穴パテの剥がれを補修
一戸建て2階の外壁面から出たエアコンパイプの穴を塞いでいるパテが剥がれた、という補修依頼をいただきました😊
当店を初めてご利用されるお客さん宅です。
(神奈川県海老名市へエリア外出張)
この日は朝から雨🤔
現地へ向かう途中、たくさんの虹🌈が。
雨が降ったりやんだり、そして晴れたりとめまぐるしい天候です。
ネットで雨雲レーダーを見るとこれから天気は次第に晴れへ向かうようです。
現地に到着し壁に二連梯子を掛けます。
まず目に入ったのはパイプのテープ剥がれ。
このままでは断熱材やドレンホースの劣化が進みます。
雨がやんでいるのでいまのうち作業をしてしまいましょう😄
爪でカリカリしたり登ったりして剥がれたのでしょう。
テープを巻いてパイプを壁に付けます。
と、この時点で雨が降り出しました。
しばらく待機しているとすぐにやんだので梯子を伸ばして上ります。
穴パテ付近のテープも劣化などではがれてますね。
少し日がさしてきました😄
パテは壁から浮いて穴が見えてます。
外気や雨、虫などが中に入ってしまいます。
この状態では鳥のさえずりなんかもエアコンから聞こえてくるかもしれませんね😅
エアコンのパテはなるべく硬化しないようにできていますが、年数が経つとどうしても硬くなって剥がれてしまうことがあります。
とくにこのような2階部分では剥がれ防止の措置が必要となります。
パテを取りました。
配管穴にはスリーブ(養生管)もなくエアコン取り付けの際、手の抜かれたことがわかります。
設置後にはスリーブは入れられないのでこのまま穴を埋めなおします。
テープを補修してるとこんどは大粒の雨が降り出して梯子の中間まで下りて一時避難。
梯子にコーキングガンが掛けてありますがパテの上に塗布する予定。
しかし強い雨の吹き付けで穴の周囲もびっしょりに・・・
雨はやんでパテを埋めてその上にコーキング。
お客さんにティッシュをいただき穴の周囲の雨水を拭いてからパテ、コーキングしましたがなかなか壁に着きません。
残った水分ではじかれてしまうんです。
ここでまた雨が強くなり梯子を下りて作業車の中へ避難しました。
雨雲レーダーではあと少しで完全に雨はやみそうです。
30分ほどそのまま待機し晴れてから再度梯子に上りました。
壁は日光で照らされ左には青空が見えてますね😄
先ほど施工したパテとコーキングの状態を確認すると問題ないようです。
しかし念のため周囲のコーキングを補強しました。
これで補修完了。
今回はもう1か所あります。
こちらはパイプのテープが剥がれて断熱材まで劣化し冷媒管(銅管)が見えてます。
この場所も2階の外壁なので二連梯子での作業。
梯子から両手を離すことが多いので胴綱を使用しています。
パテは横から見ると壁から離れてすき間ができてます。
雨が直接かかる部分ではパテだけではやはりダメなんです。
吸着力がだんだんとなくなって剥がれます。
パテを取り去るとやっぱりスリーブはありません。
もう定番の手抜きですね。
ここは建物の角部分ですが配管穴を端に寄せすぎて少し(5~10mm程度)柱が削られています。
奥に見える木は室内側の石膏ボードを張るための支えの木材なので削っても建物の構造強度には影響ありません。
一方、柱はこの程度であれば建物強度には影響ないのでしょうが、しかしだからといって削っていいというものではありません。
パイプに断熱とテーピング、穴にパテとコーキングを施工し補修作業完了😊
こちらは雨に降られずに済みました😄
雨のかかる部分はパテだけでは剥がれるのでコーキングなどで補強する必要があります。
http://kato-aircon.com/
« 契約アンペアと200Vエアコン | トップページ | 上下風向ルーバーが動かない »
「エアコン工事作業」カテゴリの記事
- 4分管をベンダー曲げ(2024.09.11)
- エアコン入れ替えと電源工事(2)(2024.09.07)
- エアコン入れ替えと電源工事(1)(2024.09.02)
- エアコンと室外機風向板の取り付け(2024.08.15)
- ガス漏れでエアコン入れ替え(2024.08.09)