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2024年2月

2024年2月27日 (火)

配管化粧カバー交換修理

先日こちらで点検をした配管化粧カバーの交換修理を行いました😊

修理するのはこの部分
配管化粧カバーの交換修理を行う
落雪により破損した横引き4mです。

カバーの材質や施工のよくないところもあるのでそれも修正します。

まずはカバーの蓋を外しました。
壊れた配管化粧カバーの蓋を外した
中にあるのは冷媒管と電線。

カバーの固定ねじが折れているところもありました。
配管化粧カバーを固定していたねじが折れている
電動インパクトドライバーで衝撃を与えながら締めたためと思われます。

このようにねじの強度が落ちて折れることがあります。

ねじの種類や壁の材質に応じてトルクや締め方を変える必要があるので、その点インパクトドライバーは不向きなんです。

クラッチによるトルク制御ができ、ねじも材料も傷めず締めることができるドリルドライバーのほうがエアコン工事には向いています。

カバーを撤去しました。
壊れた配管化粧カバーを撤去
手前に置いてあるのは新しい配管化粧カバー。

昔からある因幡電工製のスリムダクトSDシリーズを使用します。

このSDシリーズは材質や強度に信頼があります。

撤去した安いカバーはやはりそれなりの材質で対候性や強度は劣っていました。

新しいカバーを取り付ける前に不要となった既存のねじ穴をコーキング。
不要となった既存のねじ穴をコーキング
見えなくなるからといって手を抜いてはいけません。

新しいカバーをとめる部分はねじの下穴を開けました。
壁にねじ固定用の下穴を開けた
壁の最下部に近く、下穴を開けずに無理にねじをもむとサイディングにヒビが入ってしまうことがあるため。

そしてカバーを壁に固定。
新しい配管化粧カバーを取り付ける
カバーの長さは1本2mですが、横引きなのでその間に5本のねじで固定しました。

ねじ固定部。
コーキング後にねじ固定した
横引き部分は雨に濡れることが多いので下穴にコーキングを入れた後に固定しました。

壁への固定が完了。
配管化粧カバーの壁への固定が完了
次は冷媒管などを収めて蓋を付けていきます。

とその前にこれ、
ガス管との交差がある
ガス管と交差している部分があります。

こちらは以前のカバーの設置状況。
以前はガス管に押されてカバーが変形していた
ガス管に押されてカバーが変形し蓋が外れていました。

こういうところも量販店の施工ですね。

手間や材料費はかけられないようです。

前回の点検の際、この部分をどうするか作戦は練ってあります。
のこぎりとグラインダーでカバーに穴開け加工する
のこぎりとディスクグラインダーでカバーの蓋へガス管の形に穴開け加工。

余分なカバーは準備していないので一発勝負で失敗はできません😅

さて結果は
配管化粧カバーとガス管交差部の仕上がり
ピッタリ😄

もう1本のほうも
配管化粧カバーとガス管交差部の仕上がり
こちらもピッタリ😄

なお内部の冷媒管と電線はガス管に接触しないように加工してあります。

その他の蓋も取り付けて
配管化粧カバー交換修理完了
エアコンの温度測定をして異常はなく作業完了😊

今回は落雪による破損でしたが、工事は安さを追及すると必ず手抜きや粗悪材料使用などにつながり、結果余計にお金がかかってしまうことがあります。

これは当然のことですね。

Katoairconservice_mark160

2024年2月22日 (木)

暖房時の室外機音

24022200

一時は気温が高くなって春のような陽気でしたがまた冬に戻りましたね。

エアコンの暖房もフル稼働ではないでしょうか。

そこで「なんだか室外機の音が気になる・・・」なんてことはありませんか?

