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エアコン工事作業

2024年12月 5日 (木)

撤去、現調後に取付工事②

さて前回の続きで取り付け工事にかかります😊

今回は撤去・調査から2週間ほど間があいての工事です。

まずは配管穴の状態(外壁側から見てます)
配管穴の状態
ここにスリーブ(丸い筒の養生管)を差し込むわけですが穴の形状とは合いません。

スリーブの周りに隙間ができてしまいます。

壁の中はウレタンフォームが隙間なく充填されているので問題ないのですが、外壁と構造板の間に空間があり通気スペースになっています。

穴が歪なためこのままではその通気がスリーブの外側を通って室内に流れ込んでしまう状況です。

なので穴の周囲のみパテとシーリング材で封止しました。
風が入らないようにパテとシーリング材で封止
これで大丈夫でしょう😄

スリーブを差し込み、据付板を取り付けました。
配管穴にスリーブを差し込み、据付板を付けた
このあと室内機の取り付けは無事終わって外の配管作業へ。

外壁の配管カバーの端末に部品を追加。
外壁の配管カバーの端末に部品を追加

カバーにパイプなどを収めてフタを付けました。
カバーにパイプなどを収めてフタを付けた
これでフタが下がることはありません。

室外機を設置。
室外機を設置
ちょっと光の加減で影がのって見にくいのですが😅

エアコンの絶縁抵抗を測定したら電源プラグを差し込み運転開始。
エアコンを試運転
動作が安定してきたらお客さん立会いで動作チェック。

ドレン排水も注水確認しOK。

その他も問題なく作業終了です😊

今回のように現地調査を必要とするケースは多々あります。

こちらのお客さんは初めから「撤去と現地調査を行ったうえで・・・」とお申し出があり、取り付け機種が限定されることを承知の上でご連絡いただいたので作業もすんなりと進められ助かりました😄

Katoairconservice_mark160
http://aircon.la.coocan.jp/

2024年12月 4日 (水)

