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2020年9月25日 (金)

補修の多い入れ替え工事

今回はエアコン入替工事です😊

古いエアコンを撤去して、壁のクロスが張り替えられたら新しいエアコンを設置します。

いままで付いていたエアコンはどこかの下請け業者が取り付けたもの。

まず外から見て
横引きされた配管化粧カバーが水平に付いている
いきなり”だめだこりゃ”

配管化粧カバーが水平でドレン排水のための勾配がありません。

エアコン工事は機能が一番、見た目は次です。

しかしこれを付けた人はおかしな施工を覚えてしまったようで、この後さらにいろいろと・・・

ベランダでは
太陽の紫外線で朽ちたドレンホース
巻かれていたテープと共にドレンホース(排水ホース)まで朽ちてボロボロになっています。

耐候性のものを使用していればここまで崩れはしなかったと思いますが。

取り外すため室外機のカバーを開けると
変な電線接続
なんですか~この魂が抜けていったような電線の接続は🤣

接続配線の色順がエアコンで基本の黒白赤ではなく赤白黒になってます。

現在は知りませんが、ある地方では赤白黒の順で接続すると聞いたことがあるので、その方面の人かもしれません。

お!、しっかりアース線が接続されてますよ。
室外機にアース線が接続されているが・・・
でもそこはアース端子ではないような。

しかも・・・
じつはアース線が接続されていない
元を辿っていくとコンセントのアースターミナルへはつながっていません。

室内と室外の連絡線と同じく、単に室内機と室外機をつないているだけなんです。

エアコンの構造をご存知の方ならこれがどれだけ無意味なことかわかると思います。

室内機と室外機はそもそも冷媒管というアース線よりとても太い電気を通す銅管で接続されているからです。

なのでこの場合は室内機とコンセントのアースターミナルを電線で接続するのが正解。

外壁の配管化粧カバーのフタを外すと・・・
ほら出た🤣
配管化粧カバーの中で電線接続されている
カバーの中で電線接続されてました。

これは素人工事よりタチが悪い。

雨水や結露水で濡れるところなのに平気でこういうことやりますから。
危険性をわかってないですね。

外していくと隠された欠陥が次から次へと・・・

最初の画像の水平に取り付けられた配管カバーをはずします。
カバーの中でドレンホースが逆勾配
やっぱりドレンホースが逆勾配でした。

このホースの中は長年のヘドロがたっぷり溜まってました。

パイプを取り外して室内機を下ろすと
配管穴は柱が削られ、しかも逆勾配
これ穴を斜めから見ているのではありません。

真正面です。(もちろん穴にスリーブなどは入ってませんでした)

柱が削られてますね。

建物の構造を知らないとこういうことをやらかします。

内壁を開けたら柱が出てきてしまい、黙ってごまかす不正直さがこの結果です。

柱を削りながら右斜めに外壁まで貫通しています。

しかも外壁側の穴の方が高くなっている逆勾配。

こりゃ救いようがありませんな😅

なんやかんやで撤去完了。

今回は内壁の石膏ボードまでは取り替えないとのことでクロスで穴をふさいでもらいます。
外壁の配管化粧カバーを外したところも塗装してくださいました。

後日、取り付け工事に伺いました😊

内壁の穴はそのまま使用できないので開け直します。
クロスが張り直された壁

ドレン勾配確保のため右上に開けました。
内壁石膏ボードの穴あけ完了
以前の穴が透けて見えてます😅

ここはパテを使って補強しました。

スリーブを付けて
配管穴にスリーブ取り付け
これを付けない業者さん多いですね。

新しいエアコンを取り付けます。
新品のエアコン

また作業に集中して室内機の画像はこれしかありません😂(やれやれ)
しっかりアースは接続しましたよ。

外壁の配管化粧カバーも新しいものに交換。
配管化粧カバーはドレン勾配を確保
ドレン勾配を確保するため斜めにしています。

これも施工途中を撮影していませんが、内部のドレンホースには塩ビ管をかぶせてたるみなどによる逆勾配を防止しています。

室外機は撮ってました😅(どうでもいいですかね)
室外機設置状況
床の勾配が急なためボルト止めのベースを使い、防振ゴムで水平を出しています。

いろいろありましたが施工完了。

機能不全を起こす施工をされると入れ替え工事も簡単ではありません。

手直しで時間を取られるんですよね。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

2020年9月21日 (月)

電気工事業の更新登録完了

電気工事業登録証到着

先日、県庁へ出向いておこなった電気工事業の更新登録手続きから数日で登録証が到着😊

今回はいつもより早く届いたような気がします。
以前よりも処理速度が上がっているんでしょうか?

