4分管をベンダー曲げ
都内の一戸建てで冷房能力7.1kW(23畳用)のエアコン設置工事を行いました😊
まずは据付板の取り付けから
建物はツーバイフォー工法のため筋交いはなくスタッド(柱)の位置を確認して設置位置を決定。
このあと壁に配管穴も開けました。
そもそもここはエアコンを設置するところではなく、右にあるエアコン用コンセントはお客さんご自身(電気工事士免許所持)で別の部屋から延長されたものです。
(そこらのエアコン工事屋よりしっかりした施工がされてます😄)
しかし外はまだまだ暑いですね。
空調服のファンをブンブン回しておこないます。
ここは雨どいなどをかわす必要があるためジャバラのカバーを使用します。
途中、何か所か急角度に冷媒管(銅管)を曲げなければなりませんが冷房能力7.1kW機種の太い管は4分(Φ12.7mm)。
急角度を手曲げで行うとつぶれて折れます。
そこでベンダーを持ってきました。
これはラチェット式ベンダー。
90度に曲げたあとすぐそばを40度で2箇所曲げて雨どいをかわすようにします。
このような曲げ方は手ではまずムリ。
このあと銅管に断熱材を戻してテーピング処理します。
パイプ類をカバーに収めてだいたいの形になりました。
奥の90度曲がりもベンダーを使用しました。
室外機を取り付けて施工完了。
試運転ではしばらく最低温度設定で冷房運転をしたところ部屋が寒いほどになってしまいました😅
さすが7.1kWですね。
お客さんと動作を確認して作業終了😊
4分管では無理に手曲げをして折れている工事をよく見ます。
銅管がつぶれてしまうとそこが冷媒の流れの抵抗になり、せっかくのエアコンの能力が低下します。
やはり工具の適正使用が求められます。
http://aircon.la.coocan.jp/
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