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2025年5月

2025年5月30日 (金)

電線接続は安全に

エアコンの入れ替え工事に伺った時の事。

古い室外機を撤去するのですが
撤去する古い室外機

冷媒を室外機に回収(ポンプダウン)しようと側面のカバーを開けたところ、
ポンプダウンのため室外機のカバーを開けた
あれ、またやってるよ・・・

こんなところで電線が接続されてます。
電線が接続されている
雨水がかかるようなところで、しかも差し込み形コネクタ(バネの力で電線を接続する)という湿気に弱い接続方式。

この電線は室内機と室外機を結ぶ連絡配線。

エアコンが使用する電気のうちほとんどを消費する室外機の電源線でもあります。

取り付け工事中、電線の長さが足りなかったときこのようにところかまわず電線を接続して延長する人がいます。

エアコンは使用頻度が低かったようで特に問題は発生していませんでしたが、これが原因で火災になった事例もあるのです。

このような杜撰な工事は昔からあちこちで見られ、メーカーは電線の途中接続を禁止としました。

その後、量販店なども下請け工事業者に対し電線相互の接続を禁止。

それはそれで困ったものですが。

電線の接続は安全な方法で行わないと事故になります。

Katoairconservice_mark160
http://aircon.la.coocan.jp/

2025年5月27日 (火)

戸建てに新規取り付け

横浜市内にある一戸建てでエアコンの取り付け工事を行いました😊

設置するのは2階のこちら。
室内機設置場所
この部屋には初めてエアコンを取り付けるので配管穴はまだありません。

室外機は1階地面に置きます。

今回取り付けるのはパナソニック製。
取り付けるエアコン
このメーカー久しぶりのような気がします😅

配管穴を開けられる位置を確認し、据付板を取り付けるためのボードアンカーを打ち込みました。
配管穴の位置決めとボードアンカー打ち込み
配管穴はすぐ右にある柱(壁の中で見えません)ぎりぎりの位置にしました。

据付板を壁に固定したら配管穴を開けるためコアドリルで表面の石膏ボードだけを切り込みます。
コアドリルで石膏ボードのみ切り込む
石膏ボードを完全に切ってしまう前にドリルを止めます。

万一、電線などが裏に隠れていても切らないようにするためです。

石膏ボードを取り去ると
石膏ボードを取り去ると断熱材を覆っているビニールが見える
断熱材を覆っているビニールが手前まで張り付いています。

なので電線などがあるとそれも石膏ボードのすぐ裏に張り付いているのでコアドリルで一気に切り抜くのは禁物。

また、断熱材をコアドリルで切るのもダメ。

ドリルに絡んで断熱材を巻き込み周囲までごっそり取れてしまう場合があるのです。

ナイフとドライバーなどを使って断熱材を丁寧に切り開き、その後外壁側をドリルで貫通。
外壁まで配管穴が貫通
予定通りすぐ右に柱があります。

この穴にはあとでスリーブ(筒)を付けます。

さて続いて室内機の準備にかかります。
室内機を壁に掛ける準備をする
このエアコンにはフィルター自動掃除機能に加え、そのホコリを屋外へ自動排出する機能まで付いています。

床に排出口(ダンパー)が置いてありますが今回は使いません。

自動排出機能は排出用のホースが詰まることがあり、ときどき排出口の点検と掃除をしないと故障することもあります。

以前こちらの記事でも取り上げています。

掃除をするといってもここは2階。

お客さんが外から点検することなどできるはずもありません。

なのでダストボックス方式(室内機内のボックスへホコリをためる方式)へ切り替えました。
ダストボックス方式へ切り替え
もちろんときどきダストボックスのホコリを捨てる必要があります。

室内外機連絡電線とアース線を接続。
室内外機連絡電線とアース線を室内機に接続
パイプ類をまとめて引っ掛け準備完了。

配管穴にはスリーブを取り付け、
配管穴にはスリーブを取り付けて電線を差し込んだ
室外機への電線を差し込みます。

室内機を掛けて
室内機を取り付けた
設置状態の点検、前面パネルの取り付け、アース線の接続をして室内機の取り付けが完了。

つぎは外壁の配管作業へ、
外壁の配管作業をはじめる
この日は曇りで暑くもなく寒くもなく最高の工事日和😄

撮影などすっかり忘れて作業に集中。

気付いたらなにも撮らず終わってました😆

配管化粧カバーで施工。
外壁は配管化粧カバーで施工
途中にある帯状の段差はフリーコーナー(ジャバラ)でかわしました。

”下げ振り”と”チョークライン”を使用して上から下まで一直線。
”下げ振り”と”チョークライン”を使用して配管化粧カバーの直線出し

室外機
設置した室外機
ブロックを台に水平を出して設置。

最後に試運転。
工事完了後の試運転
異状等はなく作業完了です😊

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http://aircon.la.coocan.jp/

2025年5月23日 (金)

