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2023年9月27日 (水)

エアコンが漏電⚡修理

前回に続き修理を行います😊

修理前に再度絶縁抵抗を測定すると100kΩ程度に抵抗値が上がっていました。

おそらく膨張弁が乾いたためでしょう。

でもこれではまだまだ漏電状態です。

室外機の上にある白い箱が取り寄せた補修部品。
メーカーから取り寄せた補修部品
中身は膨張弁コイルです。

室外機の外板をまた外します。

電線の剥きが長すぎますね。
電線の剥きが長すぎる
一旦電線は外すので接続時にできる限り修正することにします。

外板を外します。
室外機の外板を外す
この日はときどき雨がぱらつく天気で降り出してもいいようにシートを用意しました。

またこういう日は蚊が出てくるので蚊取り線香も使用。

側面の外板も外しました。
部品交換のため室外機の側面も開ける
コンプレッサーの周囲には吸音材が付けられています。

この機種は吸音材の内側に膨張弁コイルが位置しています。

吸音材をめくると
吸音材をはがすと膨張弁が出てきた
膨張弁が見えました。

ロックを外してコイルを抜き取ります。
ロックを外して膨張弁コイルを外した
これが漏電していた部品。

室外機側には回転子と弁。
膨張弁
シールドされて直接見ることはできません。

新しいコイルを取り付けてロック(固定)。
新しい膨張弁コイルを付けて固定
ちゃんとロックしないと弁が動かなかったり、コイルが回ってしまう恐れがあります。

制御基板までのリード線も結束バンドで固定。
リード線を結束バンドで固定

コネクタを接続。
膨張弁コイルのコネクタを制御基板へ接続

外板を元通り戻します。
室外機の外板を元通りに取り付ける
ねじ類も種類を間違えないように固定します。

修理屋さんの中には、ねじをつけ忘れて余ったり、足らなくなったり(どこに付けてきたの?)、ねじの種類が入れ替わってしまったりと元通りに戻せない不慣れな人もいますね。

電線は可能なだけ修正して接続しました。
電線をむき直して接続
これならぎりぎり大丈夫でしょう。

絶縁抵抗を測定して100MΩ以上ありOK😄漏電はなくなりました。

運転を開始。
修理完了して運転開始

温度測定などを行い作業完了です😊

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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