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2024年1月30日 (火)

床屋さんのエアコンを点検

いつも髪のカットに行っている床屋さんで「エアコンが霜取り(除霜モード)によく入るような気がする。ガス(冷媒)の圧力を調べてほしい」とのことで点検を行いました😊

そのエアコンはこちら
業務用の天吊形室内機
業務用の天吊形です。

あ、そうそう当店では現在業務用エアコンの工事・点検どちらも行っておりませんのであしからず😌

家庭用ルームエアコンのみ取り扱っております。

しかし今回は昔からいつもお世話になっている床屋さんということで特別です。

冷媒不足や不具合を表すエラーはなく、暖房もとくに問題なく使用できているそうです。

ではまず室内機の温度測定から。

吸い込み温度
室内機の吸い込み温度を測定
26℃

吹き出し温度は
室内機の吹き出し温度を測定
37.3℃

うーん・・・温度差が少ないですね🤔

しかしこれ、
室内機のルーバーの向き
ルーバーが上向きになっています。

これでは吹き出した温風が天井に溜まってしまっている状況。

でも下向きにするとお客さんに直接風が当たってしまうためそれはできません。

この時も3名ほど来店中でした。

吹き出し温度が低いのは温度制御で室外機がセーブしていることが考えられます。

次に室外機へ
室外機で点検をする
業務用と言っても近頃の室外機(こちらは3馬力程度)はルームエアコンと変わらない大きさ。

といっても10年以上前の機種です。

わたしが業務用エアコンを扱っていた会社員時代は室外機がもっと大きかったのですが。

こんなに小さくても電源は動力200V(三相三線式200V)です。

では圧力測定
室外機のサービスポートで圧力測定
高圧圧力は低めです。

やはり能力がセーブされているようで音からするとコンプレッサーの回転も低め。

冷媒管温度を測定
冷媒管温度を測定
圧力と温度からヒートポンプの動作指標となる過冷却度(サブクール)を求めると結果は悪くない。
(専門用語が多くてすみません😅)

冷媒不足ではない感じ。

低圧圧力も見て過熱度(スーパーヒート)も調べたいがそのポートや管は室外機の中で、エアコン使用中(来客中)のため開けることができずこちらは断念。

このあたりは昔の大きい室外機の方が使用中でも点検できてメンテナンス性がいいですね。

最後に念のためリークディテクター(冷媒漏れ検知器)でチェック。

ところが店内入り口から入った途端に検知器から強烈な反応が出てしまいます😅

これは冷媒ではなく店舗で使用している化粧品や薬剤の揮発成分に反応しているものでしょう。

そのため室内機を調べても
リークディテクターで冷媒漏れ点検
室内機熱交換器から漏れているような感じもしますが定かではありません。
(この時はエアコンの運転を短時間だけ止めました)

続いて屋外側のドレン排水出口は
ドレン排水出口をリークディテクターで調べる
ここも異常なほど反応が出るため冷媒なのか他の薬剤によるものかはっきりしません。

この状況でリークディテクターは役にたちませんね。

できる範囲での点検を終え、現時点で冷媒量などに異常は認められないことを報告。

10年以上使用し、朝から夕方までフル稼働のためその他の劣化などはあるかもしれません。

暖房は使えているということで、また異常を感じたら連絡いただくよう話して終了となりました😊

Katoairconservice_mark160

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