うなり音が響くとか・・・

インバーターエアコンってどこかできいたことあるのではないでしょうか。

現在ではほとんどのエアコンがインバーターを搭載しています。

この”インバーター”は簡単に言うと室外機の内部にあるコンプレッサー(冷媒の圧縮機)の回転を速くしたり遅くしたりするための装置。
(エアコンの場合)

コンプレッサーが速く回ればその分、冷暖房能力が高くなります(ただし電気もたくさん使う)。

逆に遅くなれば能力が落ちて室温を安定させたり電気を節約することができます。

インバーターが世に出る前はオンとオフしかなかったので暖房の効きはよくないし、室温が上がったり下がったりムラも大きかったものです。

現在、南関東ではインバーターにより年中エアコンのみで生活することが可能になっていますね。

しかし暖房がフル稼働する今時は特に室外機の音が気になりませんか?

「ブーン・・・・」なんて音が響き続けることがあります。

冷房の時は気にならなかったのに・・・

その理由はコンプレッサーの回転が高くなっているため。

とくに暖房では冷房よりも回転を高くすることに加え、長時間その状態を維持するためです。

なぜ暖房ではそのようなことになるのか・・・

そこには必要とする熱の移動量が関係しています。

夏に冷房を使用するとき、元の室温が32℃だったものを27℃程度へ下げると涼しく快適に過ごせますね。

下げた温度は5℃です。

それが暖房では室温が15℃程度(場合によっては10℃前後)から24℃などと10℃ほど上げなければなりません。

また室温と外気温の差が大きいため、室温が下がりやすく、外気から熱の汲み上げもしづらい状況。

そのためコンプレッサーを冷房よりも高回転に長時間回す必要があります。

これが暖房時に室外機の音が大きいと感じる原因。
(冷房に比べ電気代が高くなるのもこれが原因)

機種によっても振動や音の大きさに差があります。

また建物によってはコンプレッサーが、ある回転数になったとき共振して部屋に大きく響き渡るような現象が起きることもあります。

そのほかには暖房時に室内機から「キンキン」とか「キーン・・・」という音が聞こえてくる機種があります。

これはコンプレッサーの吐出音が冷媒管を伝わって聞こえるもの。

暖房ではコンプレッサーが吐出した高温高圧のガス状冷媒を直接室内機へ送るためこのようなことが起きることがあります。

しかしその機種特有の問題の場合があり消すことができない症状だったりします。

これらのように暖房では音が大きく感じることが多くなります。

ある程度はしかたのないことですね。

ただし気になって過ごせないとか、ご近所迷惑なほどであれば何か対策をする必要があります。

Katoairconservice_mark160

2024年2月19日 (月)

ハイアールがエアコン参入

ハイアールという中国メーカーが日本でルームエアコンを販売開始するそうです。

さてどんな製品なんでしょうかねぇ。

過去にはLGやアイリスオーヤマなども登場しましたがやはり古くからあるメーカーにはかなわない感じがします。

詳細な仕様がわかれば資料を入手してみようかとも思いますが・・・

6畳用から14畳用までのラインナップで熱交換器の凍結洗浄機能があるようです。

凍結洗浄は数年前から日立等で採用されていましたので目新しい機能ではありませんが。

一番気になるのは本体の静音性や耐久性、そして部品の保有期間、販売の継続性などですね。

また施工性、メンテナンスなども工事や修理をする者としては気になります。

はたして求める性能なのか今後が楽しみです😊

2024年2月16日 (金)