撤去、現調後に取付工事①

エアコンを入れ替えるにあたり、撤去と現調を先に行い、機種選定後に取り付けに伺うという工事依頼をいただきました😊

こちらは撤去する室内機
撤去する室内機
本体寸法(幅73cm)が通常(幅80cm)のものより小さく購入するエアコンが取り付けられるか確認する必要があります。

なおこのエアコンを取り付けたのは当店ではありません。

室外機はすぐ後ろにあるバルコニーに設置されています。
撤去する室外機
室外機の置台はアルミ製でまだ使用可能なので再利用することにします。

パイプには配管カバーが取り付けられています。
パイプには配管カバーが付けられている
このカバーは廉価版のものですがまだ劣化は進んでおらずこちらも再利用します。

バルコニーの上に半透明の屋根が設置されており日光の紫外線があまり当たらなかったためでしょう。

撤去をしていると・・・
配管穴が丸くない
配管穴が丸ではなく下が角形に切り広げられています。

こちらが新築されたとき工務店にエアコンを取り付けられるよう配管穴を開けてもらったらしいのですが、その穴の位置が高すぎたためエアコン設置の際に削ったそうです。

穴の中はパイプにテープが巻かれていなかったり、穴にスリーブ(養生管)が設置されていませんね。

撤去が終わりました。
エアコンの撤去が終わった
室内側の穴も下が角形に削られています。

では新しいエアコンが設置可能か調査します。

まずは穴の高さ
配管穴の高さを測定
購入予定の室内機の高さは25cmで本体下面が穴の下部とほぼ同じ高さに設置することになります。

それより穴が高いと排水管が持ち上がってしまい水漏れなどの不具合が起きます。

廻り縁から27cmあるから余裕で大丈夫、ではありません。

室内機は金属の据付板を壁に取り付けてそこへ引っ掛けるようになっています。

その引っ掛けしろの分、室内機が下がるのです。

次に左右も調査。
配管穴の位置を調査
こちらは左にあるカーテンレールが本体に少し当たりそうです。

持参したエアコンの詳細寸法図面を見ながら確認し、状況により穴を加工することになるかもしれないが購入予定の機種で設置可能と判断しました。

そのほかに気になったのがココ(配管カバー)
配管カバーがズレ下がる
端末に部品が付けられていないため、これではしばらくするとカバーのフタがズレ下がります。

下がるとそのぶん上部に隙間が開いてカッコ悪いし、内部のパイプの劣化が早まります。

お客さんもそのことに気付いてときどき上げていたようです。

まあ、このズレ下がりがわかってないエアコン工事屋さんもいますからね。

設置したときはフタがカッチリはまり、かなり力を入れないと下がらないのでそうなるとは思わないのでしょう。

このフタが下がるのは太陽光が関連しています。

日が当たると温められてフタ側が少し伸びます。

そして日陰になると縮みます。

それを繰り返すうちに重力も加わり徐々に下がっていくのです。

気づいたらカバーに隙間が👀・・・となるわけ。

ここには部品を付けることにします。

これにて調査完了😊

次回設置工事をアップします。

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2024年11月28日 (木)

16年使用のエアコンを新品へ

16年前に当店で取り付けたエアコンを新品に交換する工事の依頼をいただきました😊

場所は川崎市内の一戸建て。

昔から何度も依頼をいただいているお客さん宅で「なにか手伝うことがあれば・・・」と作業着姿で出迎えてくれました。
(おそれいります!)

撤去する室内機
撤去する室内機
設置した記憶はあるような、ないような・・・

当時のデータによると今回と同じように古いエアコンを撤去して新品を取り付けたとなっています。

そのとき撤去したエアコンは当店で設置したものではありませんでした。
(たぶんこちらが新築された際に設置されたもの)

バルコニーにある室外機。
撤去する室外機
外壁の配管カバーはまだ使えそうなのでそのまま再使用します。

配管カバーは前回の入れ替え工事でも再使用しているのでもう30年位経っているかもしれませんね。

撤去が終わって取り付け工事にかかります。
エアコンの撤去がおわり、新品の取り付け工事を始める
お客さんのご希望で室内機は右側面の壁へ設置することになりました。
(配管穴は開けなおさず既設のものを使用)

なんだか左にある壁の配管穴の形がおかしいですね。

中を見ると温水管が残っていました。
壁の中に温水管が残っている
なるほどそれでか・・・

16年前に撤去したエアコンは東京ガスのTESエアコンです。
(暖房で使用する温水を給湯器などの熱源機から供給する方式)

それに接続されていた温水管です。
(保護テープの中に樹脂製の往復温水管と信号線がはいっている)

お客さんも「そういえばそうだった」と思い出されたようです。

配管穴が歪なのは温水管を壁から出して室内機に接続するため。

TESエアコンはなつかしいな~

30年以上前に当方がまだ社員時代にはTESのエアコン工事もやりました。

当時は東京ガスの講習(TESやGHP)などによく行ったものです。

室内側の設置がおわりました。(試運転時のものですが)
室内機の設置が完了
お客さんはDIYを趣味にしているとのことで、壁の補修と室内に露出するパイプにカバーをご自身でされるそうです。

電気工事士の免許も取得されたとのことで、そのうちエアコンも取り付けられるかもしれませんね😅

もうお仕事は引退されたそうで、以前は何をされていたのかお聞きしたところ、
「飛行機に乗ってました」
わぉ!

それもジャンボ機(ボーイング747)の機長をされていたそうで・・・スゲー😆

いいなぁ~あこがれの職業ですね。

そんなこんなで室外機まで設置完了。
室外機設置完了
試運転チェックは正常で作業終了😊

室外機の移動やあと片付けで道具などの運び出しを手伝ってくださり大変助かりました。

またなにか機会がありましたら宜しくお願いします😄

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2024年11月14日 (木)

12年ぶりの訪問

約12年前に当店で取り付けたエアコンを新品に入れ替える工事依頼をいただきました😊
(場所は横浜市内の賃貸マンション)

ポンプダウン(室外機に冷媒を回収)するため冷房試運転モードで運転中の室内機(ダイキン製)
撤去するエアコンの室内機
まだ故障していませんが使用年数からそろそろ交換時期ですね。

こちらが室外機
撤去するエアコンの室外機
ここの室外機置場には右の窓から出入りし作業します(ちょっときつい😅)

