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エアコン工事作業

2026年9月 4日 (金)

配管穴の中もドレン勾配

エアコン(新品)の取り付け工事の依頼をいただき訪問しました😊

場所は横浜市内のマンション。

室内機の設置場所はこちら
室内機設置場所
すぐ左にはエアコン用コンセント、そしてその下に配管穴があります。

壁がフラットなので工事は簡単そうにみえますね。

しかしだからといって油断はできません。

まずは据付板を取り付けます。
据付板を取り付け
壁は石膏ボードの裏に合板が入っており、ねじで固定しました。

窓には障子戸がありカーテンレール等はないので下寄り(窓枠寄り)にして、室内機と天井との間隔を開け掃除のしやすさや吸気効率を良くする位置にしました。

室内機を掛けて冷媒管を外から通します。
室内機を掛けて冷媒管を外から通した
室内機から左に配管する場合は冷媒管の接続位置は本体の背面になります。

寸法を測りながら冷媒管を曲げていきます。
冷媒管を曲げた
銅管なので折らないように・・・

穴付近の曲げは手前に大きく膨らませています。
穴付近の曲げは大きく膨らませている
理由は後ほどわかります。

冷媒管を室内機と接続し断熱したら
ドレンホースを配管する
ドレンホースを延長して冷媒管にビニルテープで固定していきます。

固定が終わりました。
配管
このようにドレンホースが配管穴の中で下に位置するのがわかると思います。

これが先ほど冷媒管を大きく膨らませて曲げた理由です。

もし冷媒管を単に90度に曲げただけだとドレンホースが配管穴の入り口付近で穴の底部に付いてしまいます。

そうなると配管穴の外壁側出口までにドレンの勾配が水平もしくは逆(上り勾配)になってしまいポコポコ音の発生や後に詰まって水漏れなどを起こす原因となります。

少しでも入り口付近のドレンを持ち上げて外部出口までに下り勾配を確保するためでした。

このようにエアコン工事は先を見越して今をどうするか考えながら施工する必要もあります。

パイプをテーピングして
パイプをテーピング
浮かしていた室内機を定位置にセット。

アース線を接続したら室内の作業は完了です。

工事完了後
エアコン取付完了後の室内機とパイプ
本体から左に出たパイプが水平のように見えますが・・・

ちゃんと下り勾配にしています。
ドレンは下り勾配
わかりやすくするためにライトを上に乗せましたが必要なかったようですね😅

試運転も問題なく作業完了しました😊

ポコポコ音の発生や水漏れを起こすエアコンでは配管穴の中のドレン勾配が逆になっているものを多く見ます。

エアコン工事を本業とする者にはそれらに対する配慮や技術も必要なのだと思います。

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2026年9月 1日 (火)

