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2025年1月28日 (火)

コンセント交換と電圧切り替え

これは100V用のエアコン設置が終わったところです。
100V用のエアコンを設置
そのまま試運転といきたいところですが・・・

エアコン用のコンセントは200V
エアコン用のコンセントは200Vになっている
コンセントの定格は20A250V。

回路計で電圧を測定するともちろん200V
回路計の指示値は210V
300Vレンジでの指示値は210Vとなっています。
(最近またアナログ計器を多用しています😅)

ということでエアコンに合わせてコンセントの交換と電圧の切り替えを行います😊

まずは分電盤で該当回路のブレーカーを切ることから。
分電盤
あれまぁ

各回路名が記載されていませんね。
分電盤の各回路にに回路名がない
どのブレーカーがエアコン用なのか調べます。

カバーを外したらすぐに見つかりました😄
エアコン回路のブレーカーを見つけた
このブレーカーは200Vだと黒い表示になっています。

ブレーカーを切って電気が来ていないことを確認しコンセントを取り外しました。
コンセントを取り外した
配線の曲がりを直したり皮むき長さを調整。

100V用のコンセントを取り付けます。
コンセントを取り付ける
極性などを間違えないように行います。

コンセントの設置を終えて、ここでブレーカーONしてプラグを差し込むとエアコンが壊れます。

形が100V用に変わっただけで電圧はまだ200V。

ブレーカーに戻って200Vから100Vに切り替え。
ブレーカーを200Vから100Vに切り替えた
表示が白になって100Vを表しています。

この分電盤はブレーカー本体で電圧を切り替えられるのでラクですね😄

さてつぎは絶縁抵抗測定をしてっと・・・

おや?

ブレーカーの負荷側(コンセント側)配線の色が逆ですね。
ブレーカー負荷側の配線の色が逆
周囲のブレーカーを見ると左から白黒、白黒となっているのに該当ブレーカーだけが黒白😵

どこかの工事屋さんがうっかりミスをしたのか、それともなにか意図があってこうしたのかは定かでありません。

まあ、色くらいどうでもいいじゃないの・・・とはいきません。

交流の電源にも極性があります。

特に100Vの場合は黒をLINE側(対地100V)に、白を接地側(対地とほぼ同電位ですがアースではありません)に接続するのが通常です。
(なお200Vは黒白共にLINE側になります)

普通の100Vコンセントでも差込口をよく見ると左側(接地側)が長く、右側(LINE側)が短くなって極性があることがわかります。

ただし今回のように逆接続されていることがたまにあるので信用まではできませんが。

ブレーカーの配線はふつう左から黒白と接続しますが、このブレーカーは上下逆さまなので白黒になります。

直しました。
ブレーカーの配線を直した
左から白黒。

絶縁抵抗を測定してブレーカーON。
エアコン用コンセントに通電
検電器でコンセントの極性に間違いのないことを確認。

取り付けたコンセントの定格は20A125V。

電圧測定(120Vレンジにて)。
コンセントの電圧は105V
105VでOK。

210Vだったものが105Vなのでちょうど半分ですね。

エアコン側も絶縁抵抗測定し問題なし。

コンセントのアースターミナルにエアコンのアース線を接続してプラグを差し込み運転開始。
エアコンを運転開始
各チェックを行い作業終了です😊

Katoairconservice_mark160
http://aircon.la.coocan.jp/

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