でもお客さんが室外機や道具の出し入れに手を貸してくださり助かりました。
(ありがとうございます!😄)

しかし過去の記憶が曖昧でこのようなところで施工したような、ないような・・・12年も前となるとはっきりしません。

でも室外機のカバーを開けたら
室外機の側面カバーを開けた
この電線のつなぎは当店の施工です。

それに外壁のパイプのテープの巻き方、
パイプのテープは雨水が入らないように下から上に巻いている
雨水が入らないように下から上に巻いてあります。

他の業者さんはほとんどの人が上から下へ巻くのでこの部分も自身で施工したものだとわかります。

それに加えテープの種類も屋外用に厚みのあるタイプを使用しているので間違いありません。

エアコンの施工はそれぞれの業者の特徴やクセがあるので自身で行ったものはわかります。

室内機を外しました。
室内機を外した
据付板はボルトナットで固定されています。

当店のデータベースには落下の危険性があるため管理会社の許可を得ていただき躯体コンクリートへアンカーボルトを打ち込んだ記録が残っていました。

このボルトは公団サイズで打ってあるので新しい据付板もそのまま使用できました。
新しい据付板取り付け

室内機を掛けて配管などを行います。
室内機の配管を行う
下のカーテンレールが接近していますが三菱電機のこの機種は下面が取り外せるようになったので楽に配管できます。

室内側の配管とアース線接続ができました。
室内機の配管が終わった
壁の配管穴は室外側の施工が終わってから最後に埋めます。

室外機まで配管、接続完了。
室外機の接続完了
このあと室内機を含む配管内(冷媒管内)の真空引きを行います。

工事完了。
新しいエアコンへ入れ替え完了
室外側の穴埋めは雨水のかかるところなので12年前と同じくパテの上にコーキングを塗りました。

エアコンの絶縁抵抗を測定したらコンセントにプラグを差し込み試運転。
エアコンの試運転
お客さんに確認していただきながらチェックを行い問題なく作業終了です😊

このたびも当店をご指名いただきありがとうございました😄

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2024年11月 1日 (金)

FF式ファンヒーター撤去

近頃ではすっかり見掛なくなってきたFF式ファンヒーター。

昭和の末から平成の初頭までたくさん設置工事を行った記憶があります。

その後は業務用空調の仕事に就いたため知らなかったのですが、まだ売っているんですね😅

すっかり消えたと思い込んでいました。

今回は2002年頃に発売された製品で撤去の依頼があり伺いました😊

(なお現在、当店ではFF式ファンヒーターの取り付け工事は行っておりません)

こちらがそのヒーター
撤去するFF式ファンヒーター
すでに使用されておらず本体の灯油タンクは空でした。

そしてFF式といえばこれ、
FF式の吸排気トップ
吸排気トップ。(すでに外しかけてますが)

この部分から外気を吸い込みながら燃焼した排気が出るようになっています。

まずはこれを取り外して
吸排気トップを取り外した
室内側から引き抜けるようにしました。

ヒーター本体の上部ガードを外して
ヒーター本体のガードを外した
排気管と吸気管を外します。

本体を取り外しました。
ヒーター本体を取り外した

あとは壁に残った吸排気管を取り外します。
吸排気管を取り外す
なお、壁の中の管は2重管になっていて内側に排気、外側を吸気が流れるようになっています。

取り外した後に残る配管穴にはフタを取り付けました。
配管穴にフタを取り付けた

外側は
穴フタから周囲がはみ出る
取り付けられていた排気トップのツバのほうが大きく周囲に黒いスポンジテープのようなものがハミ出ています😅

この黒いものははがれないのでパテとコーキングで埋めました。
外側の穴フタ
これで撤去完了😊

機種によっては灯油のタンクが外置きになっていることもあり、その場合はもっと大変な作業になります。

古めの公団系住宅では床付近に配管穴が設けられていてFFが付けられる設計になっていたりします。

いまではその穴をエアコン用に使用しているところもありますね。

FF式ファンヒーターは室内の空気が汚れないという利点があります。

しかし過去には室内に漏れた排気により人命にかかわる事故が発生したことも。

一部のメーカーでは回収が呼びかけられていたりするので、もし設置されていたらメーカーサイトなどで調べてみてください。

昔はたくさんあったFF式ファンヒーター、現在では吸排気トップが壁から出ているお宅をほとんど見かけないので東京・神奈川辺りでは需要が少なくなっているものと思います。

