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2024年9月 7日 (土)

エアコン入れ替えと電源工事(2)

前回に引き続きエアコンの取り付け作業です。

配管穴の位置と大きさが合わないためもう1つ開けました。
配管穴を開けた
依頼をいただく前にエアコンを購入されていたため他に致し方ありません😅

でも今回開けた穴はほとんどのエアコンで合う位置にしてあります。

設置するエアコンに合わせΦ75mmで貫通。

ここへスリーブ(養生管)を入れると内径が70mmになるためメーカー仕様書とぴったりになります。
配管穴にスリーブを付けた
既設の穴は塞ぎます。

そして据付板を設置。
据付板を設置
壁内にスタッド(ツーバイフォー住宅の柱のようなもの)が2本あるのでそこへ木ネジでしっかり固定。

その他の空洞部分はかさ式ボードアンカーで固定。

取り付ける室内機は重く奥行きが大きいため、スタッドが中央1本だけだったとしたら取り付けをお断りしていたことでしょう。

理由は室内機の重みで壁が引っ張られ変形、破壊するため。

その後、エアコンの設置が終わりました。

途中いろいろありますが撮影を忘れてしまうんですよねー😅

室内機(撮り忘れて試運転時のもの)
新しく取り付けた室内機

外壁の配管
外壁の配管
排出口からはフィルター掃除のホコリが吹き出すようになっています。

室外機
新しく取り付けた室外機
台は既設のブロックを位置調整して使用しました。

地面の沈み等を考慮しパイプは余裕をもたせてあります。
地面の沈み等を考慮しパイプは余裕をもたせた

これまでのエアコンはアース(接地)が接続されていませんでした。

接地工事も実施。
室外機に接続したアース線
地面を掘って接地極を埋めました。

簡単なように思えますがこれも電気工事士の資格が必要になります。

接地抵抗計で抵抗値も測定しなければなりません。

抵抗値は
接地抵抗計で抵抗値を測定
指針は”8”を指し、レンジは×10Ωなので80Ω。

規定内のためOK。

その後、電源も直しました。

プラグ接続していたところは
ボックス内で圧着接続
ボックス内で圧着接続しケーブルを取り出し。

ケーブルも新しいものに交換。

今回は建物の構造やお客さんとの打ち合わせによりケーブル露出配線です。
ケーブル露出配線
電力損失を少なくするため電線が短くすむ上部をまわし、サドルバンドでしっかり固定。

室内機の右横に20Aコンセントを取り付けました。
室内機の右横に20Aコンセントを取り付けた
これで工事は完了。

試運転を行い動作等に問題なく作業終了です😊

いろいろありましたが無事設置できてなによりでした。

Katoairconservice_mark160
http://aircon.la.coocan.jp/

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