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2024年12月

2024年12月30日 (月)

室外機移設で高置台使用

2024年最後の作業は室外機の移設を行います😊

工事内容は、
室外機を移設する
現在の位置から左へ移動します。

しかしそこには地面から50cmほどの高さのブロック塀が。
室外機の移設先には高さ50cmのブロック塀がある
そのまま室外機を置くと風が吹き出せず冷暖房能力低下をまねきます。

そこで今回は高置台(平地置台)というものを使用して施工することになりました。

そして工事当日
室外機移設先の砕石は退けられていた
敷かれていた砕石は退けられていました。

工事にかかる前に温度測定などを行いエアコンの状態をチェックしておきます。

エアコンに不具合があれば中止になるかもしれませんからね。

取り寄せた高置台
取り寄せた高置台
あまり使われない金具のため資材店の在庫にはなく取寄せ品です。

梱包を開けて組み立てます。
高置台を組み立てる
高さを調整しながらボルト固定。

お客さんから余っていたブロックを提供していただき金具を設置。
高置台を設置
金具の水平を出します。

黒色の丸い部分に室外機の足が固定されますが、これは防振ではなく電気絶縁用。

エアコンが漏電した際に電流が室外機から金具へ流れ出るのを防ぐ役割です。

金具の設置が終わり次は室外機の移設です。
室外機の移設を行う
ポンプダウン(冷媒を室外機に回収)を行います。

電線の色順をチェック。
電線の色順をチェック
取り付けのときに色順を間違えると制御基板等が故障します。

このエアコンは製造から10年を超えているため、もし壊すと部品が入手できず修理できないこともあるので慎重に。

室外機から冷媒管を外しました。
室外機から冷媒管を外した
なんだこれ?

周囲がずいぶんと変色してますね。
フレア接続面が変色
この部分は銅管のフレア接続面で冷媒漏れを防止する大切なところ。

色の変色した部分は銅管側のフレアが接触していなかったことを表しています。

なぜこうなったのかというと、
フレアが小さすぎる
銅管のフレアが小さ過ぎるからです。

あまり小さいフレアだと銅管がすっぽ抜けて一気に冷媒が噴き出し大騒ぎになることも。

しかもフレアが段つきで締め付けも弱かった形跡が。

室外機の取り外しが終わりました。
室外機の取り外しが終わった
冷媒管と電線の長さは移設先までぎりぎり足りそうなのですが・・・

冷媒管は硬化していて曲げ加工に耐えられないので途中で切断して新しいものに交換します。

電線は足りればそのまま、もし足りなければ室内機から入れなおし交換になります。
(測ったところおそらく足りるでしょう)

冷媒管の接続部は配管カバーの中に納まるようにします。
冷媒管接続のため断熱をはぐ
接続加工のため断熱をはぎます。

今回の接続にはユニオンとフレアナットを使用します。
冷媒管の接続に使用するユニオン
メカニカル(機械的)に冷媒管を接続。

今後のエアコン寿命や接続場所から溶接接続するまではないという判断です。

切断した銅管それぞれフレア加工を行いフレアナットで締め付け
冷媒管をユニオン接続
2つの接続部の高さは上下にずらしました。

この後断熱材をかぶせてテーピングするのですが、同じ高さだと太くなり配管カバーに収まらなくなるためです。

テーピングしました。
冷媒管を断熱してテーピング
カバーへ収めてフタをします。

室外機を高置台に設置して配管接続、電線接続、真空引きをして完成。
室外機移設完了
試運転チェックして作業完了です😊

電線は予想通り長さは足りたのですが、気温の低さなどによりケーブルがカチカチでちょっと手こずりました😅

室外機が元あった場所には水栓と流しが設置されるそうで、室内機からのドレン排水はその流しに落としてもらうことに。
室内機からのドレンホース
これにて2024年の作業は終了。

今年も当店にご依頼くださった皆さま、誠に有難うございました。

Katoairconservice_mark160
http://aircon.la.coocan.jp/

2024年12月29日 (日)

これは危険な電線接続

当店で10数年前に設置したエアコンの入れ替え工事の依頼を受け、撤去を行っていたところ、

配管カバーを開けると電線の接続が・・・
配管カバーを開けると電線が接続されている
なんで?

