このアース線、無意味ですが・・・
200Vのエアコンを撤去しようと電源プラグの差し込みを見たところ、
アース線が接続されています。
一見、アースを接続してしっかりした工事をされているように思えますが・・・
これを工事した業者さんは電気の知識がちょっと不足しているようです。
おそらく元請け会社や販売店から「アース線を必ずつなぐように」と言われ、何の考えもなくそのまま実行しているのでしょう。
まあそれ自体は悪いことではないかもしれませんが。
しかしこのアース線は無意味な施工です。
コンセントからプラグを抜いてみると
200Vエアコンは3極(3本)になっていてそのうち1極が接地極(アース)になっています。
なのでいちいちアース線をエアコン本体から引かずともよいわけです。
プラグ側の接地極は電源の2極より棒が長めに出ていて差し込む際には電源より先にアースが接続されるように出来ています。
(抜くときは電源より遅れてアースが切り離される)
なお30年以上前に販売されていたT型プラグの200Vエアコンには接地極がなかったのでそちらは別途アース線を施設する必要がありました。

http://aircon.la.coocan.jp/
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