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2024年7月

2024年7月15日 (月)

作業車のエアコン不調?

先日、猛暑のときドライブスルーに寄った時の事
作業車のエアコン
窓を開けたまましばらく店員さんから声がかかるのを待っていると・・・

ん?なんだかエアコンが効かなくなったような🤔

吹き出し口の風がだんだん温風に。

やばい、とうとう壊れたか😰

いやこんな時期に壊れてもらっては困る・・・

エアコンのないところで仕事するんだからせめて車に乗っている時だけは・・・たのむ~

その後少し走行してもまったく効かず、走りはエアコンOFFのときのように軽い・・・

コンプレッサーが圧縮していないのか、はたまた冷媒が抜けたか。

でも急に冷媒が抜ければ音で気づくはず。

車を止めて音を聞いてみるとコンデンサー(凝縮器)を冷却するファン(ラジエターと共用)は回るのにコンプレッサーは動いていない感じ。

A/Cスイッチをオンオフしても変わらず。

もうだめか・・・試しにエンジンを切って再始動してみると、コンプレッサーが回るようになり冷房が効き始めました。

ホッ・・・よかった一安心。

こうなった原因を考えてみました。

気温が35度以上ある状況にてドライブスルーで停車中に窓を開けていたときに起きた事象。

考えられるのは冷媒サイクルの高圧異常。

業務用エアコンでいうところの高圧カット。

ヒートポンプは室温や外気温が高いと冷媒の圧力が高くなります。

冷房時は室外側の熱交換が不十分な状態で運転を続けるとコンプレッサーの吐出圧力がどんどん上昇して危険なため、ある圧力以上になると強制停止させる保護装置です。

その信号をコンピューターが受け取り一時的に停止させていたのではないか・・・

そこでディーラーさんへ電話してサービスマンの方と話をしたところ当方の作業車には圧力などによる保護装置は付いておらず、コンプレッサーの電磁クラッチかリレーなどの不具合が考えられるとのこと。

うーん、そうか~・・・予想と違った。

安い車には保護装置など付いていないのか・・・ざんねん😂

コンプレッサーを修理すのは高価なのでとりあえず安価なリレーだけでも交換しておこうとディーラーで購入しました。
リレー
その間はまったく異常は起こらずエアコンは正常運転。

リレーはあわてて交換する必要もなさそうなのでちょっとエアコンの構造を見るためボンネットを開けてみました。
(車のエアコンはしっかり見たことがありません😅)

どれどれ・・・

これってどうみても圧力センサーか圧力スイッチだよねぇ。
圧力センサー?圧力スイッチ?
パイプは車内のエバポレーター(蒸発器)手前の減圧弁に向かう中温・高圧・液(中を流れる冷媒の温度・圧力・状態)のライン。

ここで高圧圧力異常を検知したのでは?

それならば、暑いときに一時的に止まり、その後は問題なく冷えるのも合点がいきます。

やはり高圧異常でコンプレッサーを止めた可能性が高そうですね。

しばらくはこのまま様子を見ますが入手したリレーは壊れたときのために保管しておきます。

今回はちょっと焦りましたがどうやら保護装置の作動だったようです😊

あ、そうだ・・・こういう記事をアップすると車のエアコン修理依頼がきそうですが当店では行っておりません。

Katoairconservice_mark160
http://aircon.la.coocan.jp/

2024年7月10日 (水)

やはりこの検知器が1番

2020年11月に当方で取り付けたエアコン(こちらの記事)が冷えなくなったとの点検依頼をいただきました😊

まずは基本的なことから調べます。

冷房運転して室外機のバルブを確認すると、
室外機のバルブが凍り始めた
液管温度がマイナス5℃、徐々に凍り始めました。

これでは室内機から冷風は出ません。

しかし、まだこの状況では冷媒漏れなのか室外機内部の故障なのかはっきりしません。

ゲージマニホールドを接続して停止時圧力は
停止時圧力
気温30度越しで1.4MPaと低い。

やはり冷媒漏れか・・・

でも室外機内部の部品不良だと先ほど冷房運転したことによりこの日の気温での飽和圧力2MPa程度へ上昇するまでには時間がかかる場合がある。

より確実に判断するには再度冷房運転。
低圧圧力
0.6MPaまで低下と低め。

しかしそれよりは下がらないことを確認したので冷媒漏れで確定です。
(そういうものと思ってください😊)

