三角スケール
先日、現地調査で建物の図面を見せてもらったときのこと・・・
何年ぶりかにこれを使いました。
図面の寸法を測る三角スケールです。
久しぶりすぎて持っていることすら忘れてました😅
この図面は縮尺1/50なのでスケールの1/500の目盛で測ります。
在来の木造(軸組み)などでは測らなくてもいいのですが、こちらの建物はツーバイフォー工法。
柱のように入っているスタッドは不規則なので室内機や穴開けの位置を図面をみながら決めました。
三角スケールの名はこの形状からきているらしいです。
ちょっと三角とは異なりますが。
むかし業務用エアコンばかりを施工していたころには毎日のように図面とにらめっこしていたので三角スケールは必需品でした。
そのころはこれを「さんすけ」と呼んでましたが。
ビルなどの天井内は給排水管、電線、埋め込み照明器具、換気ダクト、消防設備配管などがたくさん通るので好き勝手にエアコンの配管はできません。
新築現場では図面を見て、他の設備業者と相談しながら、ときには図面と異なるルートを配管したりもします。
なので他の業者の図面を見させてもらうこともよくありました。
「うちの図面はこうなってるから・・・」とその通りにばかり施工していると後で他の配管などと絡んでしまいやり直しなんてことに。
図面に設備を落とし込む(書き込む)人が図面を立体的に把握できてなかったりエアコンを知らないと余計に大変。
ただ単に線を引っ張っただけで他の設備と絡みまくり😆
冷媒管の管径もデタラメで技術資料を見ながら全部計算し直し。
とそんなことを思い出させてくれる三角スケールです😅
http://aircon.la.coocan.jp/
« エアコンが冷えすぎる | トップページ | 外壁の配管カバーから水漏れ »
「その他」カテゴリの記事
- 工事は中止→公園で休憩(2024.10.01)
- エリア外に出張(2024.09.09)
- 作業車ブレーキランプ切れ(2024.09.15)
- 三角スケール(2024.08.23)
- 作業車、エアコン故障(2024.07.26)