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2024年10月28日 (月)

新品?それとも・・・

12年前に当店で取り付けたエアコン。
[室内機]
12年前に取り付けたエアコン室内機

[室外機]
12年前に取り付けたエアコン室外機

まだ使用できる状態ですが、寿命を迎える前に交換をということで依頼をいただき工事に伺いました😊

そして新しいエアコンを設置まで完了。
[室内機](エアコンはお客さんがネット通販で購入されたもの)
エアコン試運転中

[室外機]
取り付けた室外機
お客さん立会いで試運転まで終わりました。

しかし施工中でのこと・・・

これは施工後の室外機の電線接続部
室外機の電線接続部
室内機とつながる電線です。

時間は電線接続前までさかのぼって、

端子台の電線の皮むき寸法を見ていると
端子台に無数の傷
電線の差込口付近に無数の傷が付いています。
(黒いのでちょっと見にくいかもしれません)

じつはそれ以前に室内機側の端子台にも同様に傷が付いていました。

傷は過去に電線を差し込もうとして付いたものと考えられます。

室内機端子台の傷に気付いた時点で、ひょっとしてこのエアコンはどこかの引き上げ品か?と周囲を見回しましたが梱包や養生の仕方、どこを見ても製品は新品のようです。

しかし電線を差し込んでみると通常より軽い力で差し込むことができたのでやはり一度使用した端子台で間違いなさそうな感じ。

メーカーで端子台だけ一度使用したものを取り付けたのか・・・しかしそんなことをするのか・・・🤔

お客さんも新品として購入されているので考えすぎかと思い工事を続行。

工事も終盤に入り室外機の接続を行っていると、先ほどの室外機端子台の傷を確認した次第。

さらに・・・

ケーブルを押さえるバンドの固定ねじの+部分が若干崩れていたり、
ねじの+部分が変形

端子台の解除ボタンを押し込んだときに付いたと思われる傷
端子台の解除ボタンを押した形跡
過去に接続した電線を抜いた時に付いたものでしょう。

真空引きのためサービスポートのキャップを外したところ、
サービスポートが黒ずんでいる
少し黒ずんでいます。

以前に誰かがホースを接続した痕跡です。

この時点でこれは工場で製造出荷されたままの新品ではないと確信しました。

真空引き後にバルブを開けようと六角レンチを差し込もうとしたら
バルブの六角穴が変形
六角穴が変形して差し込めず、角度を変えたところ入ったのですがレンチがグラグラ。
(バルブは開けることができましたが)

どうするとこうなるのか・・・

そして最後は室外機の側面カバーのねじ穴が崩れていてねじを締めてもエンドレスにクルクル・・・止まらない
ネジ穴が崩れている
止まる手ごたえがありませんでした。

おそらくインパクトドライバーなど高トルクの電動ドライバーでねじを締め過ぎたことによるものでしょう。

このエアコンはどこかで設置をしたものが引き上げられて再出荷されてしまったものかもしれません。

しかし梱包が室内機・室外機とも新品のようで区別がつきませんでした。

返品になったものをかなり巧みに新品を装ったのか、それともメーカーが引き上げ品を再梱包したものなのか・・・

はたまたエアコン設置の練習に使ったのか・・・不明です。

後日、こちらのお宅でもう1台の入れ替えがあるのですが、そちらは同じ店で購入されたエアコンをキャンセルし別の店で購入することに。

その際、当方でも以前に何台か購入し信頼できそうなお店を紹介させていただきました😊
(なおその店とはなんの関係もありません)

このようなことは初めてのケースでしたが一度取り付けたものを新品として販売するのはいかがなものかと思いますね。

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2024年10月24日 (木)

