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2024年8月15日 (木)

エアコンと室外機風向板の取り付け

一戸建てにエアコンを設置する依頼をいただきました😊

室内機は2階の角に取り付けます。
室内機の設置場所
左にはエアコン専用コンセントがあります。

しかし配管穴がないのでこちらで穴を開けます。

室外機はすぐ後ろのバルコニーに設置。
室外機設置場所

では施工開始。

お客さんより図面を見せてもらったところ筋交いがシングルで入っていることがわかりました。
壁の中に筋交いがシングルで入っている
図面上には左右どちらに筋交いがあるかまでは記載されていませんでしたが、こちらの場合は画像の位置(左)に入っているはずです。

なので筋交いのない室内機右後ろに配管穴を開ければ大丈夫。

念のため内部を探りましたがやはり右には筋交いはありませんでした。

穴開けに使用するのはこのコアドリル。
コアドリル

まずは石膏ボードだけ開けて
石膏ボードに穴を開けた
内部に電線などがないか確認しながら断熱材をよけます。

右側にはすぐ柱があります。
穴のすぐ右に柱がある
室内機の設置位置の関係で柱にできるだけ寄せて開けています。

そして外壁まで貫通。
外壁まで配管穴を貫通

外壁側
貫通した穴を外壁側から見る

配管穴にはスリーブ(筒)を入れました。
配管穴にスリーブ(筒)を入れた

室内機の取り付け。
室内機を取り付けた
これで室内側が完了。

そして室外側も取り付け完了。
室外機まで取り付け完了
パイプは配管化粧カバーで仕上げました。

さて、室外機の右側と前面には壁があって風通しがよくないですね。
室外機の右側と前面に壁があって風通しがよくない
こちらのバルコニーには植物などを置く予定だそうで・・・

壁にぶつかった熱風や冷風が手前に吹き出して植物にはよくない感じです。

そこで今回、エアコンと共に風向調整板もご用意いただきました😄
室外機の風向調整板
これを取り付けます。

こちらの風向調整板は、
風向調整板の取付説明書
ねじ固定のため室外機にドリルで2カ所、3mmの穴を開けるそうです。

しかしドリルの室外機への挿入限度は10mmとなっています。

それ以上入ると内部の部品を破損する恐れがあります。

でも・・・そんな短いドリルはありませんが・・・
Φ3mmの鉄工ドリル
40mm位あります😅

これではたぶん穴が開いた瞬間に勢いでズボッ😱と30mm程度は入ってしまいますねぇ。

なので作業車から塩ビ管(合成樹脂電線管)を持ってきました。
ドリルに塩ビ管を被せて使用する
ドリルの刃が先端5mm程度出るように塩ビ管をカット。

これで大丈夫です。

穴が開きました。
室外機にねじ穴を開けた
ここへ付属のねじで固定します。

取り付けました。
室外機に風向調整板を取り付けた
風が上向きに吹き上げるように設置。

試運転をすると
風向調整板で風が上向きに
風は風向調整板で斜め上向きに吹き出しますが、前面に壁があるためその作用で真上方向に吹き上げます。

手前には吹かないのでこれなら植物を置いても大丈夫でしょう。

そしてこれ、吹き出した風が背面に戻るショートサイクルになりにくいためエアコンの効率向上にもなります😄

エアコンの動作確認は問題なく作業終了となりました😊

Katoairconservice_mark160
http://aircon.la.coocan.jp/

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