室内機と室外機を結ぶ電線が接続されています。

もちろん当方ではこのような危険行為はしません。

配管カバーや配管テープの中で電線を接続すると発煙・発火のもとになるのでエアコンメーカーなどから禁止されています。

実際、煙が上がって消防車を呼んだマンションを知っています。

雨水や結露水などで接続部がドロドロになったりしますからね。

この電線は信号だけではなく室外機のコンプレッサーやファンなどの電源も供給します。

では誰がこのようなことをしたのか・・・

どうやら設置後数年でエアコン本体が故障してメーカーで修理を行ったらしいのです。

その脱着の際に電線を途中で切って接続したようです。

その他、室内機を外すとその背面でも接続されていました。
(画像は撮り忘れました)

まあ、メーカーサービスマンといえども所詮は下請け業者。

社員が指導や現場管理など以外で来ることはほぼないでしょう。

メーカーだから安心・・・とは言えません。

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2024年12月26日 (木)

足場で作業(エアコン取付)

前回のエアコン取り外し後に外壁の塗装工事が完了したので取り付けを行います😊
エアコン室内機設置場所
壁の配管穴が逆勾配(外に向かって上っている)だったので外壁側をコアドリルで削り修正しておきました。

こちらの建物が新築時にエアコン工事した人がどういうわけか逆勾配に穴を開けてしまったらしいのです。

これまで入替工事を行ったほかの部屋も全室同じ状況。

ドリルを構えたとき逆勾配にしてしまう癖がついている人なのでしょう。

さて今回も塗装屋さんの脚立をお借りして足場板を設置し作業します。
足場板を設置して作業
足を踏み外さないように、道具を落とさないように注意して行います。

据付板の取り付け。
据付板の取り付け
壁のクロスは張り替えないので色の異なる部分が隠れるように位置を決めました。

下に黒くポツンとあるのは柱の位置を探る工具です。

配管穴にスリーブ(養生の筒)を入れたら室内機の引っ掛け準備。
室内機を引っ掛ける準備
室外機と結ぶ電線を穴へ通します。

足場から落ちないように注意しながら設置。
足場から落ちないように室内機を設置
無事に付きました😄

塗装の終わった外壁に配管(化粧)カバーを取り付けていきます。
塗装の終わった外壁に配管化粧カバーを取り付ける
その前にはチョークラインで墨出し(直線と垂直出し)を行いました。

階段のない足場は上下の移動がたいへん😅

頭を使ってできる限り上下移動をしなくてもよいように作業。

その後画像はありませんが冷媒管、ドレン管、電線をカバーに収めました。
配管カバーに冷媒管、ドレン管、電線を収めた
左の配管カバーは別のエアコン(1階)のものです。

室外機の設置も終わりました。
室外機の設置が終わった
周囲に合わせてボルト止めタイプの樹脂製の台を使用。

地面はアスファルトで滑るので防振ゴムを追加。
室外機の滑り止めに防振ゴムを敷いた
これで滑りません。

試運転開始。
エアコンを試運転
エアコンの動作、排水は問題なし。

しかしコンセントの温度が高い・・・
コンセントの温度が高い
接触不良です。

古くなったコンセントは酸化被膜などによる接触不良で過熱するので注意です。

差し込む前には負荷のつながっていない延長コードのプラグで抜き差しして削ったのですがだめみたいですね。

さらにこんどは延長コードのプラグに接点復活剤を付けてコンセントへ抜き差し。

エアコンのプラグを再び差し込み運転すると温度が下がりOK😄

大家さんに試運転結果等を報告して作業完了です😊

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2024年12月24日 (火)

足場で作業(エアコン撤去)