エアコンを付ける設備がない

マンションにて配管穴やエアコン用コンセントがないという部屋へエアコンを取り付ける工事の依頼をいただきました😊

工事が可能か事前に調査を行い、配管穴は開けずに窓にパネルを付けてそこからパイプを通し、コンセントは分電盤から配線し増設(専用回路増設)することになりました。

工事開始前
エアコン取り付け工事前
壁に立てかけているのが窓用パネル。

かれこれ30数年前には窓パネルを毎日のように使っていましたが、いまではほどんど需要がなくなりました。

前回使用したのは何年か前のような気がしますが覚えていません😅

今回取り付けるのは新品の富士通ゼネラル製エアコン。
箱に入ったエアコン
新品のエアコンにはパイプや電線などの部材はついてこないので現地調達です。

ではパネルの取り付けから
サッシに窓用パネルを付ける
パネルはアルミ製でサッシの寸法に合わせ伸縮できるようになっています。

パネルにスポンジテープを貼りつけて
窓用パネルの取り付けが完了
所定の位置にセットできました。

ふつうは配管穴の位置を上にしますが、それでは室内機からの排水勾配が確保できないため下側にしてそこまで室内を配管します。

サッシ中央に生じる隙間を塞ぐためパネルに付属の隙間テープも貼ります。
サッシに隙間テープを貼り付けた
これで虫が入ってくるのを防ぎます。

エアコンの設置が完了。
エアコン設置完了
室内に通したパイプは要所をサドルで固定。

取り付けた室外機
設置した室外機
つぎは電源工事を行います。

今回はケーブル露出配線です。
ケーブルとコンセント用ボックス
コンセントの位置を決めてボックスを取り付け、ケーブルをステップル(コの字形の釘)で留めました。

天井に竿縁(さおぶち)があるのでケーブルを曲げて配線。

部屋から壁を貫通して廊下を配線。
ケーブル露出配線
一部はステップルでは固定できず金属サドルを数か所使用。

ケーブルには絶縁物劣化損傷を防ぐため「内線規程」で最小曲げ半径が指示されています。

そのためなだらかな曲がりとなっています。

玄関にある分電盤まで配線しました。

コンセントの取り付け
コンセントの取り付け
こちらの建物にはアース線(接地線)がないためコンセントもアースなしですがしかたありません。

分電盤には空きのブレーカーがあったのでそこへ接続。
ブレーカーへ接続
築50年ほどの建物だと思いますが、分電盤は最新のものに交換されており主幹に漏電遮断器が設置されています。

しかし接地線(アース線)は無し。

昔の建物はアースのないところが今でも多く存在します。

電源工事も完了してエアコン試運転開始。
エアコンを試運転
無事に作業完了しました😊

これで夏を快適に過ごせそうですね😄

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2026年8月19日 (水)

クローゼットの上に設置

室内機をクローゼットの上の壁に取り付けるというエアコン工事依頼をいただき訪問しました😊

建物は都内のマンション。

設置するところはこちら
室内機の設置場所
クローゼットの扉は手前に観音開きになっています。

配管穴が扉をいっぱいに開けると隠れる位置にありますね。

これらを配慮して工事を進める必要がありそうです。

設置位置を決めたら据付板(室内機を掛ける鉄板)を取り付けるためボードアンカーを打ちこみました。
ボードアンカーを壁に打ち込んだ
上部両サイドを2本ずつ計4本、下部は計2本にしました。

そこへ据付板を固定。
据付板を壁に固定
中央は内部に壁を支えている木材があるのでそこもねじで固定。

取り付ける室内機は10kg弱なのでこれで十分です。

クローゼットの上に取り付けるときに配慮しなければならないのは扉と室内機吹き出し口の上下ルーバーがぶつからないようにすること。

室内機を低く付けてしまうとルーバーが扉で破壊されます。

とはいえ、あまり高く設置すると上部と天井の間が狭くなり掃除がしにくかったり、吸気性能が落ちる恐れがあります。

なのでルーバーを一番下に向けた状態で扉と2cmほどの隙間ができるよう位置決めしました。

室内機に電線を接続し、本体のパイプを処理したら壁に掛けます。
室内機を壁に掛けた

なるべく開けた扉と干渉しないようにパイプを曲げます。
室内機のパイプを曲げる
いずれにしても扉を開くとパイプに当たるので今回は室内の配管化粧カバーは付けません。

配管カバーがあると扉の開度が少なくなってしまうことと、ぶつかった扉でカバーが割れたり、逆に扉に傷がついたり曲がったりするためです。

延長の冷媒管とドレン管を接続、テーピングして室内側はほぼ完成
室内側はほぼ設置完了
パイプはできるだけ壁に沿わして扉との干渉を最小限にしました。

パイプ表面は断熱材で軟らかいので開いた扉と当たっても互いに傷つくようなことはないでしょう。

またルーバーとも当たらないことを確認し問題なし。

つづいては外部の作業。
外部の作業
パイプを整形してテーピングで仕上げます。

室外機を接続し真空引き
真空引き
室外機のサービスポートから延長したパイプと室内機の中のパイプを真空にします。

バルブをあけて外部の作業も完了
外部の作業完了

配管穴を埋めたら絶縁抵抗を測定し運転開始
エアコン試運転
動作は問題なく、扉の開閉状態なども確認していただき作業終了です😊

エアコンの周囲に稼働する扉があったり、室内機のルーバーやパネルの開閉に干渉するものがあると気を使いますね。

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2026年8月 8日 (土)

