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2024年9月11日 (水)

4分管をベンダー曲げ

都内の一戸建てで冷房能力7.1kW(23畳用)のエアコン設置工事を行いました😊

まずは据付板の取り付けから
据付板の取り付け
建物はツーバイフォー工法のため筋交いはなくスタッド(柱)の位置を確認して設置位置を決定。

このあと壁に配管穴も開けました。

そもそもここはエアコンを設置するところではなく、右にあるエアコン用コンセントはお客さんご自身(電気工事士免許所持)で別の部屋から延長されたものです。
(そこらのエアコン工事屋よりしっかりした施工がされてます😄)

室内機を取り付けました。
室内機を取り付けた
つぎは屋外側の作業です。

しかし外はまだまだ暑いですね。

空調服のファンをブンブン回しておこないます。

外壁に配管カバーの受けを取り付けて
外壁の配管作業
冷媒管を接続加工します。

ここは雨どいなどをかわす必要があるためジャバラのカバーを使用します。
途中にジャバラカバーを使う
途中、何か所か急角度に冷媒管(銅管)を曲げなければなりませんが冷房能力7.1kW機種の太い管は4分(Φ12.7mm)。

急角度を手曲げで行うとつぶれて折れます。

そこでベンダーを持ってきました。
4分管を曲げるベンダー
これはラチェット式ベンダー。

90度に曲げたあとすぐそばを40度で2箇所曲げて雨どいをかわすようにします。
ベンダーで冷媒管を曲げた
このような曲げ方は手ではまずムリ。

このあと銅管に断熱材を戻してテーピング処理します。

パイプ類をカバーに収めてだいたいの形になりました。
パイプ類を配管カバーに収めた
奥の90度曲がりもベンダーを使用しました。

室外機を取り付けて施工完了。
室外機を取り付けて施工完了
試運転ではしばらく最低温度設定で冷房運転をしたところ部屋が寒いほどになってしまいました😅

さすが7.1kWですね。

お客さんと動作を確認して作業終了😊

4分管では無理に手曲げをして折れている工事をよく見ます。

銅管がつぶれてしまうとそこが冷媒の流れの抵抗になり、せっかくのエアコンの能力が低下します。

やはり工具の適正使用が求められます。

Katoairconservice_mark160
http://aircon.la.coocan.jp/

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