以前から何度(データを見ると何十回も)もお世話になっている賃貸住宅の大家さんよりエアコン工事の依頼が入りました😊

入居されていた方が退去されたため、このタイミングで設備として設置されているエアコンを新品に交換するとのこと。

しかし今回はちょっと特殊なケース。

室内機は2階で室外機は地面に置かれているのですが、室内機が2階のロフトの高さに設置されているため地上からはかなり高め。

外壁の配管工事にはいつも使用している2連梯子(6.5mほど)では長さが足りず、もう1段継ぎ足して3連梯子にする必要が🤔

でもタイミングよく外壁の塗装工事のため足場が掛けられているので梯子は不要だそうです。

そこでまずは塗装がされる前に撤去工事に伺いました。

室外機の取り外しから
室外機を取り外すためポンプダウンを行う
冷媒を室外機に回収するためポンプダウンという作業を行います。

なお撤去するエアコンは当店で取り付けたものではありません。

見上げると外壁には配管化粧カバーが。
外壁には配管化粧カバー
今回は劣化のためこのカバーも撤去して新品に交換する予定。

室外機の取り外しが終わってパイプと配管カバーを外します。
パイプと配管カバーを撤去する
なおエアコンを交換する場合、パイプと電線は新品交換になります。

カバーのフタを外しながらてっぺんまで来ました。
足場の上で作業
足場に階段がないため上下移動は足場の外側からサルのように😆

すべって落ちたらおしまい😱

ひさしぶりに足場をよじ登ったので後に普段使わない部分が筋肉痛に😅

足場作業なんてたぶん20数年ぶりだと思います。

撤去した配管カバーとパイプ類。
撤去した配管カバーとパイプ類
これらはもう使いません。

さてこちらが室内機ですがこれが問題。
室内機が高いところにある
かなり高いところに設置されています。

当方で持っている脚立ではまったく届きません。

ロフトに上る梯子からは片手で室内機にさわれるのですが・・・

フィルター掃除などはなんとかなる感じ。

しかし室内機を外そうとチャレンジしても片手ではムリでした😅

はてどうしたものか・・・

この日はここまでで中断。

大家さんと相談して塗装屋さんの長い脚立を借りられることになりました😄

こちらからは足場板を用意して再訪問。
脚立とロフトに足場板を渡して作業
脚立にロフトから足場板を渡して撤去できました。

床から足場板までの高さは2.5mほど。

室内でも足場作業でした😅

この方法で取り付けもなんとかなりそうです。

外壁塗装後に新品の設置工事に伺います😊

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2024年12月21日 (土)