二十数年で故障、入替工事

当店で20年以上前に取り付けたエアコンが故障したとのことで新品への入れ替え工事に伺いました😊

壊れたのはこちらのエアコン。
壊れた20年以上前のエアコン
取り付けたときは白かったはずですがだいぶ黄ばんできてますね😅

まだこの頃は換気機能が人気の時代でこのエアコンにもついています。

外は、
大規模修繕工事でパイプがよれよれに
パイプがずいぶんよれよれになってしまいました。

これはマンションの大規模修繕工事で室外機をあちらこちらに動かしたためです。

パイプのテープは
パイプに巻いたテープ
雨水が入らないように、そして結露した水がテープの外に排出するように下から上に巻いているし、使用しているテープの材質からもわたしが取り付けたときに巻いたものにちがいありません。

日の当たらない北側なのでこれだけの長期間劣化せずにすんだのでしょう。

このテープは丈夫なので以前からずっと使っていたのですが現在では残念ながら廃番になりました。

撤去を終わらせて、新しいエアコンを取り付けます。

室内機を壁に掛けるための据付板を付けました。
据付板の取り付け

室内機に電線をつなぎ、パイプを曲げ加工したら壁に掛けます。
室内機を壁に掛けた
本体からはこのように数十センチほどパイプが出ています。

この先はこちらで準備したパイプを接続します。

室内側の作業はほぼ完了。
室内側の配管作業完了
穴のパテ埋めは最後に行います。

室外側も完成
室外側の施工完了
パイプはまた10~15年に一度行われる大規模修繕工事でよれよれになることでしょう😆

配管穴をパテ埋めして、漏電がないか絶縁抵抗測定をしたら運転開始。
エアコン運転開始
新品は真っ白で吹き出す風もさわやかな感じがします😄

異常や不備がないかお客さんと共に確認して作業終了となりました😊

こちらのように20年以上問題なく使えるエアコンは現在では少なくなりましたね。

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2026年8月 6日 (木)

室外機を移設

設置してあるエアコンの室外機を横に移設する工事の依頼をいただきました😊

動かすのはこちらの室外機
移設を行う室外機
なおこれは当店で設置したものではありません。

現在の位置より左に移動します。
室外機を左方向へ移設する
パイプは短くする方向なので施工自体は割と簡単😄

室内機から下りてきたパイプのすぐ前に設置します。
室外機設置場所
サッシ下を這っているパイプと配管カバーは撤去します。

それでは室外機の取り外し作業から開始。

現状、エアコンに異常がないか温度測定をしたらポンプダウンを行います。
室外機バルブ
ポンプダウンとはバルブを操作し室外機に冷媒(フロン)を戻すことをいいます。

これを行わないとバルブを閉めてもパイプと室内機に入っている冷媒が抜けてしまいます。

ポンプダウンを終えエアコンの電源プラグをコンセントより抜いてから、
渡り線の色を確認する
室外機の端子台に接続されている電線(渡り線)の色順を確認してから外します。

室内機側にも同じ端子台があってそれと合わせる必要があります。

取り付けのときにこの色の順序を間違えて差し込み電源を入れてしまうとエアコンが壊れます。

このエアコンは端子台にも左から黒、白、赤と色が付いていますね。

昔、関西方面の工事屋さんはこれとは逆に左から赤、白、黒の順でつなぐ慣習がありましたが、現在でもそうなのかは知りません。

当時それが原因で関西方面から引越しで運ばれてきたエアコンを設置する際、逆に接続し壊す工事屋さんが多くいました。

引越しの下請けエアコン屋さんは作業効率重視で移設では室内機から電線を外さないのでこういうことが起きやすくなります。

ヘタすると冷媒管までつながったまま運ばれてきますからね😆

おっと、それはさておき冷媒管を外します。
冷媒管を外す
ポンプダウンしたのでなにも出てきません。

実際はパイプを外す前にサービスポートで冷媒が残留していないか確認しています。

室外機が外れました。
室外機を外した
パイプが意味もなくクネクネしてますね😆

配管カバーを開けてパイプを外します。
配管カバーを開けてパイプを外す
このあと配管カバーも外しました。

移設先でパイプの長さを決めて切断、
フレアツール
フレアツールで冷媒管(銅管)を室外機に接続できるように加工します。

ひらいたフレア
フレア加工
これは2分管(Φ6.35mm)でもう一本の3分管(Φ9.52mm)も同じ加工をしています。

室外機に接続
室外機に冷媒管を接続
漏れないように締めこみます。

電線を接続
電線を接続
色順に間違いはありません。

電線押さえを兼ねた端子台カバーを付けて真空引きを開始
真空引き
真空ポンプで室外機のサービスポートからパイプと室内機の熱交換器の中に入っている空気などを吸い出します。

