金属板の外壁は絶縁が大切
当店で10年前(2013年11月)に入れ替え工事で取り付けたエアコンを撤去し新品を取り付ける依頼をいただき伺いました😊
これまでの流れとしては
・他業者でエアコン設置
↓
・当店で10年前に入れ替え
↓
・今回の入れ替え工事
とこんな感じ。
まだエアコンは動くのですが年数的にも交換することにされたようです。
それに近頃は物価上昇中なので早めに交換するのもよいかもしれませんね。
このたび新しく取り付けるのはダイキン製になります。
外側には配管カバーが設置されています。
外壁はガルバリウム鋼板(金属板)になっています。
既設の配管カバーは他業者で取り付けたもので今回もそのまま再使用します。
(明らかに劣化しだめであれば交換することになっています)
さてエアコン撤去が終わりました。
配管穴にはスリーブ(筒)が付いています。
このスリーブは10年前に当方にて取り付けたもの。
それ以前は付いていませんでした。
スリーブの重要性は他の記事で何度も触れていますが、今回のような外壁がガルバリウム鋼板などの金属板の場合はこれを付けないと危険。
金属板の切り口で電線の絶縁被覆が切れて外壁に漏電したり、エアコンが漏電した際に銅管の断熱被覆が切れて接触しているとそこからも外壁へ漏電する恐れがあります。
またドレンホースのような柔らかい管も切れてしまうかもしれません。
(水漏れする)
とくに配管カバーで施工する場合は穴出口で急角度にパイプを曲げて押し付けるので危険性が増します。
画像がありませんが外壁の部分はスリーブを1cmほど外へ突き出して放射状に広げ、さらにスリーブと穴の切り口の間に自在絶縁ブッシングを入れてあります。
その部分に問題はないのでこのスリーブや絶縁ブッシングはそのまま再使用します。
室内機取り付け中。
左の傾斜した天井が近く本体下部を浮かすことが難しいため全面のグリルを外して配管接続作業しました。
アース線をコンセントのアース端子に接続して取付完了。
フィルター掃除の際に開ける前面のパネルの脱着が左の天井ぎりぎりでした。
今回、依頼をいただく前にエアコンが購入されていましたが次回入れ替えの際はもう少しコンパクトな室内機を選定したほうがよさそうですね。
お客さん立会いで試運転。
絶縁抵抗測定(漏電の有無)、温度、ドレン排水、その他を確認し問題なく作業終了です😊
データベースを見てみたらこちらのお客さん宅には他のエアコンと合わせて今回で6回目の訪問でした。
まいど有り難うございます😄
http://aircon.la.coocan.jp/
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