外壁の配管カバーから水漏れ
横浜市内の一戸建てにて、外壁の配管カバーから水が漏れているという点検依頼をいただきました😊
現地に到着してさっそく見てみると、
配管カバーから漏れ出た水を下のカップで受けていました。
上を見上げると配管カバーは2階からおりてきています。
あやしいのはてっぺんのあたり。
壁の配管穴の少し下です。
二連梯子を使って登りカバーを開けました。
すぐに目についたのは冷媒管接続部に巻かれた防湿テープ。
これを屋外で使うと雨水などを吸い込んで機能しません。
またこのテープには保持力がないため断熱材に隙間ができてしまいます。
(下に少し銅管が見えてしまってますね)
でも今回の水漏れ原因はこの部分ではありません。
よく見ると・・・
排水用のドレンホースが抜けて10cm位下がっています。
ビニルテープがほどけてホースはぶら下がってました。
テープを取り去り、試しに差し込んでみるとゆるゆる
サイズが合っていません。
サイズが合う部分にカット。
これでグイグイと力を入れて接続します。
ビニルテープをしっかり巻きます。
これだけで安心してはいけません。
抜けないようにさらに施工しますがその前にこれ、
防湿テープで巻いてあっただけなので断熱材が縮んで10cmほど銅管が露出しています。
(できるだけ防湿テープをはがしました)
接続部分とその上下全体を冷媒管、ドレンホース、電線をまとめてコーテープでテーピング。
これでドレンの抜けや断熱の縮みによる隙間を防止します。
配管カバーを戻して漏れがないことと排水状態を確認し完了😊
ところが1階にも1台同じような症状があるとのこと。
こちらはビニルテープはほどけることなくホースだけがすぽっと抜けた感じ。
先ほどと同じ作業を繰り返し修理完了しました😊
配管カバーは仕上がりはきれいなんですが、中はどうなっているかわりません。
室内外問わず水漏れに関する問題が多い印象です。
http://aircon.la.coocan.jp/
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