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エアコン工事作業

2020年6月26日 (金)

慎重に行う穴あけ

ツーバイフォー住宅でエアコン設置工事を行いました。
場所は都内。
当店を数回ご利用いただいているお客さんです。(ありがとうございます😊)

今回はこちらにエアコンを設置します。
室内機設置場所
壁は石膏ボードの裏にエアコン設置用の補強板(合板)が入っています。

なので据付板の取り付けはスムーズに行えます。
室内機の据付板を取り付け
ツーバイフォー住宅には筋交いがないのでこの場所の場合はスタッド(柱のようなもの)を避ければ配管用の穴あけも割と容易。

しかし・・・

今回はそう簡単ではありません。

室内機用の補強板が入っている場合は穴あけを慎重に行う必要があります。

先に小さめの穴を開けて壁の中を探るとなんとなく何かあるような・・・

コアドリルで石膏ボードを貫通して補強板を開けきる前に止めます。
室内機設置用の補強合板を開けきる前にドリルを止める
ドリルを回しては止めて確認を何度も繰り返し開けきる寸前でやめます。

これをドリルを回したまま開けきってしまうと壁の中に電線などがあった場合に勢いで切断してしまうからです。

合板は道具を使って取り去ります。

断熱材をかき分けるとやっぱり電線管がありました😅
壁の中にある電線管
これでも少し右に寄せたのですが外壁側を開けようとドリルを回すと振動で戻ってきてしまいます。

こんな時は
電線管が動かないようにねじで固定
ねじで固定。

これで安心して外壁も貫通できます。

開きました😄
エアコンの配管穴を貫通
開け終わったら電線管を固定していたねじを撤去。

おっと!
断熱材に隠れて電線があった
断熱材に隠れて近くに電線がありました。

これねー、電気屋さんもう少し考えて配線してもらいたいですね。

なんでこんなところでターンしているのか・・・
ケーブルが無理に曲げてある
ケーブルの曲げ限界を超えていると思うんですけど。

ケーブルは最小曲げ半径が決められているんですがこの電気屋さんは無視してますね。

まあそれはさておき

穴にはスリーブを取り付けて
開けた配管穴にスリーブを付けて

室内機を取り付けます。
室内機を取り付け

壁内には電線のほか、ガス管や水道管が入っていることもあります。

また据付板の取り付けに必要以上に長いねじを使って固定する業者がいますが、運が悪いと電線に命中してショートしたり、ガス管に刺さってガス漏れ😱なんてことになります。

運に任せるのではなく、できる限りそうした危険を回避するための知識を身につけ、それぞれの現場に応じた施工の仕方や使用する材料を選定することが必要なんですよ。

めんどくさいですね😆これがエアコン工事です。

どんな工事でもそうだと思いますが気楽に施工しているとそのうち事故になりますからね。

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http://kato-aircon.com/

2020年6月19日 (金)

パイプのルートを変えて設置

横浜市内でエアコンの入れ替え工事を行いました。
当店をご指名いただきありがとうございます😊

まずは取り外し工事から
撤去する室内機
これを撤去します。

パイプがなんだかだら~んとしてますね。

室外機は
撤去する室外機
壁とルーフドレンの間にぴったりと収まっています。

新しい室外機はこれよりも幅があるため手前に出して置くことになりました。

室内機とパイプの接続を外そうとすると
パイプの断熱の仕方がいまいちな工事
こういう工事よく見ますけど、このビニルテープだけの処理では断熱の効果が半減してしまいます。

まあこれもひとつの手抜きですね。

結露水により据付板にサビが発生して断熱材の下側に付着しているのがわかります。

この上にさらにコーテープや防湿テープを巻くべきです。

取り外しが終わったら新しいエアコンの設置です。

まずは据付板から
新しいエアコンの据付板を取り付け
外した室内機の跡が壁にくっきり残っています。

新しい室内機は外したものより小さいためお客さんと相談し室内機の右側と、壁の跡の右側が同じ位置になるようにしました。

こちらのマンションは室内機を設置する部分が合板のためネジだけで固定できました。

途中、撮影を忘れて設置完了。
しかもコンデジを作業車へ片付けてしまい、ここからスマホで撮影🤣
新しい室内機設置後
なんだか室内機が右下がりのように見えますがスマホの画角のせいで実際は水平です。
(スマホが広角過ぎてこういう撮影には向きません)

