エアコン入れ替えと電源工事(1)
エアコンが故障したので新品への交換を、と工事の依頼をいただきました😊
でも一つ問題が・・・
事前に現地調査を行ったのですが、それより先に新しく取り付けるエアコンを購入してしまったとのこと。
その新しいエアコンは室内機が重く、奥行きのある機種で、そのうえフィルター自動掃除の屋外排出機能まで付いているもの。
屋外排出機能があるとホースが1本増えてその分、壁の配管穴の径も太くなければなりません。
壁の状況などによっては取り付けをお断りする場合もあることをお伝えして作業をお引き受けしました。
電源を見ると
右のほうにあるエアコン用コンセントからエアコンの下までコンセントを延長してあります。
ケーブルで延長してあるのですが途中は床をころがし配線。
隠蔽部でもないのにころがし配線はまずい。
しかもケーブルが長すぎて束ねてあります。
どうしてこうなったのでしょう。
そして専用コンセントとケーブルのつなぎはこれ、
なんと15Aプラグで差し込んであります。
プラグで差し込み接続すること自体よくないことですが・・・
エアコン下へと延長されたコンセントは20Aなのでこれもまずい。
電源は直さないとだめですね。
外壁のパイプはテープ仕上げになっています。
この部分は道路等から見えないところなので新しいエアコンもテープ巻きにします。
真下には室外機。
この設置もあまり経験のない人が行ったものです。
上からおりてきたパイプがそのまま室外機に接続されてますね。
地面は少しずつ沈むことがあるのでパイプに余裕を持たせておかないと室外機が吊られてしまいます。
それに保安用のアースが接続されていないので接地工事も必要です。
新しく取り付ける室内機が大きく配管穴の位置が合いません。
もし穴位置が合っていたとしても既設の穴の大きさはΦ65mm。
(スリーブ=筒、を入れると60mm)
取り付けるエアコンの仕様書ではΦ70mmとなっているので足りません。
少しの差でも面積にするとこれが大きい。
はてさてどうするか・・・
取り付け工事は次回にアップ予定です。
http://aircon.la.coocan.jp/
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