ゲージ上でほぼ真空到達
真空ゲージ
この真空ゲージは右の「0」が大気圧、そして左の「-0.1」が真空です。

針はさらにそれよりも低い方向を指していますが、それはこの日の気圧が高いためです。

10~15分程度で真空引きは終わり。

室外機のバルブを開放して冷媒を循環させます。

細かな作業手順を省略して書いているのでこれを参考にDIY工事するとえらい目に合いますのでご注意くださいませ😅

室外機の側面カバーを閉じて
室外機移設完了
試運転を行い、移設前と変わりないか確認し作業終了です😊

室外機移設後
室外機移設後
パイプが短くなり冷房の効きがよくなると思うかもしれませんがこの程度では変化はありません。

これまで室外機がおじゃまになっていたのを解消するための移設だそうです。

同じ室外機移動でもパイプが長くなる方向に行う場合はいろいろ大変なことになります。

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2026年7月29日 (水)

効かなくなったエアコンを新品へ

エアコンの効きが弱くなったので新品へ入れ替え工事を、との依頼をいただき訪問しました😊

取り外すのはこちらのエアコン。
取り外すエアコン室内機
なおこれは当店で設置したものではありません。

効きが弱くなったのはおそらく室内機の熱交換器に穴が開いてガスが漏れているせいでしょう。

いまのエアコンはこの症状がやたら多く発生し漏れ方がゆっくりのためおかしいと気付くまでにかなりの期間を要します。

もしこれをメーカー修理でおこなうと8~10万円ほどの費用がかかります。

なのでメーカー保証期間(熱交換器は5年保証)が過ぎていたら修理する人はあまりおらず、皆買い替えを選択します。

こわいのは半年や1年前からガスが漏れていたとしても、買ってから5年を過ぎそれに気付いたところで保証は受けられないという現実。

どこのメーカーもすっかりシビアになりました。

ちょっと話が逸れましたがこちらのエアコンはもっと長く使っているので寿命と判断してよいでしょう。

外側の状況
外壁の配管と室外機
外壁のパイプは配管化粧カバー(色はブラウン)で設置されています。

しかし配管カバーは劣化で
配管カバーは劣化で変形
変形しています。

そのためカバーも新しく交換することになりました。

取り外し工事をはじめて配管カバーを開けてみたところ
配管カバーを開けた
横引きの部分のカバーは左下がりの勾配が付けてあり、排水を意識しているのがわかります。

しかし
ドレンホースの配置がよくない
中のドレンホースが冷媒管の上に位置しているのがいまいち。

これではドレンホースが波打ってしまいせっかくカバーに勾配を付けてもあまり意味がありません。

取り外しはすべて終わりました。
取り外しが終わった
これまで配管カバーをとめていたねじ穴はコーキングで塞いでおきました。

つづいて新品の取り付け作業に移ります。

設置する機種はダイキンのrisoraシリーズ

室内機を掛けるための据付板を付けました。
据付板を付けた
配管穴のスリーブに少しかかっていますが・・・

左側面の壁でこれ以上室内機を左に寄せることができないのです。

本体を掛けてこのメーカー特有の固定強度向上用のねじを留めるため前面グリルを外します。
前面グリルを外す
このrisoraシリーズは室内機設置に他機種より手間がかかります😅

グリルと別梱包のパネルを付けて室内完成
室内機取付完了
つぎは外の配管作業です。

外壁には
外壁に出た室内機のパイプ
このように室内機のパイプが出ています。

新しい配管カバーを壁に取り付け、延長のパイプを接続してカバーへ収めていきます。

横引きのパイプは
横引き部分はドレンホースを塩ビ管に入れた
ドレンホースを塩ビ管に入れて波うつのを抑え、カバーの下部へ配置。

このようにしてドレン詰まりや水漏れを防止します。

もちろん配管カバーには排水のための勾配をつけてあります。

室外機設置場所まで配管しました。
室外機設置場所まで配管
使用した配管カバーはいつも使っている因幡電工製のSDシリーズ。

色はお客さんのご希望でブラックです。

配管穴のパテ埋め等も終え、
室外機設置完了
室外機設置完了。

試運転の結果もすべてOK。
エアコン試運転
この工事を行ったのは7月初旬。

いまごろは猛暑を快適に過ごされていることと思います😊

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2026年7月24日 (金)

