室内機が落ちる

「室内機が落ちそう😰」とか「落ちた😱」という点検や修理の依頼がときどきあります。

夏になると特に増える印象が・・・

多くは施工不良によるもので
・ボードアンカーの選定ミス
・ボードアンカーの施工不良
・室内機重量に対しての固定不足。
など。

そのほかに壁の強度に対し重すぎる室内機を取り付けたことによるケースも。

夏に落下事故が多くなるのは湿度の上昇で石膏ボードの水分量が増えることや、掃除をしようと本体に触れる機会が増えることなどが関係しているのかもしれません。

落ちた場合に販売・設置を行った店にクレームを入れる方もいると思いますが取り付けてから数年経過していれば施工ミスを認めてもらうのは過去の事例からするとなかなか難しいみたいです。

また、落ちそうになっていたり、落ちてしまった場合の修理は容易ではありません。

壁の石膏ボードには大きな穴が開いていたり、固定していた壁が室内機の重量で引っ張られ変形していることが多いため状況によっては壁自体を内装工事で直さなければならないことがあります。

それに加え室内機質量の大きいものが設置されていた場合は軽い機種へ変更の必要が出てくるかもしれません。

これらのことから予めエアコンはできるだけ軽いものを取り付けたほうが安全だと思います。

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