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2023年7月

2023年7月31日 (月)

エアコンの移設工事をしました

今から2年ほど前に当店において新品で取り付けたエアコンを引っ越しのため移設をと依頼をいただきました😊
(移設元、移設先ともに東京都内)

まずは取り外しですが今年2月に行いました。

こちらがそのエアコン。
当店で2年前に取り付けたエアコンを移設のため取り外す
絶縁抵抗測定や温度測定等を行い正常であることを確認。

室外機と配管
これから取り外すエアコンの室外機と配管
室外機へ冷媒を回収してからパイプ電線類を取り外します。

パイプ類は再使用を想定して表面に傷をつけないようにテープをほどきます。
パイプ電線類に傷をつけないようにテープをほどく
これをカッターナイフなどで一気に切り裂いてしまう業者がいます。
(多くはそうしていることでしょう)

しかしそれでは施工時間の節約にはなりますが、断熱材が裂けたり室内機本体のドレンホースに切り込みが入ったり、電線のシースが切れてしまったりするのでだめです。

室内機を下すと
据付板は公団ボルトで固定している
据付板は建物に施設されている公団ボルトで固定してあります。

まぁ正確には公団ボルトとは言えないかもしれません。

室内機用の公団ボルト2本の間隔は45cmと決められていますが、こちらは50cm。

なので据付板をよく見ると穴を開けなおして50cm幅で固定できるように加工してあります。

2年前の取り付け当時にボルトが50cm幅であることを事前にお客さんから連絡いただき、それではこの機種しかないということでエアコンを選定した記憶があります。

エアコンの据付板にはどの機種も初めから45cm間隔で公団ボルト用の穴が開けてありますが、ボルト寸法が異なると設置できない機種が多いんですよ。

取り外し工事が終わって原状回復のためボルトに化粧用のプラワッシャーとナット、穴には蓋を取り付けます。
公団ボルトに化粧用のプラワッシャーとナット、穴に蓋を取り付ける
これらの部品はエアコン設置の際に外したものを退去時に備えお客さんが保管していたものです。

外側にも蓋を付けました。
外側の配管穴にも蓋を付けた
これで取り外し工事は完了。

移設先へのエアコンの運搬は引越し屋さんで行うそうです。

取り付け工事はまた改めて連絡いただくことになりました。

― 季節は変わり ―

そして連絡をいただいたのは6月😅(季節は冬から夏へ)

エアコン工事のピークを迎える季節です。

見積もりと日程の打ち合わせを行い取り付けたのはいまから数日前。

ちょっとばかり取り外してからの期間が長いのですが・・・

でもそれは大丈夫
冷媒管の接続口にはキャップをしてある
室外機の冷媒管の接続口には新品と同様のキャップをしてあるので安心。

これは室内機も同様にしてあります。

よくビニルテープなどを巻くだけの業者がいますが、それでは剥がれてしまったり冷媒がリークすることもあります。

また、テープが剥がれて接続口内部に水やホコリ、砂塵などが入るとエアコン運転時に不具合を起こします。

そのほかビニルテープの接着成分とコンプレッサーオイルが混ざって接続口に固着してしまうと容易には取れなくなりガス漏れの原因にもなります。

では取り付け工事を開始。
室内機をこれから取り付けるところ
こちらも公団ボルトがありますね。

間隔は規格通りの45cm。

でもちょっと気になることがありますがそれは後に。

室外機設置場所
室外機設置場所
室外機の前には以前使用していた冷媒管と電線が置いてありました。

長さも足りそうでパイプの仕上げはテープ巻きなのでそのまま再利用できます。

いまは銅価格が高く、現在も上昇中でパイプや電線を交換するのはもったいないですからね。
(冷媒管と電線は銅製)

公団ボルトに付けられている化粧ワッシャーは外します。
公団ボルトの化粧ワッシャーは外す
これを取り付けたままエアコンをつけてしまう業者が結構多くいますがやってはいけません。

必ず緩んでズレます。

そしてさきほど気になっていたのはこれ、
コンセントと公団ボルトが近すぎる
コンセントと公団ボルトが近すぎてこのまま据付板を付けても室内機が掛かりません。

仕方ありません、またもや据付板加工😅穴が増える・・・
据付板に穴を開けなおす
左寄りに穴を2つ開けてそこにボルトを通します。

念のため室内機に据付板を付けて穴を開けた部分における室内機背面までの寸法を測定。
据付板と本体背面までの距離は50mm以上
50mm以上ありボルトの長さは壁から25mmなので余裕ですね。

