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2024年4月30日 (火)

UR住宅で専用回路増設

前回の続きでエアコン専用コンセント(専用回路)の増設工事です😊

賃貸住宅なので退去時の撤去を前提としたケーブル露出配線で施工します。

エアコンの右隣に取り付けたコンセントボックスからVVFケーブルを使い配線します。
エアコンの電源配線をおこなう
廻り縁にステップル(コの字形の釘)を使い固定。

間仕切り部分(躯体の梁)をいったん下がり開口部に迂回
間仕切り壁をいったん下げて開口部に迂回
電線の曲がりが大きめですが、電源のほかにアース線も含んだ3心ケーブルのためです。

ケーブルは無理な曲げをすると絶縁被覆などに支障がでますので。

”内線規程”ではケーブルの太さに応じた最小曲げ半径が指示されています。

梁を超えたらまた上へ
梁を超えたらまた上へ配線

そこから左へ行くと分電盤があります。
分電盤まで配線した
盤の内部まで配線しました。

この盤は建設当時のものではなく現代の新しいものに付け替えられていますね。

次にコンセントの取り付け。
コンセントを取り付ける
アースに使う線には緑色の表示をしました。

コンセント設置後の画像は取り忘れました😅

これと同じものを設置
定格20A125V、アースターミナル端子付きコンセント
定格20A125V、アースターミナル端子付きです。

そしてまた分電盤へ
分電盤の空きブレーカーに電線を接続する
空きブレーカーに電線を接続します。

いったんブレーカーを盤から取り外して定格等に問題がないか確認しました。

接続完了
ブレーカーに電線を接続
緑色の表示を施したアース線(接地線)も盤の接地端子に接続。

これで電源工事は終わり。

ですがまだしなければならないことが。

ここ
電線に襖(ふすま)があたる
部屋の間仕切り部分を通した電線に襖(ふすま)を閉めるとあたります。

これでは襖を何度も開け閉めするうちに電線が損傷して危険。

それに襖自体も変形する可能性があります。

そこで柱側に事前準備しておいた木材を取り付けました。
電線が襖に挟まらないように柱側に木材をつけた
色が柱と合っているので目立ちませんね。

ホームセンター(いちおうプロショップ)にこの白い木材が売ってました😄

木材に割れ防止の下穴を開けて5か所ほどねじ固定。
木材をねじ固定
ねじの頭が表面にとび出ないように木材にザグリも入れておきました。

襖を閉めても
襖を閉めても電線にあたらず保護
電線にはあたらず保護できます。

上から下までピッタリ閉まります。
襖は上から下までピッタリ閉まる
ばっちり👍

その他測定を行ってからエアコンを試運転。

お客さんも共に確認していただき作業完了となりました😊

Katoairconservice_mark160
http://aircon.la.coocan.jp/

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