フォト
無料ブログはココログ

リンク

« 5室マルチ室外機を点検 | トップページ | 露出配管でエアコン取り付け »

2024年7月26日 (金)

作業車、エアコン故障

先日こちらで作業車のエアコン不調の記事をアップしましたが・・・

その後2度ほど同じ症状が起きたためディーラーで冷媒の入れ替えをしてもらいました。

というのもたしか2年位前に別の自動車整備工場でエアコン強化剤を注入してもらったことがあったため。

もしやこれが原因かもという考えからです。

もちろん家庭用のエアコンであれば工具も冷媒も一式あるので自分でできますが車はそうはいきません。

原理は同じでも接続する圧力計、マニーホールドやホース、冷媒が異なるのです。

これだけのために工具などをそろえても後は不要になるので車屋さんへお願いします。

それに餅は餅屋っていいますから。

しかしその後もコンプレッサーが回らなくなる症状が再発、しかも回数が増えてきているような感じ。

症状が出るのは決まって昼間の一番暑い時間帯に停車したとき。

室外側の熱交換器(コンデンサー)が熱くなるときです。

前回の記事では高圧側の圧力が上昇して保護装置が働いていると思ったのですがそれにしては頻度が多くおかしい🤔
車の冷媒圧力センサー
圧力センサーの不具合で圧力を高めに検知しているのか?

しかしこういうセンサー系の異常は中途半端ではなくドカーンとずれることが多いのでコンプレッサーが完全に動かなくなると思えるし・・・

そうなると残るはコンプレッサーの電磁クラッチ不良?

先日購入した電磁クラッチを作動させるリレーの可能性は低いし・・・

電磁クラッチが働かないとエンジンの動力がコンプレッサーに伝わりません。

これはGHP(ガスヒートポンプ)も同じ構造です。

でもセンサー異常も捨てきれない。

そこでディーラーさんへ電話してコンプレッサーの電磁クラッチの通電を調べる方法を聞きました。

コネクターがあるのでそれを外せば電圧がかかっているかわかるとのこと。
車のコンプレッサーと電磁クラッチへのコネクタ
エンジンルーム(フロントシートの下)を開けたついでにリレーは新品へ交換しました。

冷房をつけて再発を待ちますがこういうときに限ってなかなか症状が出ない😓

アクセルを少しあおると電磁クラッチが1秒ほど切れてすぐにまた接続され正常動作。

これは発進時にエンジンの負担を減らすための動作と思われます。

何回か繰り返しているうちにクラッチが切れたままコンプレッサーが回らなくなりやっと再発。

いまだとばかりにコネクタを抜いて電圧を調べると正常に14V程度出ている(マジか)。
電磁クラッチへつながるコネクタ
そしてすぐにコネクタをつなぐとこれまた正常に電磁クラッチが作動しコンプレッサーが回り出す。

うーん・・・コネクタを抜いている間に電圧が復帰するのかな?

その後何回繰り返しても同じ。

これじゃわからんな~。

なんでコネクタを抜いて回路計で電圧を見たあと再接続するとコンプレッサーが動き出すのか?

試しに電圧を測らずコネクタを抜いてすぐまた接続してもコンプレッサーは回らず・・・

回路計で電圧を見て(14V出ている)から接続するとまた回り出す。

なんで~?

どこか接触不良でもあるのかとコードをくねくねしても変わらず。

その後何度も同じことを繰り返していると電圧はあるのにコネクタ接続後一瞬から数秒遅れて電磁クラッチが働くという症状が5回に1回程度出始めました。

あ~これかな・・・

ディーラーのサービスマンさんが言ってました。
「コンプレッサーが熱くなるとクラッチが作動しなくなる故障がある」
と。

停止した状態では風通しが悪くコンデンサーの温度が上昇し、コンプレッサーの温度も高くなります。

それで電磁クラッチが動かなくなるということか・・・

これは最悪の高額修理ですね。

電磁クラッチのみの交換はできないのでコンプレッサーとまるごと交換修理になります。

でも冷房なしはムリ。

そのうち症状が悪化して走行中も効かなくなることも考えられます。

12年15万キロ走行の車なのでよくもったほうだと思います。

すぐにディーラーさんへ電話してコンプレッサー交換修理を依頼しました。

部品が入荷したら修理に出します😊

Katoairconservice_mark160
http://aircon.la.coocan.jp/

« 5室マルチ室外機を点検 | トップページ | 露出配管でエアコン取り付け »

その他」カテゴリの記事