパイプにカバーがされ綺麗な仕上がりを見て皆がそれを希望するようになったわけですが。

どうしても水漏れやパイプのカビの発生が多くなります。

室内はカバーをつけずテープ巻き仕上げのほうがこういった問題は起きにくいのですが・・・

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2026年3月26日 (木)

配管結露の補修工事その③

つづいて残りの電気関係の補修を行います😊

配管結露とは関係ありませんが安全確保のためです。

直すのは電源とアース。
電源とアースの接続を直す
このエアコンは電源が室外機に直結されるタイプ。

ふつうのルームエアコンとは逆に室内機の電源は室外機側から供給するようになっています。

そのため室内機に電源プラグはありません。

アースは室外機内部にある制御基板用のアース端子につながれているのでねじも小さくちょっとムリがあり本来接続するところではありません。

ではどこに接続するべき端子があるかというとこちら、
室外機のアース端子
本体の下の方にあります。

すぐ下にアースのマークも見えますね。

余談ですがさらにその下には冷媒を室外機に回収するポンプダウン時の重要な注意事項(警告)が書かれています。

ポンプダウンの手順を守らずエアコンの撤去をしてコンプレッサーが爆発した事故の記事をみたことがあります。

そのときの画像には室外機が一部を残して吹き飛んでしまった様子が出ていました。

ある条件が揃うと爆発や破裂が起きる可能性があるのです。

さてそれではアース線を正規の端子に接続するため電線を延長します。
アース線を圧着接続し延長
室外機から電線を外して圧着接続しました。

緑色の電線を使って延長します。

絶縁キャップをかぶせて
接続部に絶縁キャップを被せた
空きスペースへ収めます。

先端をアース端子に接続。
電線をアース端子に接続
これでアースはばっちり😄

つづいては電源。
電源の接続を直す
端子を緩めて抜くとこのように先端はまっすぐ棒状のまま。

この形状で端子台のねじを強く締めこむとねじが曲がってしまいます。

また接続も緩みやすく、外す際もスッと軽い力でねじが緩みました。

その電線をよく見ると
電線に深いキズ
何を使って皮を剥いたのかわかりませんが深いキズが。

これ電気工事士の実技試験で落ちます。

電線に曲げの力が加わった際に傷の部分から折れてしまうことがあるため。

電気工事士であればこのことは基本中の基本ですね。

施工した人は電気工事の資格がないのかもしれません。

その部分は切り落として皮をむいてリングを作りました。
電線を曲げてリングを作る
これも電気工事士であればできるのがあたりまえ。

端子台にしっかり接続。
電源端子台に電線を接続
このときリングの方向はねじを締める向きと同じ右巻きになるようにします。

これで一通り補修が済んで、あとは冷媒管内を真空引きしバルブを開放。

外していたカバーを取り付けて
補修工事が完了
工事は終わりました。

あとは動作等をチェック。

排水試験は問題なし。

当然ですが吹き出し温度の測定結果は作業開始前と同程度でした。

これにて作業完了です😊

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2026年3月23日 (月)

配管結露の補修工事その②

前回に続き、もう1台の補修工事を行います😊

間仕切りをはさんで右側の部屋の配管です。
室内機と配管
右の室内機はほとんど使用されていないそうです。

マルチって室外機の能力が大きいので室内機を1台だけで運転するとその室内機の能力以上に冷暖房が効くんですよね。

たぶんそれで右側の1台はほとんど使用されないのだと思います。

ジャバラのカバーを切り取りました。
ジャバラの配管カバーを切り取った
こちらも同じくドレンホースに断熱がありません。

でも使用頻度が低いだけあり結露も少なかったとみえカビや汚れの付着はありません。

こちらも室内側のパテ埋めがされていません。

外側のカバーを開けると
外壁側のカバーを開けた
パテは「一応埋めました」てな感じです。

ここから下へさがって
ドレンホースがカバーの中で持ち上がっている
90度曲がって横引きされてますがドレンホースも一緒に向こう側へ配管されてカバーの中で持ち上がっています。

これではホースの中に水が溜まったままになるので室内機からポコポコ音が出たり、しまいには詰まって水漏れしたりします。

ここも直すことにしましょう。

まずは室内側を断熱ドレンホースに交換。
断熱ドレンホースに交換
冷媒管の位置などを修正してドレン勾配を確保します。

外側に出て配管カバーの90度曲がりの部品の下面にドリルで穴を開けます。
配管カバーにドレンホースを通すための穴を開ける

そこからドレンホースを通して
配管カバーに開けた穴からドレンホースを出す
真下へ出します。

ドレンホースを室外機に結束バンドで固定。
ドレンホースの配管

外側の配管穴をパテとコーキング。
配管穴をパテとコーキング

内側も隙間なくパテ埋め
パテ埋め
前回行った左側の部屋と同様、穴にスリーブ(ツバ)がないので外側をいくら埋めても壁内の空間から高温の湿気た空気が流れ込んでくる可能性があるため室内側もしっかり埋めないといけません。

