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2024年8月26日 (月)

外壁の配管カバーから水漏れ

横浜市内の一戸建てにて、外壁の配管カバーから水が漏れているという点検依頼をいただきました😊

現地に到着してさっそく見てみると、
外壁の配管カバーから水が漏れている
配管カバーから漏れ出た水を下のカップで受けていました。

上を見上げると配管カバーは2階からおりてきています。
配管カバーは2階からおりてきている
あやしいのはてっぺんのあたり。

壁の配管穴の少し下です。

二連梯子を使って登りカバーを開けました。
配管カバーを開けた
すぐに目についたのは冷媒管接続部に巻かれた防湿テープ。

これを屋外で使うと雨水などを吸い込んで機能しません。

またこのテープには保持力がないため断熱材に隙間ができてしまいます。
(下に少し銅管が見えてしまってますね)

でも今回の水漏れ原因はこの部分ではありません。

よく見ると・・・
ドレンホースが抜けている
排水用のドレンホースが抜けて10cm位下がっています。

おもてに出してみると
ドレンホースの抜け
こんな状況。

ビニルテープがほどけてホースはぶら下がってました。

テープを取り去り、試しに差し込んでみるとゆるゆる
ドレンホースの差し込みがゆるい
サイズが合っていません。

サイズが合う部分にカット。
ドレンホースの接続サイズが合う部分にカット
これでグイグイと力を入れて接続します。

ビニルテープをしっかり巻きます。
ドレンホース接続部をビニルテープでしっかり巻く
これだけで安心してはいけません。

抜けないようにさらに施工しますがその前にこれ、
冷媒管の断熱材が縮んで銅管露出
防湿テープで巻いてあっただけなので断熱材が縮んで10cmほど銅管が露出しています。
(できるだけ防湿テープをはがしました)

断熱材を追加
銅管に断熱材を追加

ビニルテープで巻きます。
追加した断熱材をビニルテープで固定

そして仕上げはこのコーテープ
コーテープ

接続部分とその上下全体を冷媒管、ドレンホース、電線をまとめてコーテープでテーピング。
テーピング
これでドレンの抜けや断熱の縮みによる隙間を防止します。

配管カバーを戻して漏れがないことと排水状態を確認し完了😊

ところが1階にも1台同じような症状があるとのこと。

そちらもカバーを開けてみると
ドレンホース抜け
2階と全く同じ症状。

こちらはビニルテープはほどけることなくホースだけがすぽっと抜けた感じ。

先ほどと同じ作業を繰り返し修理完了しました😊

配管カバーは仕上がりはきれいなんですが、中はどうなっているかわりません。

室内外問わず水漏れに関する問題が多い印象です。

Katoairconservice_mark160
http://aircon.la.coocan.jp/

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