機種で異なる無線LAN機器取付

エアコンをスマホなどで操作できるようにする無線LAN機器を取り付ける依頼がときどきあるのですが・・・

設置方法はメーカーによってばらばら。

たとえばこちらはダイキンのある機種。
ダイキンのエアコン

この機種は本体の前面グリルを取り外して無線LAN用の基板を内部に取り付けるタイプ。
本体内に基板を付けるタイプ

配線は後方にある室内機の制御基板へコネクタで差し込みます。
制御基板へコネクタ接続

そのほか機器に同梱のテープを貼ったりしますが
機器に同梱のテープを貼る
それほど難しくなく慣れれば簡単です😄

しかし先日おこなった三菱電機のエアコンでは室内機の前面グリルを取り外した後・・・

これが配線要領説明書😅
無線LAN機器の配線要領説明
こりゃ配線が簡単ではありませんね。

機器はグリルを取り付けるまでの間、図の位置に一旦仮固定するようになっています。

ここをこう回して・・・ここを通して・・・迷路みたい😅

とやってみたところコネクタへの長さが合わずやり直し・・・

2度やり直してなんとか収まりました。
無線LAN機器の配線ができた
裏で説明書通りコードをグルグル回してあります。

機器がぶら~んとなっていますが、説明書では本体側に仮固定するよう書かれていましたがコードの硬さで引っ張られ固定しても外れてしまうためこの状態😆

夏など気温が高ければコードが軟らかくなるので固定できるのかもしれませんが。

前面グリルを元通り取り付けたら機器を収納するポケットへ。
無線LAN機器取付完了
これまで取り付けた中でも配線が大変な機種でした。

無線LAN機器の取り付けはメーカーや機種ごとにかなりの差異があります。

富士通などではグリルを外さなくても機器を差し込むだけでだれでも簡単に取り付けられる機種もあります。

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2024年10月 8日 (火)

3度目の取り付け工事😄

エアコンが故障したので入替工事を、との依頼をいただきました😊

現場は川崎市内の戸建て1階。
撤去するエアコン室内機
すでに撤去中で左横の配管カバーを開けています。

なおここのエアコンは
・2004年にこちらが新築だった頃に新規取り付け。
・2013年に入替工事。
・今回の入替工事。
と3回目の設置工事です。

またその間にもほかのお部屋の工事を行っています。
(毎度ありがとうございます😄)

外側のパイプは
外壁の配管は化粧カバーで設置してある
配管化粧カバーで配管してあります。

中のパイプ・電線類は交換し、カバーはそのまま再使用します。

室外機(撤去中で斜めにしています)
撤去する室外機
室内機と室外機を結んでいる冷媒管長は約5.5mほど。

撤去完了。
配管カバーは再使用する
室内の配管カバーも再使用します。

配管穴のスリーブ(養生管)は新しいものに交換しました。

撤去したのは日立製ですが新しく取り付けるのはダイキン製。
新しく取り付けるのはダイキン製
エアコンの型式にある数字は初めの2ケタが冷房能力を表しています。

56なので冷房能力5.6kWです。

室内機施工中。
室内機設置施工中
本体の前面グリルは施工しやすいように取り外して行いました。

配管処理などが終わったらグリルを取り付けて
室内機の取り付けが完了
壁の穴埋めやその部分のカバーの取り付けは外作業が終わった後に行います。

屋外側の作業へと移ります。
屋外側の作業を始める
配管穴から出て脚立に置いてあるのは冷媒管(中身は銅管)です。

電線や排水用のドレンホースを加えて配管します。

そして室外機へ接続
冷媒管と電線を室外機へ接続
アース線も室外機に接続しました。

室内のコンセントにアース端子はあるのですが、実際にはアースとして機能していない(つながっていない)ことが以前の工事の際に判明したため、そのとき室外機の脇にD種接地工事したアース線です。

真空引きをしながら穴埋めなどを行い、バルブ開放したら工事完了。
エアコンの工事が完了

今回室外機の台は安定性を考慮しブロックにしました。
室外機の台は安定性を考慮しブロックにした

絶縁抵抗測定をしたらコンセントにプラグを差し込んで試運転。
エアコンを試運転
お客さんと動作を確認し作業終了😊

今回もどうもありがとうございました。

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2024年9月24日 (火)

一戸建て2階にエアコンを増設

エアコン用の配管穴のない部屋へ設置工事を行いました😊

こちらのお客さん宅へはこの夏3台目の取り付け工事です。
(毎度ありがとうございます😄)