もう片方も
もう片方も据付板と本体背面までの距離は50mm以上
こちらも50mm以上で大丈夫。

2年前の購入時にこの機種を選定していただいたのはこれが理由でした。

他のエアコンでは据付板の穴をずらすと背面の余裕がほとんどなくボルトナットがぶつかってしまい取り付けられないことがあります。

金属ワッシャーを入れてナットで据付板を固定。
金属ワッシャーを入れてナットで据付板を固定
ここの壁は躯体に直接モルタル仕上げなのでこれだけでしっかり固定できました。

中空の壁ではこうはいきませんからね。

左のコンセントから本体側面まで約1cmの余裕ができました。
コンセントと室内機の側面までは約1cmの余裕ができた。

あとはほぼ通常通りの作業です。

電線とアース線を室内機に取り付けて
電線とアース線を室内機に接続する
アース線は長さが足りないため交換しました。

設置完了して試運転。
エアコンの設置が完了し試運転
冷媒の不足はなく温度は正常。

ほかもすべて異常なし😄

室外機と配管
室外機と配管
こんな感じ。

こちらは排水用のドレンホースのみ新品に交換しました。

ドレンホースの再使用は水漏れの危険がありますので。

これで冷房が使えるようになりました😊

昔は贅沢品だったエアコンも現在では生活必需品ですね。

エアコンがないと命にかかわります。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

2023年7月27日 (木)

真空ポンプのオイル交換😊

数年前まではエアコン取り付け工事のお問い合わせをいただいた際に、
「取り付け時の真空引きやってくれますか?」
なんてよく聞かれたものです。

ネット上で騒がれていたのを見たんでしょうね。

「手を抜かれて真空引きしなかった・・・」
とか
「手こぎの空気入れみたいなポンプで真空引きしてた」
などなど・・・

まあお客さんにしてみればその部分くらいしか手抜きの判断はできないでしょうから大きく取り沙汰されたのも頷けます。

もし真空引きをしていないなんてことがあれば、それ以外の随所も相当に杜撰な工事となっていることでしょう。

さて今回はいつも使っている真空ポンプのオイル交換。
真空ポンプのオイル交換をする
右が真空ポンプ、左はオイルです。

使っているポンプは内部に回転翼形のポンプが2つ直列(2段)についたツーステージ。

1つのシングルステージより高真空度が得られ信頼性も高くなります。

とはいえ、オイルが肝心。

オイルにはポンプの気密性(真空度にかかわる)、潤滑、冷却の役割があります。

なおこのポンプを回すのは100Vのモーターです。

ではオイル交換。

ドレンボルトを外して古いオイルを抜きます。
真空ポンプのドレンボルトを外してオイルを抜く
自動車のエンジンオイルと異なり古いオイルでもきれいな色です。

抜け切る寸前では粘りのない水のようなものが何滴か出ました。

あとはドレンボルトを締めて新しいオイルを注入するだけ。

少し多めになりましたがこの方が真空が引けた際のポンプの音が安定するのでよしとします。
真空ポンプのオイルレベル
引き始めは排気から若干オイルミストが多く出ますが問題ありません。

逆に少ないと真空度が下がったり、いつまでもエアが残っているような音がしますので。

このポンプは小さいわりに排気量が大きく、音も静かで気に入ってこれが2台目。
真空ポンプ
倉庫にはもう2台他社のツーステージのポンプが休眠してますが出番はありません。

機械は長持ちするようにメンテナンスが必要です😊

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2023年7月24日 (月)

公団ボルトは適切に使わないと・・・

去年こちらでエアコン点検したお客さん宅へ新品への入れ替え工事で伺いました😊

結局修理はせずに交換することになりました。

このエアコンを撤去します。
ガス不足の修理はせず撤去するエアコン
とりあえず冷房運転して状況確認しポンプダウン(室外機に冷媒を戻す作業)を行うか判断します。

冷媒が空っぽなのにポンプダウン作業をすると危険もありますので。

室外機のカバーを開けて
室外機の側面カバーを開けた

バルブで冷媒量を判断。
バルブ温度でエアコンの状況を判断
去年の点検ではここのキャップが手締めでそこから冷媒が少しずつ漏れていました。

慌てて仕事する人はこういう細かなところが抜かるんですよね~。

仕事をテキパキやっているように見えますが早く終わらせたい気持ちが現れているだけで作業は不正確。

さて結果は・・・

キャップは点検時締め付けておいたので、どうやらそれからは漏れが止まって冷媒は残っており去年の点検時と状況は変わっていません。

これならポンプダウンしてOK。

パイプ類を取り外して室内機を下しました。
パイプ類を撤去後室内機を外した
よく見ると据付板が右下がりに付いてます。
(なんでこうなっていたかは後ほど)