ということで9月20日から登録番号が変わりました。

”273068号”から”20203074号”へ

前回の初め2桁”27”は平成27年を意味していましたが、今回は初め4桁”2020”と西暦へと変化。

やはりそのほうが処理などが楽になりますし、改元の際の勘違いも少なくなりますね。

当店サイトの番号差し替えも完了しました。

領収書に押すゴム印にいままでは登録番号を載せていましたが、はんこ屋さんに寸法ギリギリと言われていたので今回からは難しそうですね🤔

ゴム印の登録番号はなくすことになりそうです。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

2020年9月16日 (水)

エアコン落ちて撤去へ

エアコン(室内機)が落ちてしまったとのことで点検に伺いました😊
場所は川崎市のマンション。

どこかの量販店の下請け業者が設置したものと思われます。

当店のブログを見ていただいている方は「また?」と思われていることでしょう。

それだけ落下が多いということです。

ん?、前にも同じようなことを書いたような? まっ、いっか😆

現地到着
落ちた室内機をソファーで支えている
落ちた室内機をソファーで支えてました。

ソファーを立てたら高さが丁度良かったようです😄
おっと、感心している場合じゃないですね。

完全に落下したのではなく手前にお辞儀するように傾いたみたいで、就寝中に落ちて朝になって気付いたとのこと。

下にいるときに落ちなくて何よりでした。

横から見ると
据付板ごと壁から外れて落ちている
据付板ごと壁から外れています。

壁は石膏ボードでボードアンカーが抜けたみたいですね。
壁に大きな穴が開いてます。

使われていたボードアンカー
抜けたボードアンカー
ねじ込み式と金属製カサ式の二種類が使われてますね。

ねじ込み式は落下事故が多発して室内機の固定には使用禁止になっています。

もう一つの金属製カサ式はエアコンメーカー推奨のアンカーです。

奥側(本体右側)も
抜けたボードアンカー奥側
同じ組み合わせ。

カサ式のアンカーは2本しか使用されていません。

しかもこのエアコンはけっこう重量級なのでこれだけではいつか落下します。

これを取り付けた業者さんはねじ込み式に加え、カサ式を併用することで大丈夫だと思っていたのでしょう。

なぜ4本ともカサ式を使わないのかというと材料費が高くなるから(セコッ🤣)

でもこの業者さんの施工ではせっかくのメーカー推奨金属製カサ式アンカーを何本使っても意味がありません。

その理由はこれ、
ボードアンカーを締め過ぎ
ボードアンカーのネジを締め過ぎてカサが開き切ってます。

たぶん、でかいインパクトドライバーかなんかで思いっきり締めてますね。

カサ式ボードアンカーの締め付けは加減が必要。
そもそも電動ドライバーで締め付けることが間違い。

最後は必ず手で様子を見ながら開き具合を想像して締めなければいけません。

なぜ締め過ぎるとダメかというと、見えない壁の裏側でカサが開き切って石膏ボードに食い込み破壊するため。

画像のカサの先端と据付板の間は5mm程度しかありません。

石膏ボードの厚みは12.5mmが壁の場合は標準なので、ボード表面の紙を突き破って半分くらい食い込んでいることがわかります。

これじゃ強度がなくなってすっぽ抜けるのもあたりまえ。

さらに奥側(右側)は
ボードアンカーを締め過ぎて変形
だめだこりゃ。

もうカサ(傘)じゃなくなってますよ。

他に止めようが無かったのか・・・

壁を調べると
壁の中には木の下地
ボードアンカーのすぐ右に木の下地発見。

そこから30cm程度右にも同じく下地あり。

この程度のもの見つけられずにエアコン屋なんて務まらないですよ。
でも平気でやっているのがいるから怖い。

しっかり下地にねじを打っていれば落ちてはなかったと思います。

結局10年まで使用していないエアコンですが買い替えるとのことで、このまま放置はできないので撤去開始。

室内機を下ろすと
据付板は左下1本だけねじが下地に効いている
なんでやねーん🤣

左下の1本だけ下地の木にねじが効いてました。

効かすのそこじゃないでしょ。

でもこれは効かしたというよりもねじを打ったらたまたまそこに木があったというパターンです。

まあ、このレベルですから・・・
室外機のカバーを開けたところ
なにか気づきました?

「こんな手間かかるのやらねーよ!」らしいです。
ケーブルをバンドで固定していない
室内外の連絡電線(ケーブル)がバンド固定してありません。

ねじ1本の脱着を惜しむ徹底したスピード重視!

おみそれしました🤣

撤去完了。
エアコン撤去完了
でもお客さんにとってみれば、欠陥と手抜きの工事でエアコンの寿命を縮められ本当に迷惑なことです。

壁の補修も必要になります。

おそらく同じ販売店ではエアコンを買わなくなるでしょう。
(どこの店で買っても同じようなものですが)

せっかくお店に出向いて気に入ったエアコンを選んで買っても工事がお粗末では台無しですね。

近年の室内機が重すぎることもありますが、技術レベルの向上が課題のエアコン業界だったりします。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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