ガス漏れエアコン、新品へ交換

以前、こちらで点検を行ったガス(冷媒)漏れエアコンを新品へと入れ替える工事に伺いました😊

ではさっそく撤去を開始します
撤去する室内機
室内機が重量級で安全のため下すのに手をお借りしました。

配管カバーの施工にちょっとおかしな部分がありますが・・・
配管カバー
問題というわけではないのでそのまま使用することにしました。

室外機がデカい😅
室外機
ちょっとした業務用エアコン並みの大きさです。

配管カバーを開けてみます。
配管カバーを開ける
やっぱりね~

ドレンホースが逆勾配になっていました。
ドレンホースが逆勾配
ここに常時水が溜まって次第に詰まったり、室内機からポンポン音が聞こえたりします。

こういった施工不備をごまかすために逆止弁(エアカットバルブ、おとめちゃん)などを付けていく業者さんが後を絶ちませんねぇ。

さて撤去工事はおわりまして新品を取り付けていきます😄

うーん・・・ちょっとこの箱・・・
室内機の箱
ずいぶんとヨレヨレで発泡スチロールが一部割れてますが。

店舗での保管状態でこうなったものか、それとも輸送中になったのか。

少し心配になりましたが中身は無事でした😅

モノは三菱電機の霧ヶ峰です。

よく三菱というと皆さんこの霧ヶ峰を連想するみたいですが、もう一社、三菱重工のビーバーエアコンというのもありますね。

どちらも昔から有名です。

これまで冷房能力5.6kW(18畳用)でしたがオーバースペックとのことで今回は4.0kW(14畳用)を付けます。

据付板を壁に取り付けて
据付板の取り付け
配管カバーは少し角度調整しました。

水が流れやすいように
配管カバー角度調整
ある程度下り勾配にします。

室内機を掛けて配管するとこんな感じ
配管カバーの中のパイプ
ドレンホースは下り勾配になり排水が流れやすくなりました。

特に室内機から出てすぐは勾配をできるだけ付けた方が問題が起きにくくなります。

設置完了
設置完了
他の記事でもよく触れていますが室内配管カバーの中のパイプは結露が起きやすく水漏れの原因になります。

そのため配管穴のパテ埋めはしっかりやっておきました。

室外側
室外側
室外機がだいぶコンパクトに。

室外機周辺のパイプは
室外機周辺のパイプ
メンテナンス性を踏まえて冷媒管に余長を持たせました。

ドレンホースは既設の塩ビ管へ接続しています。

外側の穴埋めとカバーのシーリングもしっかりと。
外壁配管カバー
ここはルーフバルコニーで雨が吹き付けるのでその点でもシールが重要です。

試運転は問題なく終了😊

前回の点検で冷媒漏れをたまたま早期発見、エアコンを入れ替えることができこれで猛暑を快適に過ごせそうですね。

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2026年7月18日 (土)

平地置台で室外機かさ上げ

「室外機のかさ上げを」との依頼をいただき工事に伺いました😊

今回、かさ上げに使用する台はこちらの平地置台
平地置台
エアコン業界では昔からおなじみの日晴金属製の金具です。

施工前に室外機の全体画像を撮影するのを忘れました😅

まずは現状、エアコンに問題がないか温度測定などを行いました。

その後、室外機を一旦外すためポンプダウンをします。
(ポンプダウン:室外機に冷媒を回収すること)