手間を惜しまない

今回は室内機を取り付ける据付板の固定について😊

据付板をしっかり付けないと、エアコン落下事故の元。

新しいエアコンの設置依頼をいただき工事を行います。
新品の室内機を取り付ける
箱から出したばかりの室内機です。

こちらの壁に設置します。
室内機を取り付ける壁
建物は鉄骨構造。

調べたところ壁クロス(壁紙)の裏は石膏ボードが貼られています。

中央付近を縦に壁(石膏ボード)を支える木下地が入っています。

木下地の部分には木ねじを、その他の部分はボードアンカーを使用して固定することにしました。

据付板を仮付けして
据付板を仮付けしてねじ穴の位置に下穴を開ける
ボードアンカーを打ち込む位置にドリルで細い下穴を開けました。

ボードアンカーの固定数は室内機の重さと奥行きなどで決定します。

据付板を外して下穴にノギスを差し込むと
壁の下穴にノギスを差し込む
36mmほど奥にぶつかるものが。

ALCコンクリートです。

表面の石膏ボードの厚みはおそらく12.5mmのものが使用されているのでALCとの空間は23mmほど。

そこに使用する金属製かさ式ボードアンカーの傘の部分が壁内の空間で開く余裕はあります。

再度ドリルで下穴をボードアンカーが入る大きさに広げます。
下穴をボードアンカーが入る大きさに広げる
穴が大きすぎると強度が落ちるので適切なドリル径を使用。

この時点で石膏ボードの厚みを測り12.5mmであることがわかりました。

今回使用するボードアンカー
今回使用するボードアンカー
416と数字が刻まれています。

このアンカーの「4」はねじの太さ、「16」はボード厚が10~16mm程度まで使えるタイプです。

この下のサイズには412というものがありますがボードの厚みが12.5mmの場合、クロスなどで13~13.5mmほどになるためちょっと足りないかもしれません。

もし石膏ボードに開いた傘が食い込むと強度が極端に落ちてしまいます。

なのでこの場合416を使用。

これと合わせ壁厚に合わせた5種類の長さのアンカーを常備しています。

アンカーを下穴に差し込んで専用工具で傘を開きました。
ボードアンカーの傘を専用工具で開いた
もちろん開いた傘は壁の中なので見えません。

工具に力を入れ過ぎたりねじを締め過ぎたりすると傘も開き過ぎて石膏ボードを破壊してしまいこの場合も強度が落ちます。

どの程度開いたかは感覚で覚えるしかありません。

エアコン工事をプロとして行っている人でも開き過ぎが多く、アンカーサイズの選定ミスと合わせ落下事故につながります。

さて次はねじの長さ。

先ほど壁表面からALCコンクリートまでの深さが36mmでした。

しかし416サイズのボードアンカーについているねじ長は40数mmあります。

これではねじを締めこんだ際に先端がALCにぶつかりボードアンカーを引き抜こうとする力や、石膏ボードをはがそうとする力が加わります。

ヘタをすると壁ごとはがれてエアコン落下なんてことも。

そこでねじの長さを調整(切断)します。
ボードアンカーのねじの長さを調整する

これはねじを切断できる工具。
ねじを切断する
ねじを必要な長さにねじ込んで・・・

切断
ねじを切断した
ペンチみたいなものを使用して切断するとねじ山が崩れてボードアンカーに入らなくなりますが、この工具は大丈夫。

使用するねじ全部を35mmで切断しました。

そして据付板を固定。
据付板をボードアンカーと木ねじで強固に固定
ねじを締める際、電動ドライバーでは傘が開き過ぎるので最後は手回しのドライバーでそっと締め付けます。

木下地の部分は木ねじを使用。

しっかり固定できました。

エアコンを取り付け終わりました。
エアコンの取り付けが完了

今回は鉄骨構造のごく一部の例ですが、このように建物の状況に応じていろいろ工夫しなければ確実な設置はできません。

エアコンメーカーが使用を禁止しているねじ込み式ボードアンカーを使用するのは”以ての外”です。

かさ式ボードアンカーでも下穴いらずという製品(先端が鋭利なスクリューねじ)がエアコン用としてありますが、壁内の状況を調べずにいきなり使用するのは危険すぎます。

やはり下穴をあけてボード厚や裏にある躯体や障害物までの距離を調べてからでないとだめ。

もし電線やガス管、水道管が入っていれば大変なことになります。

でも「んなこと気にしてらんねーよ!」と時間や手間を惜しんでいろいろ事故を起こして青ざめてる業者さんいますよねー。

保険代(事業用)が高くなるのでやめてもらいたいのですが・・・😅

中には保険に入っていないツワモノ(?)もいるとか。
(こわ~)

据付板ひとつ取り付けるにしても状況により手間がかかるものです。

これを惜しんではまともな工事はできませんね。

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2024年12月16日 (月)

撤去と新品取り付け

古いエアコンを撤去して新品を取り付ける工事依頼をいただきました😊

現場は横浜市内の集合住宅。

撤去するのはこちら
撤去するエアコン
このエアコンは当店で2012~2015年にかけて引越しに伴う2度の移設工事をおこなったもの。

当時移設工事を依頼、対応くださった方はお亡くなりになられたそうで、携帯に残されていた当店の電話番号より息子さんから連絡をいただきました。
(お悔やみ申し上げます)

室外機側
撤去する室外機
室外機設置場所には段差がありレンガを使用し置いてあります。

パイプはテープ巻き仕上げになっていて今回も同様の施工を行います。

撤去が終わり新しいエアコンの据付板を取り付けました。
据付板は公団ボルトで取り付け
こちらの建物には壁に室内機設置用の公団ボルトが出ているのでそれを利用し設置。

室内機を掛けて配管します。
室内を配管中
室内機からは冷媒管(往復2本)、排水ホース、室外機と結ぶ電線が出ます。

こちらではそのほかにアース線などもあります。

排水ホースは結露防止のため室外へ出るまで断熱材付きのものを使用。

室内の配管が終わりました。
室内側の配管が完了
室内機の固定などを行い室外側を工事します。

室外側も施工完了。
室外側も施工完了

試運転中
エアコン設置後の試運転中
お客さんと共に各チェックを行い作業完了となりました😊

この仕事を長く続けていると訪問先でもいろいろな変化があり時の経過や流れを感じます。

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2024年12月13日 (金)