パイプは排水勾配確保のため左下がりにしています。

左端の穴の近くはカーテンで隠れるため目立たなくなるでしょう。

気になったのは壁に開いている配管穴。
なんとなく外に向かって上がっている逆勾配。

できる限りドレン排水管の勾配を確保できるようにしました。

排水試験をして換気扇を回していただきポコポコ音が出ないか確認したところ問題なさそうです。

室外機は(これもスマホ撮影)
新品の室外機設置後
ルーフドレンの手前に設置。

当初、窓にはみ出るかと思いましたがうまく収まりました。

その他のチェック項目もすべて正常で完了です😄

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2020年6月 7日 (日)

天気にも左右されるエアコン工事

今回はツーバイフォー住宅の2階のお部屋へ新規取り付け工事。
川崎市内。ご依頼いただきありがとうございます😄

設置前の室内
エアコン設置前の室内
ここへ取り付けます。

左下には窓があります。

ツーバイフォーなどの工法の建物は筋交いがないため配管用の穴あけは割としやすいほうです。
ただし変則的にスタッドが入っていることがあるので注意。

一番注意することは多くの場合窓の上は穴が開けられないこと。

ツーバイフォーでは窓などの開口部の上は建物の強度上重要な構造物が入っています。
たまに工事人が知らずにそこへ穴を開けてしまっている家があります。

ということで屋外のパイプ経路の兼ね合いやその他をお客さんと相談しこのようにしました。
室内機の据付板取り付けと穴あけ
据付板の取り付けと穴あけ完了。

試運転時の画像ですが室内機はこのように付きました。
室内機の設置状況
アースはコンセントに端子があるのでそこへ接続。

問題は屋外の作業。

この日は曇りベースで細かな雨が降ったりやんだり。

室外機は地面に置くので外部で梯子を掛けて高所作業です。

一戸建てで一番困るのが雨なんですよ。
(マンションなどではそれほど問題にはなりません)

とくに梅雨時期は雨天で延期などもあります。

エアコンの冷媒管にも雨水が入ると不具合を起こす恐れがあります。

できるところまでは工事を進めることにして配管化粧カバーを付け始めました。
それが終わる頃には一旦雨があがって空が明るくなります。

よし、このまま配管作業も・・・

なんとか屋外の作業がすべて完了。
屋外のエアコン配管
電気の引き込み線がそばにあるので梯子は出窓側へかけて作業しました。

梯子はアルミ製なので接触すると危険。

室外機
室外機設置完了
台はブロックを使いました。

ブロックが濡れてますね。

掛けていた梯子を片付けようとしたところで突然雨が強く降り出したため。
工事完了後に雨が強く降り出した
セーフ😅

なんとか逃げ切れました。

試運転も終わってヨカッタヨカッタ😊

もうすぐ梅雨に入りますね。

一戸建てにお住いの皆さん、梅雨時期の工事はできるだけ避けましょう。
状況によっては雨で延期になります。

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2020年6月 3日 (水)

室外機から出るドレン排水

こんな部品見たことありますか?
室外機にドレンホースを接続する部品
ドレンソケットとかドレンエルボ、ドレン排水管などと各メーカーによって呼び名が異なりますが、室外機にドレンホースを接続する部品です。

新品のエアコンを購入するとほとんどの機種にこのような部品が付属品として入っています。

はて?、室外機にドレンホースなんて必要なの?

実は室外機からも排水が出るんです。

とくに暖房を使っているときに室外熱交換器が凍って霜取りモードに入ると溶けた水が出てきます。

また同じく暖房時、雨の日には湿度が高いため結露水が出てくることもあります。

しかし室外機を地面に置いている場合などではそのまま垂れ流しで構いません。
ヘタにこの部品を付けたりホースを接続したりすると条件によっては凍って他の問題が起きるため。

