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2025年8月 8日 (金)

室内機が落ちる

「室内機が落ちた」という点検依頼をいただきました。

訪問してみたところこのような状態。
落ちかけた室内機を箱で支えている
落ちかけた室内機を箱を積んで支えてありました。

掃除をしていたところ突然壁から外れてしまったとのこと。

冷房を使うシーズンはフィルターなどの汚れが気になり掃除をする方が増えるので夏に多発するようです。

横から見るとこのような状態。
室内機を横から見た状態

室内機を固定していたねじを見ると
ねじ込み式ボードアンカーで固定されていた
ねじ込み式ボードアンカーで固定されていました。

このアンカーは長期の重量物保持には使えないためエアコンメーカーでは使用を禁止しているもの。

抜け落ちて当然だったのです。

室内機を外した背面は
室内機の背面
上下2本ずつ先ほどのボードアンカーと中央に間柱をねらって打ったと思われる木ねじ。

しかし間柱は壁表面から少し奥に引っ込んだところにあり、木ねじは先端しか刺さっておらずほぼ無意味な状態でした。

一番荷重のかかる上部をねじ込み式ボードアンカーでしかもたった2本とはこの工事屋さんチャレンジャーですな😆失敗だったわけですけど。

さて次に取付方法を検討します。

壁は変形しておらずメーカー推奨の金属製カサ式ボードアンカーを使用すれば取り付けなおすことはできそうです。

が、ここで別の問題が発覚。
パイプの断熱材が破れている
冷媒管とドレンホースの断熱材が破れています。

うーん、これはもしやネズミの仕業では・・・

お客さんに確認すると、ご近所で建物の解体がされたときに一時ネズミが出没するようになったそうで。

配管穴は
配管穴のスリーブにネズミがかじった跡
スリーブ(筒)が室内側の壁まで届いておらず、端の部分をかじって広げネズミが室内機へ侵入。

残念ながらこのエアコンの取り付けはお断りしました。

スリーブが室内側の壁まで貫通していればこの問題はなかったでしょう。

なぜこのような施工がされたのか?ですが、
エアコン用コンセント
すぐ下にエアコン用のコンセントが設置されています。
(配管穴はパテで塞ぎました)

この配線は分電盤から外壁を這い、エアコンの配管穴から入りそこから壁内を通したためです。

これではスリーブを室内側まで貫通することはできません。

ちょっとコンセントも気になるので開けてみました。
コンセントを開けてみた
これはちょっと・・・

電気工事士の技能試験で落ちるレベル。

これらのことから、当店でエアコンの取り付け工事を行う場合、
・新品のエアコンをネット通販等で購入していただく。
・スリーブを貫通させるため電源コンセントは取り付けなおす。
ということになります。

工事の見積もりを出して後日取り付け工事に伺うことになりました😊

”エアコン落ちた”はすぐに再設置できないことが多く、この暑い時期になると最悪なので掃除の際はできるだけ荷重をかけないように行いましょう。

エアコンを購入する際は重い室内機を避け、壁から少し浮いてきたと思ったら早めに点検依頼するのが身のためです。

Katoairconservice_mark160
http://aircon.la.coocan.jp/

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