ブレーカーの中身を拝見

先日、コンセント増設工事で撤去したこちらのブレーカー
ブレーカー
レバーの先端に20Aと書かれているのでそれを超える電流が流れると切れて遮断するようになっています。

どのようにして作動するのか中を開けてみます😊

筐体を固定しているピンをドリルで破壊して抜き取ると開きました。
ブレーカーを開ける
仕様のステッカーには2P1Eの文字が見えます。

開けるとこんな感じ
ブレーカーの中
思ったより構造が単純そうですね。

ここは接点
ブレーカーの接点
レバーが「切」になっているので接点は開いています。

レバーを「入」にすると
ブレーカーのレバーを「入」にすると接点が接触
導体の板が押し下げられて接点が接触し通電の状態に。

ではなんで過電流が流れると切れるのか・・・

それはココ
ブレーカーの中のバイメタル
バイメタルです。

この名、むかーしどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。

温度によって曲がったり戻ったりする金属。

バイメタルには銅線が接続され電流が流れるようになっています。

銅線はより線なので自由に動く構造です。

電流によってバイメタルが温められ、電流が増加すれば発熱量も増えてバイメタルもそのぶん変形します。

試しにバイメタルを温めると
バイメタルを温めると変形する
変形し始めて右のねじに接近。

これより変形するとねじを押して白い部品が右に移動しロックが外されブレーカーがパチンッと切れるようになっています。

ローテクな機構😅

でもそのほうが壊れにくいわけです。

で、なんでバイメタルは温度で変形するのか・・・
バイメタル
よーく見ると2枚の板が張り合わされているのがわかると思います。

温度による伸縮率が異なる金属板を張り合わせることで変形するようになっています。

さて、今回見たブレーカーは2P1Eと呼ばれるもの。
2P1E
2Pは2Pole(2極)のことで電極数。

1Eは1Element(1素子)で電流検知部が1つ(片方だけ)。

このブレーカーは100V用で、200V用(100/200V兼用)のものは2P2Eという右側にも素子が付いたタイプになります。

最後に開けたついでに実験を。

ブレーカーのレバーを「入」にします。
ブレーカーを「入」にしてレバーを指で押さえる
接点は接触し電流が流れる状態。

レバーをそのまま指で押さえた状態でもブレーカーは切れるのか・・・

過電流を想定し白い部分を右に移動すると
レバーを押さえていてもブレーカーが切れた
レバーはそのまま、ロックが外れて接点が開き切れました。

他のものは知りませんが、このブレーカーはレバーが動かなくても切れるようになっているようです。

分電盤の前に物をぴったり置いてレバーが動かなくなっているお宅もありますからね。

また「しょっちゅう落ちるから」とレバーにつっかえ棒してしまう危険行為への対策でもあるかもしれません😆

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2024年12月10日 (火)

除霜の季節到来

今朝、エアコンを暖房運転していると・・・
運転ランプが点滅して除霜モードに
急に風が止まり運転ランプが点滅。

きたか・・・除霜モード

いよいよこの季節が来ました。

11月から暖房は使っていましたが今冬初の除霜運転です。

エアコンは寒い日などに暖房運転していると室外機が凍り付いて能力低下するため、ときどき霜取り運転に入ります。

その間10分程度、風が止まって室外機の熱交換器を温めるため冷房サイクルへ。

室内機から冷気が下りてきてひんやり感じます。

そんなときはカセットボンベのガスストーブ。
カセットボンベのガスストーブ
そろそろ来るだろうと準備してました。

除霜中や室温を早く上げたいときのみ使用。

部屋の温度を下げずにすむので重宝しています。

なお、よく「エアコンの暖房は足元が寒い」といわれますが・・・

たしかにそうですね。

とくに風量を自動や弱くしていると暖気が天井に上がってしまいます。

それにくわえ天井近くに設置してあるエアコンは部屋が暖まったと勘違いして止まってしまうこともあります。

うちはというと暖房に限っては強風にしています。

ちょっと風の音が大きめですが床まで温まっていい感じ。

設定温度に到達すると室外機が止まると同時に風が弱くなります。

そのほかにサーキュレーターなどを利用するのもよいかもしれません。

今年の冬は寒そうですね。

温度だけでなく風量などもうまく調整して快適に過ごしましょう😊

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2024年12月 8日 (日)