と、カバーを開けてみたところ
室外機のカバーの中で電線が途中接続されている
あちゃー、電線がこんなところで途中接続されています。

これは想定外。

用意した電線が短くて思わず足してしまったのでしょう。

もしくは足りないことを想定して初めから接続して延長するつもりだったのか・・・

本来であれば室内機から電線を入れ替えるべきところです。

しかも延長している電線はケチって2.0mmを使うところ1.6mmという細いもの。

以前はこういう工事が横行していたため事故が多発し、いまでは量販店の工事業者さん達は上らからの命令で電線相互の接続が一切禁止されているようですが。

なので隠蔽配管などで電線の長さが足りないと工事は断られるそうです。

でも今回の工事で室外機が高くなることにより電線は接続部を切り落としても足らすことができそうです😄

それとケーブルの外装シースをむき過ぎて上部の金属カバーから心線がはみ出しているのもNGです。

金属カバーを外してみると
電線の皮むきが短く端子台の差込確認窓に銅線が見えない
端子台の差込確認窓に銅線がみえません。

その理由は心線(銅線)の皮むきが短いから。

こちらのエアコンは日立製で他の多くのメーカーより心線の皮むきは長くしないとだめなのです。

外装シースはむき過ぎで、心線は寸足らずという困ったちゃんでした😆

なお現状、室外機の台は高さ8cmほどのプラスチックのベースに載っています。

室外機を外し終わりました。
室外機を外し終わった
かさ上げなので配管化粧カバーも短くして付け直します。

置台を組み、配管カバー調整とパイプもある程度加工。
平地置台を組んだ
床に若干の傾斜があるため室外機が水平になるように金具を調整して組みました。

室外機をセットして接続へ
室外機を平地置台にセットして配管類を接続
電線の長さは足ります😄

途中接続された部分を切断して電線を端子台に接続
電線を端子台に接続
この金属カバーはケーブル外装シースを挟んで押さえる役目もあります。

真空引きしてバルブを開放し工事完了。
真空引きしてバルブを開放し工事完了
試運転を行い、かさ上げ前と温度結果等もかわらず作業終了です😊

いいかげんな工事をされると何があるかわからないのが怖いところですね。

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2026年7月14日 (火)

室内配管カバー水漏れ補修工事

昨年、室内に設置している配管化粧カバーから水が漏れ、点検を行ったお宅へ先日補修工事に伺いました😊

場所は都内にあるマンション。

エアコンは引越しのエアコン業者さんが設置したそうです。

点検時の状況は・・・
点検時の状況
配管カバーの端末(壁の配管穴部分)を外してあります。

この端末部分から水が漏れだして壁を伝って床の方へ流れるという状況。

近くで見ると
配管穴のパテに結露が生じている
パテに結露が生じています。

ドレンホースの断熱が配管穴手前までで、その先には断熱がないためです。

また穴のパテの隙間からは外の風が入ってきます。

これらにより結露が増えて水漏れしたことが考えられます。

外側は
室外側の様子
こちらも配管化粧カバーがつけてあります。

カバーはあまり見かけないメーカーのもの。

配管穴付近は
配管カバーが小さい
カバーが小さいため穴の端が少し見える状況。

開けると
貼り付けられただけのパテ
穴埋めのパテは表面のみ貼り付けられただけで周囲に隙間だらけです。

これでは外気が室内へ入りホーダイで結露も増えますね。

それと電線が
電線がねじ固定部分に挟まっていた
カバーをねじで固定していた部分に挟まっていました。

ケーブルシース(外装)が切れてめくれています。

とにかく急いて工事する人はこうした細かいところが見えなくなっているのでミスや事故が多いですね。

室外の配管化粧カバーは配管穴に対し小さく、劣化もかなり進んでいるため交換します。

では補修工事を始めます😊

内容としては、
・室外機を一旦取外し。
・室外の配管化粧カバーを交換。
・ドレンホースを断熱。
・配管を成形しカバーに収める。
・室外機を再度取り付け。
・配管穴内外の穴埋め
となります。

用意した配管カバーは当店でいつも使用している因幡電工のSDシリーズ。
用意した配管カバー
耐久性があります。

ナフサ関連で入手ができなかったら延期になるところでしたがなんとかなりました😄

このほかにダクト(直管)と端末に使用する部品などがあります。

ハンマードリルで下穴をあけて新しいカバーを取り付けました。
(画像はありません😅)