さてつぎは漏れ箇所を探します。

バルブの接続部には漏れの形跡はありません。

近年のエアコンのガス漏れと言えば室内機の熱交換器からというのが定番。

さっそくリークディテクタ(冷媒漏れ検知器)で調査すると
冷媒漏れを検知
室内機左端の吹き出し口で冷媒を検知。

熱交換器から漏れた冷媒は空気より重いため吹き出し口にゆらゆらと落ちてきます。

漏れ箇所は熱交換器のようですがかなり微量の漏れ。

検知器の感度はHi(高感度)設定。

高感度を維持するためオートゼロ調整はOFFにしてあります。
検知器の感度はHi
それでも検知ランプは上2つ残してそれ以上点きません。

しかもかなり遅れた反応(ここまで反応するまで30秒以上)です。

オプションで¥8000近くする冷媒センサーも毎年のように交換し、前回取り替えてからそれほど使用していないので問題ないと思いますが。

感度をMid(中)以下に設定するとまったく検知しなくなりました。

そこで骨董品レベル?の古~い検知器を出しました😅
古い冷媒検知器
即反応が出ました(アナログメーター)

感度はMid(中)でメーターが振り切れ、ここまで反応するのに要したのはわずか1秒ほど。

格のちがいを感じます。

パイロットランプはメーターと同期して緑から赤へと色が変化します。

感度をLo(低)にしても
感度Loでも検知
これだけ反応が出ます。

熱交換器からの漏れで確定です。

やっぱりこの検知器が1番いいかな。

20年位前に導入したものですがセンサー交換はしたことがありません。

センサー交換はメーカー修理になるのですが古すぎてもう対応していないと思います。

しかも対応表にこのエアコンの冷媒R32は出ていません。

それでも現行品を凌ぐレベルの感度があります。

表の〇〇g(グラム)とあるのは検知できる年間の冷媒漏れ量。

なお感度Hiはいろいろなガスや水蒸気?などに過敏に反応するのであまり使いません。

話は冷媒漏れの件に戻りまして、

熱交換器からの冷媒漏れ修理は高額でだいたい6~8万円前後が相場。

エアコンを買い替えたほうがいいレベルです。

しかしこちらのエアコンは購入からまだ4年目。

エアコン本体の冷媒回路の主要部品はメーカー保証が5年間ついています。

メーカーさんにも漏れを確認していただき無償で修理してもらえることになったそうです😄

熱交換器からの冷媒漏れは漏れる量が微量のため漏れ始めてから発覚するまで長期間かかるので厄介。

発覚した時には保証期間が過ぎていたなんてケースもよくあるのでご注意ください。

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2024年7月 8日 (月)

壁面の室外機から騒音

都内の木造一戸建てにて、壁面に取り付けられた室外機から騒音が出る、との点検依頼をいただきました😊

壁面に室外機を取り付けると室内に振動音が響くのはめずらしいことではありません。

しかしメールで送られてきた内容からするとちょっと異なるようです。

エアコンはある量販店で購入し設置してもらったそうです。

現地到着。
壁面に取り付けられた室外機
壁面金具で壁に取り付けられています。

画像ではわからないかもしれませんが、室外機は前側に傾いています。
(奥にある垂直の排水管と見比べるとわかりやすいかも)