コンセントの増設工事

電子レンジを使用するとパソコンが落ちて(消えて)しまうのでコンセントを増設してほしいという依頼をいただきました😊

今回はエアコンとは関係ない工事です。

といっても以前からエアコン工事で何回も訪問している会社さんの事務所です。

現状は、
キッチンの家電品がタコ足配線されている
(上に見えるエアコンは以前当店で取り付けたもの)

キッチンで使用している電子レンジをはじめ、冷蔵庫、ポット、コーヒーメーカーなどが延長コードの先端でタコ足配線になっています。

しかも延長コードをたどると元は壁のコンセントにパソコン数台と共に使用されている状況。

電子レンジを使うとパソコンが1台だけ落ちてしまうとのことで高負荷による電圧の低下と考えられます。

そのパソコンだけ電圧低下への耐性が弱いのかもしれませんが、解消するためキッチン用にコンセントを増設したいと思います。

分電盤は
分電盤
事務所の外壁に設置されています。

こちらの事務所は大きな鉄骨構造の建屋内にあるので外壁と言っても雨があたるところではありません。

右のブレーカー3つは切れているので使用されていないようですね。

このあたりから配線できるかもしれません。

分電盤を開けました。
分電盤を開けた
しかし右の3つは200Vでそのままでは使用できません。

100Vへの切替用のバーもありません。

でも左の方に100Vの空き回路がありました😄ここを使うことにします。

配線経路は分電盤から上へあげて天井の上を通します。
分電盤から天井の上を配線する

上って奥の方がキッチン。
天井の上
天井の上は倉庫代わりに物が置かれているのでそれを避けて通します。

キッチンの天井に電線を通す穴を開けて
キッチンの天井に電線を通す穴を開けた
ここからケーブルを入れて竿で分電盤側から引っ張ろうと思ったのですが物が障害となってムリ。

仕方ないので天井の上にあがりました。
天井の上にあがる
こちらの天井は細い梁を通してそれに吊ってあるだけなので中央を歩くことはできません。

以前こちらの社員の方は天井を踏み抜いたそうで😅

端の部分を細心の注意を払いながら進みます。

一応、天井の歩き方は心得ているので落ちることはないでしょう。

天井の上は他の電線と同じく”ころがし配線”。
天井の上をころがし配線
使用したケーブルはVVF2.0mmです。

無事に天井から落ちて😱・・・じゃなく降りてコンセントを設置。
コンセントを設置

付いていたブレーカーは取り外して
ブレーカーを取り外して新品へ交換する
新品に交換することにしました。

外したブレーカーは
外したブレーカー
5年製と書かれているのでたぶん平成5年のことだと思います。

もし西暦なら05年製と書くと思いますが、いずれにしても交換時期を過ぎてますので。

用意した新品のブレーカー
新品のブレーカー
仕様は外したものと同じです。

取り付けました。
新品のブレーカーを取り付けた
配線も接続。

絶縁抵抗等を測定したらブレーカーON
ブレーカーON
100Vでは極性があるので間違いないことを確認。

施工完了です😊
コンセント増設が完了
さっそくタコ足にされてますけど😅

数日後、パソコンが落ちないか聞いたところ”大丈夫”とのこと。

めでたし、めでたし😄

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2024年12月 5日 (木)

