このタイプのエアコン久しぶりに見た
エアコンの入れ替えを予定されているお宅へ現地調査に伺った時のこと。
室外機が少し特殊な設置方法で他の業者さんに見てもらったところ希望の機種では寸法が収まらないと言われたそうです。
それを設置できる他の方法がないかも含め室外側から調査を始めたのですが・・・
現在設置されているエアコンは
冷房能力4.0kWのルームエアコン。
型式にある40という数字が冷房能力です。
その後ろにある4は多くの場合年式を表しています。
4.0kWは約14畳用のものになります。
電圧はこのクラスになれば200Vが多いですね。
と、ここでお客さんから「100Vでは?」とのお声が。
ん?
室内へ行ってみると確かに100Vのコンセントにしかもまるで扇風機のような細い電源コードで室内機につながっています。
え?どういうこと・・・
あ、もしかしてあれか。
電源は三相三線式の200Vです。
一般に動力(電源)と言われるもの。
(一般家庭の単相電源は動力に対し電灯とも呼ぶことがあります)
室内機の銘板もよく見ると
室内機は100V、室外機は三相200Vと書いてありました。
室内機は部屋のコンセントから100V(対地電圧100V)を、室外機は三相200V(対地電圧200V)を室外機に直結というもので別電源になっています。
三相200Vを人が住む部屋へ引き込むのは危険なので以前はこのようなエアコンが存在しました。
でも30数年前にこのタイプのエアコンを数台工事した記憶はありますが需要は少なくそれ以来一般家庭で見たことがありません。
どうもこちらでは設置当時工場を営まれていたそうで、その関係で動力電源のエアコンが選ばれたようです。
動力電源から1相(2線)だけ使用して単相200Vとしてエアコンを使うことは周辺地域への電源品質の低下を招くこともあり電力会社との契約上からもできません。
なのでご希望されている単相200Vエアコンを設置するには電源から考え直さなければなりません。
どのようにするかそこから再検討していただくことになりました。
いまでは三相200Vを使用するルームエアコンはほぼ絶滅危惧種となっています。
(昔から少なかったですが)
ある現行機種を調べたところ、その配線図を見ると現在では室内の100Vのコンセントは不要で室外機に三相200Vを接続し、室内機へはそこから単相をそのまま取り出し電源供給するようになっているようです。
ということは室内機は単相でも対地電圧は200V。
電気配線の基準緩和とエアコンがその基準などに対応してこのように変化したものと思われます。
ただし新品でも発売から数年経過していたりするので来年からの新しいAPF基準には厳しそうですね。
条件や金額が許せば電源に合わせた業務用エアコンを家庭に導入する方向もあるかもしれません。

https://aircon.la.coocan.jp/












