今回はマンションにエアコンを移設したのですがこの部品がないので取寄せて再訪問しました。

室外機に部品を付けてホースを接続した様子。
室外機の下に部品を付けてドレンホースを接続

その先は
マンション通路のドレンレールへホースを接続
ドレンレールへ接続。

レールと言ってもこちらは蓋つきですね。
蓋つきのドレンレール
ここはマンションの通路。

室内機と室外機から出たドレン排水を排水溝へ流れるように設備されています。

マンションによっては蓋がないところもあります。

排水試験して
室外機のドレンが流れるか試験
途中漏れがなく排水溝へ流れるか確認。

OKですね。

室外機のドレンをとぼけて接続しないと通路が水びたしになって後で近隣から苦情が出ます。

エアコン工事の人が再訪問をめんどくさがってお客さんに説明をせずにそのまま垂れ流しになっているケースもありますからね。

エアコンを使用される方も室内機だけでなく室外機からも水が出るということを覚えておいてください。

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2020年5月31日 (日)

壁の強度に合わせた機種選定

横浜市内でエアコンの交換作業の依頼をいただきました。
ありがとうございます😊

ここのところ作業が忙しくブログの更新が少なくなっています😅

まずは取り外し工事(撤去のみ)に伺いました。
撤去するエアコン
通常屋外で使用する配管化粧カバーが使われてます。

建物はマンション。
エアコンを設置したのはどこかの量販店さんの下請けでしょうか。

なぜ今回取り付け工事まで同時に行わないかというと、お客さんが購入される予定の室内機が重くて高さより奥行きが大きいタイプなので壁の強度に問題ないか確認するためです。

エアコンを買ってしまってから「これは付けられませんね」なんてことになってしまうと大変ですからね。

化粧カバーを取り外します。
化粧カバーを外すと雑な施工が・・・
これまた雑な施工ですね。

ドレンホースには断熱を使用せず防湿テープでごまかしています。

できれば室内側も穴をパテで埋めたほうがいいのですがしてません。

パイプと壁がやけに黒ずんでます。

室外側のカバーを外すと
配管化粧カバーを外すと穴が埋められていない
でたー!😆パテ埋めなし!

換気扇を回せば外気が室内へツーツーですわ。
そりゃあパイプも黒ずむわけです。

化粧カバーも室内用のものに交換のため撤去し寸法などを測定します。
配管化粧カバーを設置するため寸法を確認
黒くなった壁がうまく隠れるか微妙です。

撤去が終わって問題の壁の強度を確認します。

壁の表面は9.5~12.5mm厚の合板でねじだけでも固定できそうです。

しかし
躯体から壁表面まで40mm
躯体から壁表面まで40mm。

壁の下地がコンクリート表面にボンド固定されている可能性が非常に高い。

また築年数から新築当時は現在のような重い室内機は存在していなかったので、それほどの強度は期待できません。

周囲を見ると石膏ボード部分と合板部分のクロスに段差が生じているのが気になります。

ここへ重く奥行きのある室内機を取り付けるのは危険。
壁の合板ごと躯体からはがれて落下する最悪の事態も想定できます。

提案としては躯体にアンカーを打ち込むか、軽くて薄めの機種にするかのどちらかということでお話ししました。

躯体にアンカーというとやはり管理組合の許可が必要。
この許可が下りるマンションは少ないんですよ。

でも軽くて薄めの機種というと省エネ性能が劣るためそこはお客さんも譲れないといった感じ。

そこで「こういう機種もありますよ」とダイキンのリソラを紹介しました。
軽くて薄く、省エネ性能も許容範囲のようです。

数日検討いただきリソラに決定した旨ご連絡いただきました。

そして取り付け工事。
室内機を取り付けて配管
配管化粧カバーの受けを付けたら室内機を掛けて配管。

化粧カバーの中に収まる部分でテープを巻いているところがありますが、ドレン排水勾配確保と穴のパテ埋めの際、隙間を少なくできるためです。

そして取付完了。
ダイキンのリソラ設置完了
やっぱり薄いですね。

壁への負担が少なく安心です。

近頃多い奥行き”ドカーン”の存在感たっぷりのものと比べスタイリッシュ。

エアコンは冷房能力5.6kWと大きめで、これだけ薄いと風量不足などが心配になりますがファンも設計し直してその辺はクリアできているみたいです。

室内機の内部をホコリ(粉塵)だらけにしてしまう自動フィルター掃除機能がないのも好感が持てます。

壁の黒ずみも化粧カバーでうまく隠れました。

コンセントと電圧切替が終わって試運転も問題なく完了😊

マンションなどではたとえ壁が補強されていてもそれが貧弱なものであったり様々です。

補強が薄ベニヤだったり、合板を石膏ボードの裏に貼り付けているだけだったりと重い室内機を取り付けるには強度不足のところが多いのも実状。

性能だけ比較して「省エネで機能も充実」と建物の状況を考えず購入してしまうと失敗するかもしれません。

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2020年4月22日 (水)

