コンセント交換と電圧切り替え
これは100V用のエアコン設置が終わったところです。
そのまま試運転といきたいところですが・・・
エアコン用のコンセントは200V
コンセントの定格は20A250V。
回路計で電圧を測定するともちろん200V
300Vレンジでの指示値は210Vとなっています。
(最近またアナログ計器を多用しています😅)
ということでエアコンに合わせてコンセントの交換と電圧の切り替えを行います😊
各回路名が記載されていませんね。
どのブレーカーがエアコン用なのか調べます。
カバーを外したらすぐに見つかりました😄
このブレーカーは200Vだと黒い表示になっています。
ブレーカーを切って電気が来ていないことを確認しコンセントを取り外しました。
配線の曲がりを直したり皮むき長さを調整。
100V用のコンセントを取り付けます。
極性などを間違えないように行います。
コンセントの設置を終えて、ここでブレーカーONしてプラグを差し込むとエアコンが壊れます。
形が100V用に変わっただけで電圧はまだ200V。
ブレーカーに戻って200Vから100Vに切り替え。
表示が白になって100Vを表しています。
この分電盤はブレーカー本体で電圧を切り替えられるのでラクですね😄
さてつぎは絶縁抵抗測定をしてっと・・・
おや?
ブレーカーの負荷側(コンセント側)配線の色が逆ですね。
周囲のブレーカーを見ると左から白黒、白黒となっているのに該当ブレーカーだけが黒白😵
どこかの工事屋さんがうっかりミスをしたのか、それともなにか意図があってこうしたのかは定かでありません。
まあ、色くらいどうでもいいじゃないの・・・とはいきません。
交流の電源にも極性があります。
特に100Vの場合は黒をLINE側(対地100V)に、白を接地側(対地とほぼ同電位ですがアースではありません)に接続するのが通常です。
(なお200Vは黒白共にLINE側になります)
普通の100Vコンセントでも差込口をよく見ると左側(接地側)が長く、右側(LINE側)が短くなって極性があることがわかります。
ただし今回のように逆接続されていることがたまにあるので信用まではできませんが。
ブレーカーの配線はふつう左から黒白と接続しますが、このブレーカーは上下逆さまなので白黒になります。
絶縁抵抗を測定してブレーカーON。
検電器でコンセントの極性に間違いのないことを確認。
取り付けたコンセントの定格は20A125V。
210Vだったものが105Vなのでちょうど半分ですね。
エアコン側も絶縁抵抗測定し問題なし。
コンセントのアースターミナルにエアコンのアース線を接続してプラグを差し込み運転開始。
各チェックを行い作業終了です😊

http://aircon.la.coocan.jp/
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