引越しでエアコンの取り外し

川崎市内にあるマンションで引っ越しに伴うエアコンの取り外し工事を行いました😊

エアコンは2台ありどちらも数年前に当店で設置したもの。

まずは1台目。
取り外すエアコン1台目
2017年に取り付けたものです。

配管穴が床近くにあるのでパイプが室内に長く見えています。

テープをはがして
配管テープをはがす
パイプを外します。

1台目の取り外し完了。
1台目取り外し完了
配管穴のフタはないとのことでパテで塞ぎました。

室外機
取り外した室外機
冷媒管接続部のバルブにはキャップをして汚れや漏れを防止してあります。

さて次の2台目は2018年設置。
室外機が天吊りになっている
室外機が天吊りになっています。

外に出てみます。
天吊りの室外機とパイプ
あれ?なんだかやけにパイプが斜めになっているなぁ🤔

こんな配管した覚えはないけど・・・

あー、わかった。

天井に固定しているこのボルト、
天吊り室外機を天井に固定しているボルトが交換されている
交換されてます。

当方で取り付け工事をしたときの記事が残っているのでこちらを見るとわかります。

なぜ交換されたのかというとそれは大規模修繕工事。

天井を塗装するときに長いボルトに付け替えてナットを低い位置に下げたのでしょう。
(こうすることで天井と金具に間隔があき天井を塗装することができる)

塗装後は元のボルトに戻さず、しかも室外機(金具)は横に15cmほどスライドしたまま締めこんでいってしまった。

そのためパイプが大きく斜めになっていたのです。

やることがテキトーですな😆

ま、いまさらどうでもよいです😁

天吊り用の昇降器具を金具につけて室外機を吊り上げます。
天吊り用の昇降器具を金具につけて室外機を吊り上げ

室外機を支えていた金具を外してスルスルと降下
天吊り金具から室外機を下す

無事着地😄
室外機が着地
天板に排ガスや砂埃が積もっているのはいつものこと😆

天吊り用の金具を撤去して配管穴をパテで塞いだら作業完了😊
エアコンの取り外しが完了
エアコンはどちらも再使用できるように取り外しました。

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2025年5月20日 (火)

室内配管カバーの水漏れ

マンションに設置されたエアコンの室内配管化粧カバーから水が落ちるとの点検依頼をいただきました😊

毎年、夏になるとこの水漏れ点検依頼がやってきますね。

さて今回は、
室内の配管化粧カバーから水が落ちる
この部分から水が落ちるそうです。

去年の夏に漏れたそうですが、まだ今年は冷房を使用していないので漏れは確認できません。

漏れていた部分のカバーを外してみます。
配管カバーから風が出てくる
窓を閉めてレンジフードファンを回していただくとカバーから風が出てきました。

この風は換気扇で室内が負圧になり外から吸い込まれた外気。

夏になれば湿度の高い熱風なので冷房時に冷たくなった冷媒管は断熱があっても表面に結露を生じてしまいます。

なぜここから風が出てくるのか、それは壁の配管穴のパテ埋めなどが不足しているか、はがれていることが考えられます。

配管穴は室内、室外とも配管カバーが付けられているため外さないと直接見ることはできません。

ここから少し室内機側には冷媒管の接続部があるのでそこも見てみます。
冷媒管の接続部
この部分の断熱不良による結露ということもよくあります。

表面に巻かれた白い防湿テープを切り開いてみると
冷媒管接続部に巻かれた防湿テープを切り開くと
防湿テープの内側には断熱を補強するテープ類は何も巻かれていませんでした。

