エアコンに無線LANアダプター
久しぶりに無線LANアダプターの取り付け依頼をいただきました😊
(場所は川崎市宮前区)
これは何に使用するものかというと、エアコンを外出先から操作したり、宅内でも別の部屋から操作したりとスマホを使いネット経由で遠隔操作するための機器です。
なお宅内に無線LAN環境(親機)がなければこのアダプター(子機)を設置しても使えません。
またエアコンに合ったアダプターでなければ設置もできません。
親機と子機が離れすぎていたり、強いノイズ源などがあるとうまく通信できないこともあるかもしれません。
アダプター自体は一般の方でも簡単に入手可能なようですが、エアコンとアダプターの配線接続など設置で挫折することが多いようです。
室内機を分解し制御基板に接続するのでそこが難しい🤔
余談はこれくらいにして作業に入ります😄
こちらは日立の”白くまくん”です。
エアコンを設置したのは当店ではなく別業者。
ネットで検索して過去のアダプター設置記事で当店を見つけられたようです。
(ありがとうございます😄)
アダプターはここへ取り付け予定。
アダプター単体の画像は撮り忘れました😅
ここでお客さんへエアコン本体の据付説明書を見せていただくようお願いしました。
しかし取扱説明書はあるものの据付説明書はないそうです。
やっぱり・・・まあ想定してましたけど。
多くのエアコン取り付け業者は据付説明書をお客さんに渡さず持ち帰って捨ててしまいます。
理由は簡単、それをお客さんに見られて工事不備を指摘されることを恐れているから。
据付説明書には無線LANアダプターの接続位置や方法などが図で記載されているのであると助かるのですが仕方ありません。
アダプターに付属していた説明書には
室内機基板の”CN7”へ接続とだけありました。
これだけでもだいぶ楽になります😄
さてCN7を探すため室内機を分解します。
すぐに電機品箱のようなものが見えてここなら楽勝!
確率の高い右側面カバーを外したけど基板はナシ。
う~む・・・ということは制御基板は前面か・・・
しかしそれにしては小さいけど・・・
また小さいことで基板に印刷されている文字もこれまた小さい😆
しかしいくら探しても見つからず・・・
ルーペを使ってよく見ると
あった!さきほどCN9と見えていたところがCN7でした😅
細かすぎて老眼の目にはきびしいです😆
コードは柔らかくコシがないので先端に結束バンドを付けて通しました。
下にはぶら下がったアダプターが見えます。
CN7へ差し込みコードを整理。
コードは基板上の発熱しそうな部品に当たらないようにします。
各所カバーを元通りに戻しながらアダプター本体を固定。
絶縁抵抗測定後、コンセントに電源プラグを差し込みアダプターのスイッチをON。
電源ランプが点灯して作業完了😊
各種設定はお客さんにしていただく内容になります。
5分ほどで設定が終わり使えるようになったようです。
無線LANアダプターを取り付けた理由をお聞きすると、外出から帰ってきたときにかなり部屋が暑いめ事前に運転して冷やしておくとのことでした。
昔の運転/停止しかできない遠隔操作とは異なり細かな操作が可能。
いろいろな使い方ができそうです。
http://kato-aircon.com/
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