ドレンホースを断熱します。
ドレンホースを断熱
断熱材が少し黒くなったのは穴の中の汚れの付着です。

ドレン勾配を意識して穴の中の各配管の配置を調整します。

外側の断熱の端末はビニルテープを巻きます
断熱の端末はビニルテープを巻く
巻かないとここから入った外気で内部のホースが結露を起こします。

電線の外装シースがめくれていた部分は
めくれていたケーブル外装シースをビニルテープで補強
ビニルテープで補強しておきました。

作業完了😊
補修作業完了

配管穴付近のカバーは
配管穴付近の配管カバーは大きめのものを使用
丸く大きめのものを使用。

穴埋めもしっかりとやっておきました。

室内側も穴埋めしてカバーを取り付け
室内側
これで様子を見ていただきます。

室内に配管化粧カバーを付けると綺麗に仕上がるのですが、今回のような結露問題がつきまといます。

とくに大規模修繕工事を行った後は、穴のパテに隙間ができて結露が増えてしまうといったことがよく起きます。

昔は皆、テープ巻き仕上げでこのようなことはなかったのですが。

見た目を取るか、機能や安全を重視するか、悩ましいところですね。

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2026年7月 4日 (土)

多機能機からスタンダードへ

川崎市内のマンションへエアコンの入れ替え工事に伺いました😊

撤去するのは
撤去するエアコンはフィルター自動掃除機能付き
自動フィルター掃除機能付き。

なおこれは当店で取り付けたものではありません。

もう古い機種になりますが当時としては最先端のエアコンです。

しかもフィルター掃除したホコリは専用ホースを通して屋外へ排出されるというもの。

発売当初は「10年間手間いらず」とのコピーで売り出していた方式です。

まぁ残念ながらそうはうまくいかなかったのですが。

ではさっそく取り外しのため配管化粧カバーを開けると・・・
配管化粧カバーの中でドレンホースが逆勾配
ホコリの排出ホースがありますね。

それとドレンホースが上がって逆勾配になっています。

ここも
ドレンホースが逆勾配
逆勾配。

配管カバーの中は勾配を考えないで施工する人が多いのでよくこうなっています。

これでは室内機からドレンのポコポコ音が出たり水漏れの元になります。

外側を見ると
フィルター自動掃除のホコリ排出口
フィルター掃除の排出口が見えます。

ホコリは室内機の専用ファンでここから吹き出します。
(それってどうなの?って感じですが)

下にある金属の箱はキッチンのレンジフード連動型の吸気設備と思いますが、これでは排出したホコリがそのまま部屋へ吸い込まれそうですね😆

マンションではエアコンの配管穴のそばに吸気口が設備されていることが多いのでその辺も考慮する必要があります。

排出口のダンパーを開けてみると
ホコリ排出口にホコリが少し積もっていた
中にホコリが少し積もってます。

外して反対側から覗くとこんな感じ。
ホコリ排出口
吹き出し口が狭くなっています。

ホース側も
ホース内部もホコリが積もっている
やはりホコリが積もってます。

これがだんだん蓄積して詰まり最後はファンまで積もって故障なんてことが。

なのでこのタイプはときどき排出口を点検掃除していただく必要があります。

しかし化粧カバーで覆ってしまったり、一戸建ての2階などの高いところだと点検できないという問題も出てきます。

今回、取り付ける新品のエアコンはスタンダードタイプ。

フィルター自動掃除機能はありません。

でもそれが結局一番手間がかからなかったりするんですよね。

室内機取り付け施工中
室内配管施工中
配管カバーの中をドレンの排水勾配を考慮しながら冷媒管の配置を決めて曲げます。

実際の施工は太い(3分管)冷媒管を室内機と接続前に寸法を測り曲げておき、細い(2分管)は接続後に曲げるというやり方で行いました。

設置完了😊
設置完了
やっぱり新しいエアコンはいいですね。

吹き出す風も清々しい感じがします。

スタンダードタイプはエアコンのクリーニングも多機能機に比べて安いので助かります。

自動フィルター掃除機能があると分解、組み立てに手間がかかるのでどうしても料金が高くなります。

ややもすると複雑さゆえに組み間違いや部品破損で壊れてしまうこともありますから。

メーカーや販売店は利益率の高い多機能機を勧めてきますが、何が必要でなにが不要かよく考えて機種選定されるのが良いと思います。

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