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2024年4月 7日 (日)

室内機、こうなってきたら要注意

これは壁掛け型ルームエアコンの室内機の側面。
壁掛け型ルームエアコンの室内機側面。
微妙ですがちょっと危険な感じがします。

というのはこの壁との隙間、
室内機上部の壁との隙間
エアコン落下の兆候かもしれません。

室内機の下部と比べ上部は隙間がかなり大きくなっています。

もちろん室内機の荷重で若干上の方の隙間が大きくなるのは通常ですが、これほど差がある場合は注意が必要。

とくに以前と比べて隙間が大きくなったと感じる場合は点検したほうがよいかもしれません。

でもご自身で室内機を壁側に押したりするとその衝撃で落ちてしまうこともあるのであまりさわらないほうがよいでしょう。

室内機がこのように傾いてくる原因としては
・室内機の重みによる壁の変形。
・壁に固定しているアンカーなどの抜け。
等が考えられます。

壁の変形は室内機の質量が14kg以上のもので起こりやすく、とくに壁から出っ張った奥行きの大きい形状(機種)で多くなります。

アンカー抜けは室内機の質量や形状による場合もありますが、多くは施工不良によるものです。

その他には壁の強度不足や湿度などの環境といった事例も。

室内機が落ちてからでは被害が大きくなるため早めに点検、必要であれば修理をしましょう。

またこのようなことが起きないよう、あらかじめ壁の強度に合わせた室内機の質量や形状のエアコンを購入することをお勧めします。

省エネ性能(電気代)ばかりを気にして機種選定すると後悔することがあります。

Katoairconservice_mark160
http://aircon.la.coocan.jp/

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