たまには”うるるとさらら”

”うるるとさらら”の工事を久しぶりに行いました。

場所は都内。ご依頼いただきありがとうございます😊

建物はコンクリート集合住宅です。

うるるとさららはダイキンさんの加湿機能の付いたエアコンの愛称ですが、登場してからかなりの年数が経過しました。

その特殊な加湿方法から設置できないことも多くあり、当店のお客さんでは購入される方は少なめです。

ではさっそく開梱
うるるとさららの室内機を開梱
デカい。

近頃よくある高さより奥行きの大きいもの。

壁の強度が不足していると落下😱します。

でもこちらは
室内機設置場所には公団ボルト
壁に公団ボルトが出ているため強度不足の心配はありません。

しかも直コン(壁が躯体コンクリート)なのでがっちり固定できます。

据付板を一旦取り付け
据付板を仮付け
・・・

う~ん、やっぱり気になる
鉄とステンレスの接触
壁に付いていたボルトとナットがステンレス。

ここで念のためお客さんに確認しました。

当方「ボルトナットがステンレスで本体裏の湿気で据付板にサビが促進されることもありますけど・・・鉄に交換することも可能です」
お客さん「可能であれば交換で・・・」

ということで鉄に変えます。

室内機の背面は湿気が多く、据付板のステンレスボルト付近にサビが発生することは珍しくありません。

鉄とステンレスは相性が悪いんです。

ボルトを取って
コンクリートの中のインサート
コンクリートの中にナットがありますね。

インサートなどと呼ばれ後打ちのアンカーとは異なり、建築時コンクリート打設前の型枠に取り付けて埋め込まれます。

このナットも鉄です。

全ネジボルトと全ネジカッター
全ネジボルトと全ネジカッター
これで全ネジボルトをカットします。

据付板取り付け完了
室内機の据付板取り付け完了

室内機の取り付け準備
室内機に加湿ホース接続
加湿ホースを接続。

他のエアコンにはない作業です。
このホースは室外機とつながります。

加湿ホースがあるために設置できないところがあるんですよ。
とくに壁の穴の大きさは重要です。

ここは配管穴の径が直径100mm程度なので余裕があります。

室内機を引っかけて
室内機を引っかけて
重い室内機が加湿ホースで余計に重く感じます😅

配管して室内機取り付け完了
うるるとさららの室内機設置完了
加湿ホースでパイプもかなり太くなってます。

室外機の接続
うるるとさららの室外機接続
加湿ホースはここへつながります。

屋外の空気中にある水分を集めて室内機へ送る方式。
乾燥した日はどの程度能力があるのでしょうか。

真空引きも終えてカバーを取り付け
うるるとさららの室外機設置完了
室外機完了。

普通の室外機より背が高いのは上に加湿ユニットが載っているため。

今回室外機の置台は強度の高いボルト固定のタイプにしました。
室外機の質量と外形寸法が大きく、通常の置台では強度不足のためです。

加湿ホース長をリモコンで設定して運転開始。

試運転中
エアコン試運転中
一通り確認してエアコンと施工に問題なし。

一点気になったのはエアコン専用コンセントの温度。

エアコンのコンセントは電流量が多いため温まるのが普通ですがここは通常より温度が高い。

ブレーカーを切って数回差し直して試しましたがイマイチ。
こちらの建物は賃貸なので管理をしているところへ相談していただくことにしました。

コンセントの温度が高いまま放っておくといきなりボンッ!💥と発火することがあります。

熱くなっていないか皆さんも時々確認しましょう。

ということで完了です。

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2020年4月20日 (月)