ジャバラのカバーを戻して
2台の結露に関する補修作業が完了
2台の結露に関する補修まで完了です😊

次回、電源とアースを修正する作業をアップ予定です。

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2026年3月20日 (金)

配管結露の補修工事その①

1月にアップロードしたこちらのお客さん宅へ補修工事に伺いました😊

内容が長くなるので今回はその①です。

室内機は2台、部屋は別ですが並んで設置されています。
室内機と配管
ここに見える配管カバーの中のパイプが結露して水が漏れ出てくるのでそこを主に補修します。

そのほか室外機の電源やアースの接続も直す予定です。

室外機はマルチ(MULTI)
室外機はマルチ
2台の室内機はこの室外機に接続されているマルチエアコン。

作業を始めていきますがパイプに余裕がないのが困りもの。
パイプに余裕がない
室外機につながっているパイプは銅管(冷媒管)で作業中にもし接続部が切れたりすると冷媒とオイルが噴出して大変です。

排水ホースを一部差し替えするので冷媒管の融通が利かなければ施工が困難な場合も考えられます。

そのため冷媒を室外機に回収(ポンプダウン)し漏れ出ないようにし、状況によっては冷媒管を一旦取り外すことも想定して修理見積もりを出しています。

ポンプダウンのため室外機のバルブカバーを外すと
マルチの冷媒管接続部
冷媒管の接続部があります。

しかし普通のルームエアコンにはあるはずの冷媒の開閉バルブがここには見当たりません。

下の方にありました。
室外機のバルブ
これを順番に操作し室外機本体内のコンプレッサーの力で冷媒を回収します。

この機種は室外機内のスイッチで運転操作しポンプダウンするタイプ。
室外機のスイッチで運転操作
スライドスイッチをCOOL(冷房)モードにして、上にある押しボタンスイッチでONとOFFをおこないます。

5分ほどかけてポンプダウン終了。

念のためサービスポートから管内の状況を調べると負圧になっていたので冷媒はしっかり回収されました。

パイプの補修作業へ進みます。

まずは左の部屋(A室)から。

ジャバラ状のカバーの裏表を回転させて、
ジャバラ状の配管カバーをハサミで切る
背面をこちら側に向けてからハサミで切ります。

ハサミと言っても薄い金属も切れる強力なもの。

回転させたのは内部のパイプ類を傷つけないためです。

カバーを外しました。
配管カバーを外した
中には冷媒管、ドレンホース、電線が収まっています。

ドレンホースは
ドレンホースが黒ずんでいる
かなり黒ずんでますね。

結露してカビや排ガス汚れなどが付着したものと思われます。

屋外用のホースなのに断熱材が巻かれていません。

ここからの結露水がカバーから漏れ出ていたのでしょう。

ホースを抜くと
ドレンホースが接着接続されていた
接続部に接着剤の跡が。

ここは接着するものではなく、エアコン工事を知らない人がよくやる行為です。

接着剤のカスを取り除いて
断熱ドレンホースに交換
室内用の断熱ドレンホースに付け替えました。

それと冷媒管の接続部には
冷媒管接続部に防湿テープを巻いた
防湿テープを巻いて補強しました。

ここで一旦外側へ。

既設のドレンホースへ通した断熱ドレンホースを接続するため
断熱ドレンホースに接続パーツを接着
断熱ドレンホース側に接続パーツを接着しました。

しばらくそのまま置いてから既設のホースへ差し込んでテープを巻き固定。

室外機から冷媒管を外さなくてもなんとか断熱ドレンホースを通すことができました😄
(これで見積もりより安くできますね)

カバーの中に収めて
パテ埋めとコーキング
パテ埋めしてコーキングで補強。

カバーを閉じて再び室内へ。

こちらもパテ埋め
室内側の配管穴を念入りにパテ埋め
特に室内は念入りにパイプや電線同士の隙間も埋まるようにしました。

ここから屋外や壁内の空気が流入すると配管カバー内部のパイプ結露が増えるためです。

配管カバーを戻して
配管カバーを元通りに
ジャバラを切ったことで開いてしまうのを防止するため結束バンドで固定しました。

次は右側の部屋ですが長くなるので今回はここまで😊

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