さてこのエアコン専用コンセント・・・
エアコン専用コンセントにアース接続端子がない
アース接続端子がありません。

こちらはコンクリート集合住宅で地面ははるか彼方・・・

アースが接続できませんね~、なんてお客さんに話をしていたら
「となりの部屋のエアコンコンセントにはあるのに・・・」
とのこと。

ということは・・・コンセントのプレートを外してみるとボックス内に緑色のアース線(接地線)を確認。

これまたどこかのエアコン取付屋がコンセントを交換した際にアース端子付きのものを持っておらずこうなったようです。

10年位前まではエアコンにアースを接続しないエアコン取付屋のほうが多く、安いこのコンセントを重宝がって付けたのだと思います。

安全より利益優先の業者ですね・・・ざんねん

入居時からこの状態だったようで建物の管理会社へアース端子付きのコンセントへ交換してもらうことにするそうです。

そしてこの右下がりの据付板・・・
据付板が壁から浮いている
公団ボルトで固定されていますが全体が壁から浮いています。

その理由は
公団ボルトにプラの化粧ワッシャーを付けて据付板を固定している
化粧用のプラワッシャーを入れたまま固定しているからです。

しかもその厚みは8mm程度あります。

なぜこんなことをしたのか・・・

もう片方(右側)も
壁と据付板の間にプラワッシャーが入っている
同じように固定してあります。

これが右下がりの原因。

プラのワッシャーを挟んでしまうと据付板が滑るようになります。

なので据付板を上にあげると
据付板が滑って動く
軽くこのように動いてしまうんです。

これにより右が下がってしまった。

マヌケな工事😌

据付板を取り外しました。
壁から出ているボルトが長い
ボルトが長いですね。

室内機の背面にぶつかる可能性があるのでプラワッシャーを入れたのだと思いますが。

でもそれではダメな施工。

ここからは取り付け工事です。

新しい据付板を取り付けます。

左はボルトが長すぎるため交換しました。
公団ボルトを短いものに交換し取り付け
ナットと金属ワッシャーで固定。

しかし右側・・・
壁の変形により据付板の間に隙間
ボルトの長さは問題ないのですが据付板と壁との間に隙間ができてしまいます。

こんな感じ
壁変形の状況
据付板の中央は壁にピッタリついてますが右は公団ボルトを中心に浮いています。

これは以前のプラワッシャーによるものでしょう。

据付板がズレることを警戒して強く締めこんだため表面の石膏ボードが後退してしまったようです。

ボルトは壁の奥にある躯体コンクリートに固定されており、ナットを締め過ぎると表面の石膏ボードは引っ込んでしまいます。

長期間この状態が続くとナットを外しても元に戻ることはありません。

このままナットで締めると据付板が反って変形し、室内機が引っ掛からないとか本体が変形する恐れがあります。

テキトーな工事をされるとこういうことになるから困りもんなんです。

こうするしかないな・・・
据付板の裏側にもナットを入れた
据付板の裏側にもナットを入れました。

据付板が反らないように調整して表からナットワッシャーで固定。
据付板をナットワッシャーで固定
これだけでも割としっかり固定できました。

さらに確実に
据付板下部をねじ固定
据付板下部をねじで固定しズレや浮きを防止します。

あとは室内機を掛けて配管、電線接続作業。

工事が完了して試運転です。
エアコンの取り付け工事が終わって試運転
アース線はコンセント交換後に接続できるように室内機からコンセントのところまで配線しておきました。

室外機
室外機の設置状況
試運転は問題なく完了😊

当然、冷房の効き具合は以前のガス不足のものよりよくなりお客さんもそれを感じられたようです。

これで猛暑も乗り切れそうですね😄

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2023年7月20日 (木)

作業車のエアフィルター交換

使用している作業車の軽バンは積算走行距離140000km目前。

ここ最近の暑さで冷房をかけるとパワーダウンが激しく坂道発進がきびしい・・・🤔

エアコン冷房のヒートポンプは環境温度が高いと圧力も高くなるのでコンプレッサーを回す(圧縮する)のに力が多く必要になるためです。

またエンジンは吸気温度が高くなればパワーが落ちます。

さてどうしたものかと思っていたところ、しばらくエンジンの吸気エアフィルターを交換していないことに気づきました。

前回交換から約30000km近く無交換😅

むかーしターボ車(乗用車)に乗っていたときはマメに交換しないとパワーダウンが顕著でしたが、作業車はノンターボ(NA)。

それほど影響はないと思いますが交換してみます。

運転席シートを上げてエンジンルーム。
取り外したエアフィルター
古いエアフィルターを取り外しました。

エンジン側は少し黒ずんでいるところはありますが割ときれい。

しかし裏(外気側)を見ると
エアフィルターが汚れている
外気の吸気部分を中心にかなり汚れてました😆

目には見えませんがフィルターには細かい粉塵が詰まっていることでしょう。

ボックス内に新しいフィルターを装着。
新しいエアフィルターを装着

ボックスを閉めて固定しました。
エアフィルターのボックスを閉めた
”POWER FILTER”のステッカーが貼ってありますが過去に一度、吸気効率の高いものを付けた際に付属してきたシールです。