室内機固定用ボルトの位置が・・・

川崎市内でエアコンの新規取り付け工事の依頼をいただきました。
当店ご利用ははじめてということで有り難うございます😊

お問い合わせをいただいた際に”室内機の固定ボルトが横の梁に寄っていて寸法的に付くか不明”とのこと。

エアコンを購入される前に現地に見積もりを兼ねて下見調査に伺いました。

設置場所の様子
室内機設置場所の様子
コンクリートの集合住宅です。

梁に2つ室内機固定用のボルトが出てます。

右側のボルトが横の梁に近いですね。
機種によっては付きません。

事前にご購入予定の機種を聞いていたので寸法的に入るか計測します。

ぎりぎり
ボルトと右側の梁の寸法がぎりぎり
メーカーサイトからダウンロードした室内機の寸法図からすると梁にぴったりくっつく感じです🤔

これではフィルター掃除などの際に前面のパネルが開けられなくなったり、開閉の際に壁紙が擦れて破れてしまうことがあります。

でもエアコンは多少(1~2cm程度)横にスライドすることができるので設置可能と判断しました。

梁下に室内機がはみ出ないか計測
室内機が梁の下にはみ出ないか計測
OK。

念のためボルト間隔も
公団ボルト寸法に合っているか間隔を計測
45cmでOK。

これを公団ボルトといいますが昔の公団が決めた寸法(ボルト間隔のみ)です。
たまに間隔が40cmや50cmになっていて使えない建物も存在するので注意。

ということでこれでエアコンを購入されても問題ありません。

― 工事当日 ―

新品の室内機
これから取り付ける新品の室内機
相変わらずこのメーカーの室内機は梱包用のテープが大量に貼られてます😅

ルーバーなど弱い部分を押さえながらはがします。
無理にはがすと破損したりしますからね。

そして固定用のボルト・・・
建物に付いていた室内機固定用ボルトが短い
こりゃ短くて使えません。

ねじ込んでいくと壁の中に沈んでしまいます。

これは交換ですね。

用意した10mm全ネジボルト
用意した10mm全ネジボルトをねじ込み
ミリネジです。

このほかにインチネジという場合もあるのでコンクリート内に埋め込まれているインサート(またはアンカー)に合わせて選定します。

切断位置をマーキングしたら抜き取って全ネジ用のカッターで切断。

取り付けます。
室内機固定用ボルトをインサートへ取り付け
事前に室内機の懐寸法を確認して今回は壁から18mm程度の出となるようにしました。

これが長いと室内機を壊します。

途中の作業は省略しまして(本当は撮影していませんでした😆)

設置完了
エアコンの取り付け完了
今回はパイプの接続箇所が中途半端なところになったため45度に曲げて下ろし、その部分に接続がくるようにしました。

横引き部分が水平に見えるかもしれませんがドレン排水のため勾配を付けてます。

本体右側も1.5cm程度の隙間があってパネルの開閉には問題ありません。
メーカーのいうメンテナンススペースの確保はできませんがこれは仕方ありません。

試運転結果は良好で作業終了しました。

固定用ボルトの位置が今回のように寄っていたり、上過ぎたり下過ぎたりして室内機が付かないこともあります。

エアコンを買ってから「あれ~」なんてことのないように詳細な寸法図をダウンロードできるメーカーもあるので活用しましょう。

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2020年4月15日 (水)

これはちょっとひどい・・・

以前よりお世話になっているお客さんの紹介でエアコン工事の依頼をいただきました。
ありがとうございます😊

今回は取り外し工事。

現地でお客さんにお伝えできなかったこともブログで確認していただければと思います。

取り付けたのは某有名量販店だそうです。
某有名量販店で取り付けたエアコン
パイプの取り回しがいかにも・・・

室外機側(すでにパイプのテープはほどきました)
取り外す室外機やパイプ
言うまでもなくテープは上下逆巻きでした。

そのためテープの中は結露水や雨水で濡れてました。

ガスを室外機に回収するためカバーを外すと
ケーブルの外装シースをむき過ぎている
びろ~ん・・・

ケーブルの外装シースがむき過ぎで中身の電線が出てますね。

本来は金属のカバーでシースを押さえて接続端子台に負担がかからないようにしなければなりません。

ガスを室外機に戻すためバルブキャップにスパナをかけると”スルッ”と負荷なくまわってしまいました。
手締めです。
室外機のバルブキャップが締められていない
手締めではここから少しずつガスが漏れます。