コンセントは事前に電気工事士資格をお持ちのお客さんご自身で施工されていました。
室内機設置予定場所
部屋は2階で室外機は地面に設置します。

問題は配管穴を開ける位置。

建物の構造がツーバイフォーなので窓の上は開けられません。

窓の左は1階に出窓があり外壁に梯子を掛けられず配管作業ができません。

窓の右側は図面を見させていただくと何本か変則的にスタッド(柱)が入っている状況。

右のコンセント付近には壁内に障害となるものはありませんが、そこへ穴を開けてしまうと隣の部屋の窓が近くにあり梯子を掛けるスペースがなくなります。

そこで、できる限り窓右側にあるスタッドへ寄せて開けることにしました。

なんともわかりにくい説明ですみません😅

まずは石膏ボードだけ開けて
配管穴を開ける
内部に電線などがないか確認。

貫通した穴にスリーブ(養生管)を入れて
配管穴にスリーブ(養生管)を入れた
室外機と結ぶ電線を通して室内機の引っ掛け準備。

室内機を取り付け(画像は試運転時のものです)
室内機を取り付け

梯子は無事掛けることができました。
外壁に梯子を掛けた

配管カバーを取り付けて配管。
外壁は配管カバーを付けて配管
1階と2階の境には帯状の出っ張りがあるのでカバーを切り欠き加工しました。

1階の出窓をよけるための横引き部分はドレン排水のため勾配を付けています。

降りたところには別の部屋の室外機。
エアコン配管
そのため右へ横引きです。

室外機を取り付けて工事完了。
室外機を取り付け
いつものように試運転は問題なく作業終了しました😊

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2024年9月17日 (火)

一戸建て右配管で取り付け

一戸建て2階の部屋にエアコン設置工事を行いました😊
(東京都内)

今回の工事は事前に現地調査を行っています。

室内機はここへ取り付けます。
室内機取付位置
ふつう一戸建てでは配管穴を本体背面に開けるのですが、そちらは玄関側になるためお客さんのご希望で右側面の壁へ開けることにします。

室内機から右側にパイプを出すこのような施工を”右配管”などと呼びます。

エアコンは富士通ゼネラル製。
取り付けるエアコンは富士通ゼネラル製
昔はいまいち安物なイメージ(失礼😅)でしたが現在は一流を名乗る下手なメーカーよりいいですよ。

据付板を仮付けしたら配管穴を開けます。
据付板を仮付けし配管穴を開ける
内壁の石膏ボードを開けきる前にドリルを止めました。

石膏ボードの裏に電線などが隠れていることがあるのでそれらを切らないようにするためです。

なお事前の調査で図面を見させていただきここに筋交いがないことは確認済み。

断熱材などをよけたあと外壁まで貫通しました。
外壁まで配管穴を貫通

据付板を固定、配管穴にスリーブ(筒)取り付け、
据付板、カバーの受け、配管穴のスリーブを取り付けた
そして配管カバーの受けを付けました。

室内機右側面から出るパイプが少し見えるため、その部分を配管カバーで隠します。

今回取り付ける室内機は高さ25cmと小さめ。

現在発売されている多くのエアコンは高さ30cm程度です。

そのため取付位置は低めに設定しました。

もしこのエアコンを天井に寄せて付け配管穴を開けてしまうと、将来30cmのエアコンを付けようとしても配管穴の高さが合わなくなってしまうためです。

室内機を取り付けました。
室内機を取り付けた
アースもコンセントのアース端子へ接続。

ここからは室外側の作業。

2階まで梯子をかけて行います。
2階まで梯子を掛けて作業
配管カバーの直線を出すためチョークラインで墨だし。

配管カバーの受けを付けました。
配管カバーの受け側を取り付けた

室外機は地面に設置します。
室外機設置場所
コンセントや水道メーターがあり少し奥へ室外機を置くため配管カバーはクランクさせました。

その後配管して室外機設置まで完了。

カバーの仕上がり
配管カバーの仕上がり

室外機とその周辺。
室外機とその周辺
地面に置いた室外機の台は安定度の高いブロックを使用。

設置後の傾きを防止します。

お客さんに立会いをお願いして試運転。
エアコン試運転
異常はなく作業終了となりました😊

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