防湿テープをはがすと銅管が露出しています。
断熱が縮んで銅管が露出
断熱材が縮んだためです。

これでは冷たくなった銅管が結露して水が出てもおかしくありません。

冷媒管の断熱材は新品から使用するとしばらくのあいだ縮む性質があります。

防湿テープにはその縮みを止めるほどの保持力はないのでこれだけの隙間ができてしまったということ。

またそのテープは表面結露をある程度抑制できますが通気性があるため断熱効果はほぼありません。

あるエアコンメーカーがこれを断熱テープと呼んでいるので工事人が勘違いするのかもしれませんね。

点検の結果としては
①配管穴のパテ埋め不良による外気流入。
②冷媒管の断熱不良。

この2点による結露水流出と判定しました。

おおよその修理費用を提示して補修することになりました。

冷媒管の断熱補修から始めます。
冷媒管の断熱を追加
冷媒管の断熱を追加。

その後画像がありませんが、ビニルテープを巻いて断熱材をしっかり固定し、さらにコーテープで巻き上げ。

最後に上から防湿テープを巻きました。
冷媒管の断熱補修完了
これで銅管の結露は抑えられます。

次は穴パテ補修。

室内側と室外側のカバーを外してみると、
室内の配管穴から外の光が見える
あらま、室内側にはパテ埋めされておらず、しかも外の光が見えてますね。

外側のパテはご覧の通り
パテ埋めに隙間がある
隙間だらけの状態。

パテを補強したのち上からシーリング材ではがれ防止。
穴パテを補強したのち上からシーリング材ではがれ防止
室内側は画像を取り忘れてありませんがパテ埋めしました。

室内、室外の配管カバーを元通りに戻して作業完了😊
配管カバーを戻して補修作業完了
これで様子を見ていただきます。

マンションの室内配管化粧カバーはこの結露問題が多く発生します。

テープ巻き仕上げであればほとんど生じないのですが。

そのほかにはマンションの大規模修繕工事などで室外機が移動された際、パイプが動いてパテに隙間ができて室内の配管カバーから水漏れするようになることもあります。

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2025年5月16日 (金)

エアコンの配管穴は基本65mm

エアコン取付工事の依頼をいただき訪問しました😊

建物は木造の一戸建て。

こちらに室内機を取り付けます。
室内機設置場所
ここには以前エアコンが設置されていたようですがきれいにリフォームされています。

壁には配管穴とエアコン用コンセントが設備されていました。

今回、配管穴は本体で見えなくなるように設置する予定。

しかし配管穴に付けられているフタを外しても
配管穴に付けられているフタ
周囲のツバが10mm位壁から出っ張っていてこれでは室内機が壁につかず浮いてしまいます🤔

でもこのツバは外せることを事前にお客さんより報告いただいているので心配ありません😄

さっそくフタをツバごと抜き取ってみると・・・

穴が小さかった😆
配管穴が小さい
直径が50mmほどしかありません。

これに配管を通すのはちょっときびしい。

エアコンの配管穴の大きさは65mmが基本のサイズ。
(外壁は65mmで開けられていたのですが・・・)

穴を広げるため鉛筆で65mmの円を描きました。

排水勾配確保のため円の下部は穴の下部と合わせています。

このラインに沿ってコアドリルで穴を開けたいところですがセンタードリルのあたる部分に壁がないのでそれはできません。

こんなときは引き廻し鋸でギコギコ😅
引き廻し鋸で穴を拡げる
いきなり鋸を引くと壁紙が大きく破れたりするので事前に鉛筆のラインに沿ってナイフで切り込みを入れてあります。

切り終わってスリーブを付けました。
拡げた配管穴にスリーブを付けた
このスリーブの重要性についてはいつも他の記事で触れているので省略します。

据付板を設置。
据付板を取り付け

室内機を掛けて
室内機を取り付けた
無事設置できました😄

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2025年5月13日 (火)

このアース線、無意味ですが・・・

200Vのエアコンを撤去しようと電源プラグの差し込みを見たところ、
コンセントのアースターミナルにアース線が接続されている
アース線が接続されています。

一見、アースを接続してしっかりした工事をされているように思えますが・・・

これを工事した業者さんは電気の知識がちょっと不足しているようです。

おそらく元請け会社や販売店から「アース線を必ずつなぐように」と言われ、何の考えもなくそのまま実行しているのでしょう。

まあそれ自体は悪いことではないかもしれませんが。

しかしこのアース線は無意味な施工です。

コンセントからプラグを抜いてみると
200Vエアコンの電源プラグとコンセントの形状
200Vエアコンは3極(3本)になっていてそのうち1極が接地極(アース)になっています。

なのでいちいちアース線をエアコン本体から引かずともよいわけです。

プラグ側の接地極は電源の2極より棒が長めに出ていて差し込む際には電源より先にアースが接続されるように出来ています。
(抜くときは電源より遅れてアースが切り離される)

