隠蔽配管でのエアコン入替工事
2021年にこちらの修理を行ったお客さん宅へ今回はそのエアコンを新品に交換する工事で伺いました😊
建物はマンションで室内機と室外機を結ぶパイプが壁や天井、床などに埋め込まれている隠蔽配管(先行配管)。
戸建てと異なり隠蔽配管をやめて露出配管にすることはほぼ不可能。
可能な限り既設のパイプを使用するしかありません。
取り外す室内機とその下には点検口。
ここから室外機置場まで冷媒管と電線(室内外連絡線)は壁や天井の中に敷設されています。
外壁には配管カバー
天井内を通ってきたパイプはここから外壁に出て室外機へ。
今回取り付けるエアコンの許容配管長は20m、そしてチャージレス配管長(冷媒を追加チャージしなくてよい長さ)は15m。
冷媒の追加チャージはしなくて済みます😄
室外機の裏側
冷媒管に余裕を持たせてあるので延長等は必要ありません。
さてこのエアコンを撤去する前に冷房運転で温度測定。
吸い込み温度は25.7℃
正常です。
室外機のバルブ温度も測定しましたが前回の修理をして以来、冷媒漏れはありませんでした。
もしこれでエアコンに異常があったり、冷媒漏れが発覚すると隠蔽配管の気密試験(窒素で圧力をかけて漏れを調べる)を行う必要がありますからね。
室外機を取り外し終わって室内側へ、
配管カバーの中は冷媒管、ドレンホース、電線が通してあります。
それに加えて電源コードも壁内まで入り折り返してコンセントへ・・・なんだかな~🥴ザツな感じ。
カバーの途中には冷媒管の接続部があります。
ここは室内機本体の管と壁内から出てきた管との接続です。
新しく取り付けるエアコンとは接続位置が少し異なり、隠蔽配管側の冷媒管は硬化して曲げ加工できない(曲げると折れる)状態なので点検口のところまで新品の冷媒管に交換することにします。
ドレンホース(室内機からの排水ホース)を点検口内にある排水接続口の塩ビ管から抜いたのですが・・・
なんと接着されてました😆
なかなか抜けずドレンホースはボロボロに。
塩ビ管の内面にも破れたドレンホースがくっついています。
まったくもう、こんなところ接着するかねぇ・・・
塩ビ管はVP25というサイズで断熱の被ったホースのほうが若干太くそのままではほとんど差し込めません。
そこでこの工事屋さんは接着剤を塗って滑らせるように少しだけ(5cmほど)差し込んだのでしょう。
後々のことを考えずに余計なことをしてくれたものです。
さて気を取り直して新品の取り付け作業へ。
そこへ室内機を掛けて冷媒管を施工。
新しい冷媒管を接続、断熱してカバーの中に収めます。
簡単に書いてますがここが一番手間がかかるところです😅
点検口内で室内機側からの新しい冷媒管と隠蔽配管側の冷媒管をユニオン接続(メカニカル接続)。
接続箇所が増えるので漏れないよう確実に作業。
ユニオン接続部の断熱処理完了。
接続部に冷媒管用断熱材を巻きビニルテープで固定、その上に断熱テープを貼り、コーテープ(非粘着テープ)を巻き、さらに防湿テープで仕上げました。
つづいて電線を室内機に接続。
この機種・・・ほんとに電線の接続がしづらい。
前面グリルを外さないとムリでした。
外してもなかなか差し込めず一苦労。
このシリーズのエアコンはここ数年とくにやりにくい感じです。
つぎは問題のドレンホース接続。
黄色い工具は作業車から持ってきた塩ビカッター。
塩ビ管の内面に接着剤で貼りついたドレンホースの皮がどうしても取れないのでその部分を切断することにしました。
VP25に断熱ドレンホースを差し込む場合は、
このようにビニルテープで絞ればよいのです。
こんなことちょっと考えればわかると思いますけどね😆
丁度良い太さになって塩ビ管にスルスルと、
差し込んだらビニルテープで固定します。
室内の作業が終わって室外機の設置ですが撮影をすっかり忘れてました😆
工事が終わって試運転中。
いつも通り動作チェックをお客さんと行い、点検口のフタを閉めて作業完了😊
こちらでは後日、隠蔽配管ではなく露出配管のエアコンをもう一台新品に入れ替える予定です。

http://aircon.la.coocan.jp/
« パイプにカビが・・・ | トップページ | 漏電でエアコン入替工事 »
「エアコン工事作業」カテゴリの記事
- 製品の信頼性は高いのですが・・・(2025.11.28)
- 18年ぶりの訪問(2025.11.21)
- 冷媒管気密試験を実施(2025.11.15)
- 漏電でエアコン入替工事(2025.11.10)
- 隠蔽配管でのエアコン入替工事(2025.11.06)






