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2023年10月27日 (金)

古いリークディテクターでも

これはリークディテクター
リークディテクター(冷媒漏れ検知器)
冷媒漏れを検査する道具です。

古いもので20年位前に購入したものですがいまでも現役。

現在の製品と見比べるといかにも古めかしいデザイン😅

他にこれよりも新しいリークディテクターを3台持っていますが結局いまではこれを使うようになりました。

その理由はセンサー(半導体センサー)の感度と寿命が優れているため。

こちらのセンサーは新品で購入してから一度も交換していませんがいまでも問題なく使用できます。

一方、新しい製品のほうはというとセンサーが小さく1年程度で感度低下して反応が悪くなります。
(ほぼ毎年センサー交換が必要)

それに比べて何倍も大きなセンサーを搭載しているため長寿命なのだと思います。
(以前、中を開けて見ました👀)

また、長寿命を謳う赤外線センサーを搭載したタイプも1台持っていますがセンサーの寿命が来る前に2年程度で感度低下してしまいました。

結局センサーが長寿命でも光を使った赤外線センサーでは光線を通す部分の曇りや汚れで寿命に至らずとも使えなくなるのかもしれません。

こちらは本体に貼ってある感度表
リークディテクターの感度
しかし現在主流のR32がありません。

でも使用してみるとまったく問題なく反応します。

R410Aの冷媒にはR32が入ってますしね😄
(R32とR125の混合冷媒)

高感度(H)では1年につき数gの漏れを検知できます。

なにより気に入っているのはこのアナログメーター
リークディテクターのアナログメーター
やっぱりメーターはアナログでないと。

現行型のLEDによるレベル表示ではわからないような瞬間的に薄い冷媒を検知した際も”ふわっ、ふわっ”とした針の動きで漏れの程度を直感的に感じ取れます。

実際の現場での使用。
リークディテクターを使ってみる
これは何も検知していない状態。
(メーターの白い点はカメラのライト😅)

右下のパイロットランプは緑色に光ってメーターの針は左に寄っています。

室内機の熱交換器からの漏れを検知
冷媒漏れを検知したリークディテクター
パイロットランプは赤に変わりメーターは右いっぱいに振れ、ピピピピピ・・・とアラーム音を発します。

パイロットランプもメーターの針の動きに合わせ徐々に緑から赤へ、赤から緑へと変化するようになっています。

このリークディテクターは途中10年ほど使用していなかったのですが現在ではまた主力で活躍中。

確か現在のものより倍くらいの値段でしたが高いのにはそれなりの理由がありますね。

感度も1番です😊

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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