落雪で配管化粧カバーが割れた

先日の雪でエアコンの配管化粧カバーが割れてしまったとの点検依頼をいただきました😊

雪が落ちてきて割れたそうです。

現地に到着🚙
外壁に設置されている配管化粧カバー
よく見えませんが建物基礎部分の上を横引きしているところに被害があります。

この部分
落雪により配管化粧カバーが割れた
壁側に割れがあります。

近づいてみると
ねじで固定してあった部分が割れている
ねじで固定してあった部分が割れていました。

ねじは壁に残っています。
壁にねじが残っている
しかも長さ2mのカバー(ダクト)を中央1点だけで固定してあったため強度も不足していたことと思います。

「いま(工事したとき)だけ留まってりゃいいんだよ。あとはしらねぇ~」みたいな工事ですね🤔

このような横引きでは最低でも4~5か所は固定しないとだめです。

それに加え、こちらのカバー
配管化粧カバーがヨレヨレ
側方から見通すとヨレヨレ。

下側は変形で外れて隙間もできています。
外れて隙間が開いている
はめようとしても変形が酷くはまらない。

どことは言いませんがこのメーカーの配管化粧カバーは弱すぎて当店では使用していません。

特にこのような横引きで日光に照らされるところではなおさら。

カバーを触るとペラペラでフニャフニャ。

安い材料を使用するとこのようなことになります。

もちろん修理するには同じカバーは使用できません。

横引き部分を老舗メーカーのしっかりしたカバーで修理することを提案し点検終了😊

見積もりを出してメールで送信しました。

なお今回の落雪はここからかもしれません。
送電線の鉄塔
見上げると送電線の鉄塔。

高低差が大きいため落ちた雪もかなりの衝撃だったことが考えられますね。

Katoairconservice_mark160

2024年2月 6日 (火)

雪の日は除霜が頻繁になる

久しぶりに雪が積もって寒いですね⛄

こちらは室外機背面の熱交換器
霜が付き始めた室外機の熱交換器
上半分にはフィンに白く霜が付き始めています。

雪が降ったときなど低温で湿度が高めのときに暖房を使用すると室外機の熱交換器には霜が付きやすくなります。

なぜこのようなことがおきるのか?

ヒートポンプ(heat pump)という言葉を聞いたことがあると思いますが、これがルームエアコンの原理。

「熱を汲む」とか「熱を吸い上げ運ぶ」ようなイメージです。

エアコンの暖房は室外機で外気から熱を汲み取り室内機へ運んでいます。

室外機の熱交換器は内部の管路を流れる冷媒が外気から熱を吸い取っているんです。

室外機の前面に見えるくるくる回っている送風プロペラファンは熱交換器に風を通して熱の吸収効率を上げています。

ここで疑問が・・・寒い外の空気から熱を吸い取るって意味がわからない・・・

昔、職場の先輩方もこのようなことをよく言ってましたよ。

当時はエアコンの原理などどうでもいいと思っていたので興味もなかったです😅

しかしこれを説明するのはちょっと難しい。

簡単に部分的なところだけで言えば、内部に流れている冷媒の温度は相対的に外気温より低いということです。

そのため冷媒より高温の寒い外気から熱を吸収することができています。

あとはあれやこれや部品を通って温度上昇し室内機へ40~50℃程度の温風となるような冷媒を送り込みます。

雪の日のような特に外気温の低い日には熱交換器に流れる冷媒温度も低くなります。

そうなると徐々に霜が付きはじめ上の画像のような状況に。

これは先ほどの霜
室外熱交換器の霜
横方向に縞模様のように霜が多くついている部分に冷媒管(銅管)が通っています。
(一番上の画像の方がわかりやすいですね)

霜が付いた部分を拡大すると
室外機の熱交換器の霜
熱交換のアルミフィンに霜が積もってこれでは効率が落ちますね。

しかも風の通り道が狭くなっています。

そこでエアコンはセンサーで室外機の霜付き具合を検知。

暖房能力が落ちてきて除霜(霜取り)が必要と判断すると勝手に除霜モードに突入。

この除霜時にエアコンはなんと冷房運転をするんですよ。

それは暖房とは真逆のヒートポンプとなり、室内の熱を室外機の熱交換器へと運ぶこと。

霜を温めて溶かして排出、さらに水分を蒸発させます。

当然ながら冷房運転なので室内機からは冷たい空気がゆらゆらと降りてきます。
(ふつうこの時は室内機の送風はしません)