試しに冷房運転を入れてもらうとコンプレッサーの振動が大きいときに「カタカタ・・・」と壁に硬いものがぶつかっているような音が。

やはりこれか・・・
壁面金具の下部が壁にあたっている
壁面金具の下の部分が壁に直接あたっています。

本来この部分は壁から離れるはずなのですが。

これは調整不良です。

その部分を下から見ると
壁面金具の下に調整用のボルトが見える
ボルトがあります。

このボルトはプラスドライバーで回せるようになっています。

さらに下から見ると
壁面金具のアジャスター
壁側にゴム足がついていてアジャスターになっているのです。

このゴムで壁に着くように調整すれば騒音は抑えられます。

室外機を持ち上げるように力を入れ、金具を壁から浮かしてボルトを回すと
壁面金具のアジャスター調整
少し壁から離れました。

この調整は本来室外機を載せる前に行う作業。

前傾になっていた室外機も少しずつまっすぐに近づきます。

しかしその作業中なんだか金具のどこかが緩んでいるような感覚が・・・

ここだ
壁面金具のボルトナットが締め付けられていない
金具同士を接続しているボルトナット。

ナットは手で回ってしまう状態でまったく締め付けられていません。

もう1か所も同様の締め忘れ。

オイオイ、なんだか室外機の下に入るのが怖くなってきましたよ😓

レンチで締め付け
壁面金具のボルトナットを締め付ける
ほかにも締め忘れがないか念のため確認しました。

さらにアジャスターを回します。
壁面金具のアジャスター調整完了
しっかりゴムで支えられ調整完了です😊

金具があたっていた部分は壁の塗装がちょっとはがれていました。
金具があたっていた部分の塗装はがれ
ここで音が発生していたのだと思います。

なお当店では壁面に室外機を取り付ける工事は現在おこなっておりません。

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2024年7月 5日 (金)

エアコン点検そして入替工事へ

室内の配管カバーから水が落ちるという点検依頼をいただきました😊

現場は川崎市内のマンション。
点検、配管カバーから水が落ちる
このように室内に配管カバーを取り付けるとそこから水が落ちるケースがあります。

その原因の多くは断熱の劣化や配管穴パテの隙間から入り込む高温多湿の外気の影響。

パテの隙間は経年によるはがれやパイプ断熱材のやせ細り、マンション大規模修繕工事等での室外機やパイプの移動によるものです。

さてまず気になったのはこの配管カバー
室内に取り付けられている配管カバー
これって外壁用に使われる種類ですが・・・

ちょっと見た目がいまいちですね。

ま、それはいいとして室内機から横へ水平に取り付けられていて、これはよいことではありません。

これではドレン排水の流れがわるくスライムが溜まったり、異音が出やすくなります。

カバーのフタを外しました。
点検のため配管カバーのフタを外した
中にはどういうわけか電源コードまで入ってますが。

コードは配管穴の中にまで入りそこから折り返して室内機右横のコンセントへとつながっています。

ドレンホースは断熱がされていない屋外用のもの。
室内に屋外用のドレンホースをそのまま使用している
これでは結露します。

配管穴からは外側のパテに隙間があり外気が入ってきています。

なので断熱のされている冷媒管でも結露を起こしていたことでしょう。

それらの水がカバーから出ていたと思われます。

そしてこれ、
電源コードがつぶれている
電源コードがカバーに挟まれつぶれていました。

ちょうどフタを固定するねじの部分です。

角度を変えると変形がよくわかります。
電源コードがつぶれて変形している
中の素線が切れているかもしれず危険。

むかしから電気機器の電源コードが家具やベッドに挟まってそこから発火するケースが報告されていますし・・・

点検が終わり、エアコンの使用年数からして修理ではなく買い替えていただくことになりました。

その後、見積もりを出して工事の依頼をいただきました。
(ありがとうございます😄)

― 後日の工事 ―

室外機から取り外し作業を開始。
室外機から取外し作業を開始

外壁の配管カバーは再使用します。
外壁の配管カバーは再使用する
中のパイプ電線類は新品へ交換です。

室内の配管カバーは勾配をつけるため取り付けなおすのですが室内用のものに交換します。

撤去が終わり取り付け開始、据付板と配管カバーの受けを壁に付けました。
据付板と配管カバーの受けを付けた

今回、室内機を壁に掛ける前にこれを本体内部に取り付けます。
無線LANアダプタ
無線LANアダプタ。

スマホで遠隔操作したりするためのオプションパーツのボードです。

室内機のグリルを外して付けました。
無線LANアダプタを室内機に取り付けた
本体内にボードを取り付け、コネクタを制御基板に差し込みました。

その後、撮影を忘れて作業に没頭😅

工事完了。
エアコンの取り付け工事が終わって試運転中
試運転中です。

新しい配管カバーは室内用のもの。

横引き部分はドレン排水のため少し斜めにしてあります。
(1/50勾配程度)

もちろん屋外側へ出るまでのドレンホースは断熱付きの室内用を使用。

配管穴には室内側と室外側の両方でパテ埋めをして、室外側はパテの上からはがれ止めのコーキングを塗布しました。
(外気の流入防止)