なお30年以上前に販売されていたT型プラグの200Vエアコンには接地極がなかったのでそちらは別途アース線を施設する必要がありました。

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2025年5月 9日 (金)

先日撤去したところへ新品取付

先日こちらで撤去したお客さん宅へ取り付け工事に伺いました😊

さっそく作業開始😄

まずは据付板と配管穴にスリーブ(筒)を付けました。
据付板と配管穴にスリーブを付けた
スリーブは虫の侵入や壁内からの空気流入を防ぐことができます。

また、パイプや電線の防護管の役割もあります。

外側から配管穴に冷媒管を差し込みました。
室外側から冷媒管を差し込んだ
室内機の管と接続できるように長さを合わせて壁に沿って曲げます。

すでに先端は接続用にフレア加工し、ホコリなどが入らないようにビニルテープを巻いてあります。

室内機も壁に掛ける準備完了。(ちょっとわかりにくい画像ですが😅)
室内機を壁に掛ける準備が整った
前面グリル(室内機のカバー)は作業に邪魔なので外してあります。

壁の配管穴が本体左側に位置しているので排水用ドレンホースを右(工場出荷時)から左へ差し替えました。

室外機とつながる電線を端子台に接続。

本体から出ている冷媒管の断熱の上に非粘着テープを巻き、更に防湿テープを巻きました。

そして壁に掛けて冷媒管の接続や配線処理まで行いました。
室内機を壁に掛けて配管接続
配管穴は本体裏に隠れ、スリーブを入れてあるので室内側の穴埋めは必要ありません。

前面グリルを取り付けて室内側が完了😄
室内機取付完了
次は屋外の作業です。

ですが、外は雨・・・

一戸建てで直接雨が当たるところなのでこの日の作業はここまで🙁

翌日は晴れ予報なので明日別の現場が終わってから再度訪問することにします。

なお古いエアコン撤去前の外側配管はご覧のようにテープ巻き仕上げになっていました。
古いエアコン撤去前の外配管はテープ巻き仕上げだった
今回はテープ巻き仕上げでなく配管化粧カバーを取り付けます。

翌日、青空のもと作業再開😄

配管カバーを取り付けていきます。
外壁に配管カバーを取り付ける
配管穴は元のパテ埋めが広範囲にされていたため、はがしたところの塗装の色が異なるので出口カバーで隠れるようにつばの大きいタイプを選定。

出口カバーの下に見える赤い線はこちらで引いた直線出しのチョークライン。

そのラインに沿ってカバーを付けていきます。
チョークラインに沿って配管カバーを取り付けていく

室外機は真下ではなく右奥側面へ設置するためカバーを横に曲げます。
配管カバーの取り付け
排水用のドレンホースは流れが良いようにカバーにドリルで穴を開けて真下に下すことにしました。

雨どいの手前までカバーを付けてそこからはテープ巻きで壁と雨どいのすき間を配管します。
雨どいの手前まで配管カバー
壁の角部分の冷媒管の曲げはかなりタイトなR(曲げ半径)でないとうまく配管できません。

手曲げでは冷媒管(銅管)が折れて潰れるのでここだけはパイプベンダーを使うことにしました。
冷媒管の曲げにパイプベンダーを使う
銅管の曲げたい位置に印をつけてそこから少しベンダーの中心をずらして掛けます。

ずらさないと曲げた後の寸法がずれてしまうのです。
(何言ってるのかわからないかもしれませんねぇ😆)

ラチェット式のベンダーなのでカチカチカチ・・・と繰り返しハンドルを握っていくと
パイプベンダーで銅管が曲がっていく
曲がっていきます。

ベンダーを外せば
冷媒管(銅管)が90度に曲がった
ハイこの通り。

手ではぜったいにここまで曲げられません。

ただし手曲げと異なりベンダーを使うと銅管がカチカチに硬化するので曲げ方向や寸法を間違えてしまうとやり直しができません。

一発勝負なのです😅

その後、配管と室外機の接続もすべて終えて・・・

配管の仕上がり
配管(配管カバー)の仕上がり

下の曲がり部分
曲がり部分の配管カバー

室外機
室外機の設置
室外機の台はブロックを使用しました。

エアコンに漏電がないか絶縁抵抗を測定後、運転開始。
エアコンの運転を開始
お客さんに立ち会っていただき試運転チェック。

問題なく作業終了となりました😊

Katoairconservice_mark160
http://aircon.la.coocan.jp/

2025年5月 6日 (火)