あれ?なんか寒いなと思ったら除霜モードで室内機の運転ランプなどが点滅してるかもしれません。

昔のエアコンだと「プッシュー・・・・」なんて音がして「あ、除霜がはじまった」って気づいたもんでしたが最近は音がしませんね。

そして雪の日はとくにこれが頻繁になります。

低温で湿度が高い環境では霜が付きやすいわけです。

場合によっては30分に1回とか、部屋の温度が上がる前に除霜になり室温が低下。

それを繰り返してなかなか暖まらないなんてことも。

エアコンの暖房能力が部屋の大きさに対し小さいと特に厳しい状況に。

除霜時の対策としては補助の暖房器具を用意しておくといいです。

瞬時に使用できるものがよいかもしれません。
(私はカセットガスのストーブを使用しています)

除霜が始まったところで点火すれば部屋の温度低下を防ぎ、除霜時間の短縮にもなる可能性があります。

Katoairconservice_mark160

2024年2月 5日 (月)

雪で道路の交通機能マヒ!

なんだこりゃ~(グーグルマップ)
グーグルマップでは高速道路通行止め
急に道路(一般道)が動かなくなったと思ったら各高速道路に通行止めマークがぎっしり。

たいした積雪ではない段階で通行止めするとは・・・

その影響は甚大。

一般道は早い段階で大渋滞となり交通機能がマヒ。

トラックの運転手さんもかなりお怒りのご様子。

緊急車両もすんなりとは通れません。

冬用タイヤなどを装着した車は通行させるとか融通はきかないものなのでしょうか?

なんだかやることが極端ですね。

これから雪が降るたびこんなことになったらたまりませんが。

なんだかへんな風潮を感じます。

Katoairconservice_mark160

2024年2月 2日 (金)

2つの放射温度計

温度測定に使用している2つの放射温度計。
使用している2つの放射温度計
物体表面の温度が測れます。

例えばエアコンから吹き出す温風などの空気温はだめなんですが、その温風で暖められた吹き出し口やルーバーは測ることができるので重宝しています。

2つを見比べるとかなり形状がちがってますね。

左は3年位前に導入したもの。

FLIRというアメリカのメーカーみたいですがタスコという空調機工具のメーカーから購入しました。

右はかなり古くたぶん20年以上前に買ったものだと思います😅

こちらは一応日本の計測器メーカー(共立電気計器)が販売していたもの。

新しいものを購入した際に古い方はお役御免にするつもりだったのですがどうも新しい方は使い勝手がよくない🤔

まず防水。

古いものは防水仕様で雨の中でも使えます。

新しい方はダメ😵

続いて測定部。

古い方
古い放射温度計の測定部
ここで物から出ている赤外線を測定します。

でもこれではどこを測っているのかよくわからないのでレーザーマーカーが出るようになってます。
古い放射温度計のレーザー
レーザーは測定部の中心にあり被測定物にマーカーが照らされどこを中心に測っているのかわかります。

温度表示
古い放射温度計の温度表示
古いだけあって温度は0.5℃きざみ。

温度のサンプリングもゆっくり。

表示に関しては新しいもののほうが機能が多く優れています。
新しい方の放射温度計の表示部
温度は0.1℃きざみで1秒間のサンプリング数も多くなってます。

が、しかしながら測定部(白い点はカメラのライトが映り込んでいます)
新しい方の放射温度計の測定部
これ見てなんとなくわかりませんか?

レーザーはここ
新しい放射温度計のレーザー
このちょっとしたズレがねぇ・・・

例えば電子部品の並んでいる基板上の部品の温度を測りたいときにどれを測っているのかよくわからないんです😅

近いものほど測定位置とレーザーマーカーがズレる。

なのでエアコンの点検や雨天での測定では今でも古い方を多用しています。

なおこれらの放射温度計は光を反射するようなものは測定できません。

そんなときはテープなどを貼って反射をおさえるなどの工夫が必要です。

Katoairconservice_mark160

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