ガス回収もおわって電線を端子台から抜くと
短い・・・
電線のむきが短い
10mm位です。

このエアコンは18mmなのでかなり短いですね。
接触不良で過熱することがあります。

しかも3本の長さがばらばら。

銅管を外して3分管(太いほう)のフレアをみます。
3分管のフレアに段つきがある
段がありますね。

3分管は他の太さの管に比べてカエリによる段つきが起きやすいのですが、ある方法でこれを少なくできます。
まだそういうことを知らないのでしょう。

2分管
銅管内に出たバリ
これはひどい・・・

フレア加工中に出たバリが管内に出ています。

ガス漏れにつながるだけでなく、真鍮でできたバルブ側に傷を付けてしまうことがあります。

また冷媒サイクル内はゴミなどを嫌うのでこれが流れると不具合の元です。

室内のパイプに巻かれたテープをはがすと
室内のパイプのテープをはがすと

でた!防湿テープ
化粧テープの中に巻かれた防湿テープ
このテープを断熱材と思っているのでしょうか?

これは空気に接する面に巻くから表面の結露を防ぐことができるのであって断熱材ではありません。

ドレン管にも巻いてありますが断熱材を持ってないんでしょうかねぇ。

この防湿テープも他のメーカーに付属している別の家で余ったものを使ったのでしょう。
このエアコンのメーカーでは付属していないものなので。

冷媒管接続部にも巻かれた防湿テープをはがすと
断熱の仕方が悪く冷媒管接続部が露出
断熱材に隙間があって銅管が露出してました。

断熱不良です。

ここでもさらに施工時間短縮のために手抜きをしていることがわかります。
先ほども触れましたがこのメーカーのエアコンには防湿テープは付いておらず、そのかわり”保冷用断熱材”というものが付属してきて室内機の接続部を巻くことになっています。

その断熱材は据付説明書と共に持ち帰って捨ててしまったのでしょう。

据付説明書は本来お客さんに渡すものですが指摘を恐れてそのようにするところがあります。
元請け側からそのように指導されていることさえあるんですよ。

電源コードに巻いたままのビニタイ
エアコンの電源コードに巻いたままのビニタイ
これすら外さないとは・・・

本体に貼ったままの輸送用テープ
室内機に貼られたままの輸送用テープ
・・・

お客さんは”この青いのなんだろう?”と思っていたそうです。

これだけ手を抜き雑に工事すれば1時間位で終わらせて帰ったのではないでしょうか。

なんやかんやで取り外しは完了。

穴のフタはお持ちでないので内外ともパテでふさぎました。
エアコンパテで穴ふさぎ
この部分は通常の降雨で雨水のあたらないところなのでパテだけで問題ありません。

なんだかエアコンに限らず工事業界というのは昔から手抜きが横行、標準化してますね。
親方から子方へその精神が受け継がれ、さらに新しい手抜きを編み出す悪循環。

元請けが自社の利益のために業者を安く使うことが元になっているような気がします。

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2020年4月12日 (日)

ルーフバルコニーに室外機設置

今回は室外機をルーフバルコニーに置くケースです。
エアコン工事をご依頼いただきありがとうございます😊

ルーフバルコニーはマンションなどで階下の屋根部分を庭のように使用するスペースです。
開放的で眺望もよく気持ちいいですね。

しかし屋上と同じで風の影響をもろに受けるため対策が必要です。

以前置いてあった室外機は昨年の台風19号🌀で滑って移動してしまったそうです。
よく使用されているプラスチックの台は滑り出すと止まらないんですよね。

場合によっては倒れます。

そして取り付ける室外機は小さく20kg程度。
これはまちがいなく風で移動します🤔

ということで
室外機が風で移動しないようにコンクリート台を使用
お客さんと相談しコンクリート台を使用しました😄

できるだけ大きなものを選び長さ50cm。
これであれば滑りだけでなく重心が低くなって転倒防止にも寄与します。

コンクリート台と室外機はボルト固定なので簡単には外れません。

気象の変動で以前はあり得なかったようなことがあたりまえになりつつありますね。

はやく新型コロナウイルスがおさまって災害のない平穏な日々が訪れることを祈ります。

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2020年4月10日 (金)