冷媒管の曲げがきつい・・・

都内のマンションにて新品のエアコン取り付け工事の依頼をいただきました😊

古いエアコンは事前にお客さんご自身で取り外し済み。
古いエアコンはお客さん自身で撤去済み
配管カバーはそのまま再使用します。

配管カバー
室内に設置された配管カバー
くねくね曲がって冷媒管(銅管)の処理が大変そう・・・

室内機本体から出ている冷媒管との接続部がこの辺りになる見込み。
配管カバー
カバーの曲がり部分です。

嫌な予感🤔・・・

案の定、配管カバーの曲がりのところに接続部が来てしまい管が曲げられない😆

室内機本体から出ている冷媒管の長さは機種によりまちまちなのでこればかりは”運”

すぐ下でまた90度方向違いに曲げるので余計にきつい💦

お客さんは「難しければ配管カバーは使わなくても」と言ってくれましたが・・・

しばし冷媒管と格闘。

接続部周囲の銅管を折らないように慎重に曲げて接続。

撮影はできず途中の画像はありません😅

なんとか配管カバーの中に収まり完成😄
エアコン設置完了
試運転は異状なく作業完了しました😊

マンションの造りなどで配管カバーの曲がり同士が接近していると今回のようなことがあります。

接続部近辺では銅管を曲げる工具(ベンダー)が使えないので手で曲げるしかないのです。

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2025年5月 2日 (金)

省エネエアコンは重いのが欠点

エアコンを新品へ入れ替える工事の依頼をいただいたのですが・・・

お客さんがネット通販で購入される予定の機種は省エネ重視で室内機本体の奥行きが大きくかなり壁から出っ張り、質量が14.5kgと壁への負担が大きいもの。

そこでそのエアコンが設置可能か調査を含め先に古いものを撤去しに伺いました。

現在付いているのは
現在付いているエアコン室内機
こちらも奥行きが大きく質量は13.5kgです。

それなら問題なく取り付けられるのでは?

と思うでしょ。

それがそうはいかないことがあるのです。

壁材の石膏ボードがどの程度傷んでいるか、また強度はどうか、それにより取り付けられる質量なども変わります。

もし先にエアコンを購入してしまいそれが取り付けられないとなったら返品できれば良いのですができない場合は面倒なことになります。

撤去が終わってまずは寸法を測り購入予定の機種が入るかを確認していきます。

配管穴の天井からの高さから
希望するエアコンが付くか寸法を確認
こちらの配管穴にはスリーブと呼ばれる筒がないので取り付け時に入れることにします。

これまで付いていた室内機は高さが25cmというコンパクトなもの。

周囲に余裕があるのにもかかわらず天井に寄せて付けてしまっているので配管穴も高めです。

取り付け工事した人がわかっていないとこのような設置をされてしまいます。

新しく設置しようとしている室内機は29.5cm(多くのエアコンはこれくらいの大きさ)なのでかなりぎりぎりです。

「いやいや天井から33.5cmあるから余裕でしょ😃」

残念ながらそうとは言えません。

室内機の上部は吸気や前面パネル開閉、その他メンテナンスのため数センチのクリアランスが必要になります。

あまり天井に近いと効率が低下したり掃除しようとしても手が入らないといったことにも。

天井にあてたスケール。
配管穴の高さを調べるため天井にあてたスケール
あ、これはまずい・・・

なにか気づきました?

壁の変形です。
室内機の重さで壁が変形
室内機の荷重が掛かっていたところが引っ張られて手前に膨らんでいます。

壁材の石膏ボードは石膏と言っても粉を固めて紙でサンドしたような感じのもので強い荷重には耐えられません。

なので長期間引っ張られ続け変形してしまったのです。

省エネエアコンは室内機が重くて奥行きが大きいものがほとんど。

よほどしっかりした壁でなければ取り付けられません。

そもそも住宅の壁はエアコンをぶら下げるようには設計されていないのです。

もし据付板(室内機を引っ掛ける鉄板)をまともに設置できないほどの変形があれば壁を張り替えていただくほかありません。

それには内装業者を呼んで高額な工事費用がかかるでしょう。

断言はできませんが、まだこの程度であれば次のエアコンもおそらく設置可能だと思います。

ただし軽量であまり奥行きの大きくない室内機に限定されるため機種を変更していただくことになりました。

「一流のエアコンメーカーが販売しているのだからどの家でも設置できる」とは限らないのです。

Katoairconservice_mark160
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