そしてこちらは新しい室外機。
設置した新しい室外機
なにやら白っぽい管が床にありますが。

それは今回取り付けた塩ビ管(ドレン管)です。
取り付けた塩ビ管(ドレン管)
エアコンの排水ドレンはベランダの排水溝まで延ばすようマンションの管理組合などからの指示があったそうです。

しかしドレンホースで延ばすと波打ったり、詰まったりするので塩ビ管で行いました。

室内機からのドレンホースと塩ビ管接続部
室内機からのドレンホースと塩ビ管接続部

こちらは室外機からのドレンホースと塩ビ管接続部
室外機からのドレンホースと塩ビ管接続部
どちらのドレンも正常に排水され作業終了です😊

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2024年7月 1日 (月)

あれからもう12年・・・

いつも工事の依頼をくださる賃貸住宅経営をされている大家さんから今回も連絡が入りました😊

あ、ちなみに現在大家さん関連の新規依頼は受け付けておりません。

今回は住んでいた方が引っ越されたため、次の契約までの間に古くなったエアコンを入れ替えることに。

まずは撤去に伺いました。
撤去する室外機
室外機に冷媒を回収してから取り外します。

エアコンはまだ使えるのですが、取り付けてから12年ほど経っているので次の入居者さんが住んでいる間に故障するのは避けたいという大家さんの気配りです。

なおこちらのエアコンはこの住宅が新築工事の時に当方で取り付けたもの。

あれから12年も経ったとは😅ついこのあいだのような・・・

こちらの住宅は全部で3戸、そこに9台設置されています。
(1戸につき3台)

今回工事するのは2階の部屋。
外壁には2階から配管カバーで配管してある
下まで配管カバーで施工してあります。

室外機を撤去
室外機を撤去した
手前と奥の2台を入れ替えます。

ここは新築時も梯子で苦労しました。
梯子が急角度でしか掛けられない
そのときと全く同じ掛け方で作業しましたが・・・

なにしろ85度の角度で立てています。

奥の方はだんだんと壁と塀の間隔が狭くなっているのです。

ブロック塀の上に梯子を置いてそこから外れて落ちないようにラッシングベルトで金属フェンスに固定しました。

後方に重心がいくと倒れるので梯子にしがみつくように登らなければいけません。

施工中、パイプなどを押すように力を入れるとすぐに梯子が壁から浮きます😅

ぼかしているので見えませんがこちらの金属フェンスの上部は槍のような形になっているので万一落ちたら串刺しです😱

エアコン工事も危険なことばかりなので人にお勧めできる業界ではありません。

今回、配管カバーのフタは取り付けの時まで外したままにします。
配管カバーの中のパイプを撤去した

外したカバーのフタはリビング前のウッドデッキの下に置いておきます。
ウッドデッキの下
前に住んでいた方のじょうろが奥に落ちてますね。

こちらの賃貸住宅はすごく洒落た造りで設備も豊富。

マンションではないのにエントランスはオートロック。

駐車場も完備でしかも駅から近い。

至れり尽くせりですね。

室内機を撤去します。
室内機を撤去する

外し終わると室内機裏の壁紙クロスが周囲と異なります。
室内機裏と周囲の壁紙が異なる
これまでに居住者が入れ替わる際にエアコンを外さず壁紙を張り替えたことによるもの。

新しく取り付ける室内機から境目がはみ出す可能性が高いため、周囲のクロスも全部張り替えることになりました。

なので取り付け工事はその後になります。

配管穴のスリーブは邪魔になるので抜いておきます。
壁紙を張り替えるため配管穴のスリーブを抜いておく

そしてクロス屋さんによる張替えが終わって取り付け工事に伺いました。
エアコン取り付け工事を開始する
壁についているのは粉が落ちないようにする養生です。

そして新品を設置完了。
新品のエアコンを設置完了

配管カバーは元通り。
外壁の配管カバー

室外機
新しい室外機

ブロックの上にプラスチックのベースを使っているので滑り止めにねじを打ちました。
滑り止めにねじを打った
もう1台もほぼ同じ施工です。

施工時に大家さんは立ち会われないので試運転はひとりで行い作業完了😊

戸締り確認して主幹ブレーカーを落とし、カギをかけて撤収しました。

Katoairconservice_mark160
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