当店で付けたエアコンを取り外し

当店で6年前に取り付けたエアコンの取り外し工事の依頼をいただきました。(川崎市内)
いつもありがとうございます😊

当時と施工の仕方に変化があるのか見てみます。

室内機がこちら
当店で6年前に取り付けた室内機
今回はお引っ越しに伴う取り外しです。

エアコンは三菱電機。
配管化粧カバーはこの時期使用していたパナソニック電工製です。

この配管化粧カバーは強度があってよかったのですが入手性がわるくなり現在では因幡電工製を採用しています。

室外機
室外機と配管
配管化粧カバーは床付近まででそこからテープ巻き仕上げになっています。

これは特に意味はなく工事価格や見た目などをお客さんと相談して決めてます。

テープ巻き部分
室外機周辺配管のテープ巻き部分は勾配をつけている
パイプが斜めになってますが排水の勾配をつけるためです。

要所はバンドで固定。

室外機背面の配管
室外機背面の配管状態
こんな感じで設置当時のまま。

パイプが当時のままの状態なのは設置後、大規模修繕工事が行われていないためです。
大規模修繕は10年から15年に一度行われますが、これをするとパイプは原形をとどめません。

動作確認は問題なくOK。

室外機にガスを回収するポンプダウンをするためカバーを開けて
ポンプダウンをするため室外機のカバーを開けて
電線の接続の仕方も今とまったく変わりません。

室外機のパイプを外してフレアと呼ばれる部分を見ます。(パイプから切り取ったもの)
切り取ったフレアを確認
問題ありません。

これは冷媒ガスが流れる銅管の機器に接続する部分でエアコン取り付け時に加工したものです。

ここに傷やバリがあるとガス漏れして徐々にエアコンの効きが悪くなります。

なぜこの部分を切り取るのかというと接続のナットを銅管から取り外して接続部にキャップをするためです。

なおこの銅管のフレアは加工して一度接続すると再使用できないのでどのみち設置時には再加工することになります。

次に室内機のパイプを外していきます。
室内機背面のパイプに巻かれたコーテープと防湿テープ
室内機の背面にパイプのジョイントがあり、その部分はビニルテープとコーテープそしてさらにその上に防湿テープで断熱材を覆っています。

こうすることで断熱材に隙間ができず結露を少なくすることができます。

断熱材をはがして接続部を露出させます。
断熱材をはがした室内機銅管接続部
銅管や接続部(真鍮)にあまり変色がありませんね。

使用環境や機種の特性にもよりますが、断熱がよくないとこの部分は結露で表面が黒くなります。

3分管(太いほう)のフレア
取り外した3分管のフレア
OK。

2分管(細いほう)
取り外した2分管のフレア
OK。

こちらも問題ありませんでした。

このフレアも切り取ってナットを使用し室内機の接続部にキャップをします。

室内機の電線接続部カバーを外し、
室内機の電線接続部
ケーブルシース(外皮)のむき過ぎもなく差し込みも適切。

ちゃんとシース部分で電線が押さえられたていた跡が残ってますね。

お引越し先でこのエアコンはまた使用するのですが
室内機側の電線も取り外す
室内機側の電線も取り外します。

ほとんどの業者は室内機の電線をつけっぱなしにして移設しますが、当店では一旦取り外して設置時に再度接続をし直します。

そのほうが確実だからです。

なお他の業者で取り外したもので電線が付いたままになっていても当店で取り付けするときは取り外してつなぎ直します。
事故防止です。

据付板を外します。
取り外す室内機据付板
このエアコン、先日記事にアップした落ちそうになって修理に伺ったものと同じシリーズで室内機が16kgです。

さて当店の取り付け工事はどうでしょう。
室内機をボードアンカーだけでなく内部の木材に固定
ボードアンカーを使用していますが、内部の木材にも長いねじで強固に固定し落下防止をしています。

左は据付板のネジ穴の関係で木材の右端にねじの頭が見えますが左斜めに打って木材に止まってます。

16kgの室内機をボードアンカーだけで石膏ボードに固定するといつか落下しますからね。

壁の変形もありませんでした。

その他の作業も終えて取り外し工事完了。

施工の仕方にほとんど変化はありません。
以前に確立した一貫した方法で施工しています。

でもいまだにもっといい方法があるんじゃないかと考えることも多いんですよ。
ずっと勉強です😅

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