撤去、現調後に取付工事②

さて前回の続きで取り付け工事にかかります😊

今回は撤去・調査から2週間ほど間があいての工事です。

まずは配管穴の状態(外壁側から見てます)
配管穴の状態
ここにスリーブ(丸い筒の養生管)を差し込むわけですが穴の形状とは合いません。

スリーブの周りに隙間ができてしまいます。

壁の中はウレタンフォームが隙間なく充填されているので問題ないのですが、外壁と構造板の間に空間があり通気スペースになっています。

穴が歪なためこのままではその通気がスリーブの外側を通って室内に流れ込んでしまう状況です。

なので穴の周囲のみパテとシーリング材で封止しました。
風が入らないようにパテとシーリング材で封止
これで大丈夫でしょう😄

スリーブを差し込み、据付板を取り付けました。
配管穴にスリーブを差し込み、据付板を付けた
このあと室内機の取り付けは無事終わって外の配管作業へ。

外壁の配管カバーの端末に部品を追加。
外壁の配管カバーの端末に部品を追加

カバーにパイプなどを収めてフタを付けました。
カバーにパイプなどを収めてフタを付けた
これでフタが下がることはありません。

室外機を設置。
室外機を設置
ちょっと光の加減で影がのって見にくいのですが😅

エアコンの絶縁抵抗を測定したら電源プラグを差し込み運転開始。
エアコンを試運転
動作が安定してきたらお客さん立会いで動作チェック。

ドレン排水も注水確認しOK。

その他も問題なく作業終了です😊

今回のように現地調査を必要とするケースは多々あります。

こちらのお客さんは初めから「撤去と現地調査を行ったうえで・・・」とお申し出があり、取り付け機種が限定されることを承知の上でご連絡いただいたので作業もすんなりと進められ助かりました😄

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2024年12月 4日 (水)

撤去、現調後に取付工事①

エアコンを入れ替えるにあたり、撤去と現調を先に行い、機種選定後に取り付けに伺うという工事依頼をいただきました😊

こちらは撤去する室内機
撤去する室内機
本体寸法(幅73cm)が通常(幅80cm)のものより小さく購入するエアコンが取り付けられるか確認する必要があります。

なおこのエアコンを取り付けたのは当店ではありません。

室外機はすぐ後ろにあるバルコニーに設置されています。
撤去する室外機
室外機の置台はアルミ製でまだ使用可能なので再利用することにします。

パイプには配管カバーが取り付けられています。
パイプには配管カバーが付けられている
このカバーは廉価版のものですがまだ劣化は進んでおらずこちらも再利用します。

バルコニーの上に半透明の屋根が設置されており日光の紫外線があまり当たらなかったためでしょう。

撤去をしていると・・・
配管穴が丸くない
配管穴が丸ではなく下が角形に切り広げられています。

こちらが新築されたとき工務店にエアコンを取り付けられるよう配管穴を開けてもらったらしいのですが、その穴の位置が高すぎたためエアコン設置の際に削ったそうです。

穴の中はパイプにテープが巻かれていなかったり、穴にスリーブ(養生管)が設置されていませんね。

撤去が終わりました。
エアコンの撤去が終わった
室内側の穴も下が角形に削られています。

では新しいエアコンが設置可能か調査します。

まずは穴の高さ
配管穴の高さを測定
購入予定の室内機の高さは25cmで本体下面が穴の下部とほぼ同じ高さに設置することになります。

それより穴が高いと排水管が持ち上がってしまい水漏れなどの不具合が起きます。

廻り縁から27cmあるから余裕で大丈夫、ではありません。

室内機は金属の据付板を壁に取り付けてそこへ引っ掛けるようになっています。

その引っ掛けしろの分、室内機が下がるのです。

次に左右も調査。
配管穴の位置を調査
こちらは左にあるカーテンレールが本体に少し当たりそうです。

持参したエアコンの詳細寸法図面を見ながら確認し、状況により穴を加工することになるかもしれないが購入予定の機種で設置可能と判断しました。

そのほかに気になったのがココ(配管カバー)
配管カバーがズレ下がる
端末に部品が付けられていないため、これではしばらくするとカバーのフタがズレ下がります。

下がるとそのぶん上部に隙間が開いてカッコ悪いし、内部のパイプの劣化が早まります。

お客さんもそのことに気付いてときどき上げていたようです。

まあ、このズレ下がりがわかってないエアコン工事屋さんもいますからね。

設置したときはフタがカッチリはまり、かなり力を入れないと下がらないのでそうなるとは思わないのでしょう。

このフタが下がるのは太陽光が関連しています。

日が当たると温められてフタ側が少し伸びます。

そして日陰になると縮みます。

それを繰り返すうちに重力も加わり徐々に下がっていくのです。

気づいたらカバーに隙間が👀・・・となるわけ。

ここには部品を付けることにします。

これにて調査完了😊

次回設置工事をアップします。

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