吸気効率の高いフィルターを付けただけでは、レスポンスは良くなりましたが低速のトルクが落ちて乗りにくくなり、すぐにやめて普通のものに戻したんです。

シールは強力で剥がれないのでそのまま😅

さて新品に交換後はというと・・・

あれ?坂道発進が少し楽になったような感じが・・・

エアコンコンプレッサーのパワー減も少し軽減されました。

アイドリング時にコンプレッサーが止まったときのエンジン回転数落ち込みが800rpm代から900rpm代へ上昇。

変速時、クラッチ踏みながらアクセルを抜いた際の回転数落ちの速度が緩やかになってギクシャク感が減りました。

かなりフィルターが汚れて吸気の妨げになっていたようです。

さすがに30000km無交換はダメみたいですね。

しかも軽の660ccエンジンは非力なのでそれが顕著です。

やっぱり機械ものはなんでもメンテナンスが肝心。

ルームエアコンのエアフィルターもそうですよ。

「うちのは自動フィルター掃除機能がついているから大丈夫」
なんてほったらかしにしていると、いつのまにやら目詰まりして
「今年は暑いせいかエアコンの効きがよくないねぇ」
なんてことになります。

年々冷房の効きが悪くなっているという場合はフィルターやファンの汚れかもしれません。

くれぐれも自動フィルター掃除機能を信用されませんように😊

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2023年7月17日 (月)

またここからガス漏れ!

以前こちらでパテの補修で伺ったお客さんより、今度はエアコンが冷えないとの点検依頼をいただきました😊
(横浜市都筑区内)

エアコンは3年ほど前にどこかの量販店で購入設置されたもののようです。

お話を聞くと・・・
”今年、暖房は普通に使えていた。冷房を使うようになったら冷えが弱く、夜になると少し効くようになる程度”
とのこと。

これだけ状況をお聞きすればなんとなく見当はつきました。

ではまず室外機から見ていきましょう。
冷えなくなったエアコンを室外機から点検する
右の地面は室内機から出てきたドレン排水で濡れています。

ということは若干は冷えているようです。

冷房運転をしてバルブを見てみると
冷房運転をして室外機のバルブを見る
上の細い管のほうが凍り始めました。

このままもう少し様子を見ます。

溶けることなく凍りつきが増しちゃいました。
バルブの凍り付きが増した
ガス漏れ(冷媒漏れ)でほぼ確定でしょう。

ついでに温度も測りますか・・・

細管側はマイナス13℃
室外機バルブの細管側はマイナス13℃
そりゃ凍るのも当然ですね。

この温度の冷媒が室内機へ向かって流れています。
(あくまでこの部分の温度)

そして室外機へ戻ってきた冷媒の温度はプラスの23℃
室外機バルブの太管側は23℃
しっかり熱交換されて戻ってきてます・・・と思ったらそれはおおまちがい。

完璧にヒートポンプのバランスが崩れています。

ほとんど冷媒が抜けてごく少量しか残っていません。

さてさてどこから冷媒が漏れてしまったのか?

エアコンが取り付けられてから約3年・・・

去年は正常に冷房できていた・・・

やっぱり見当をつけていたアレでしょ・・・

エアコンの運転を止めてリークディテクター(ガス漏れ検知器)で室内機をチェック。

かなり弱い反応ですが漏れを検知しました。
室内機で弱いガス漏れ反応あり
これだけ反応あれば漏れてます。

屋外の空気でディテクターのゼロ調整をリセットし再度。
ガス漏れ反応がMAXに
MAXまで反応が出ました。

ということでまたまた室内機内部の熱交換器の穴あき。

どこのメーカーでもやたらと多く発生している症状。

エアコンのメーカー保証期間のうち冷媒サイクルの主要部品は通常5年。

おそらく無償で修理してもらえることでしょう。
(これ有償で修理すると6~9万円はかかりますので)

お客さんからメーカーへ連絡いただくようお話ししました😊

でも猛暑の時期に突入しているのでメーカーも混んでいてすぐには来てくれないと思います。

このような症状は夏前に点検をしておくと事前に判明して暑くなる前に対処できるかもしれませんね。

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2023年7月13日 (木)

暑すぎる~😵

夏のエアコン工事は過酷。

今回はエアコンの交換工事に伺いました😊

これを取り外して新しいものを取り付けます。
11年使用したエアコンを撤去、新品へ入れ替える
すでに作業を始めてますが、これは当店で11年前に取り付けたもの。

それはいいのですが外はこれ・・・
2階へ梯子作業
室内機が2階で室外機は地面へ設置しており梯子作業。

高所の危険もありますが、それよりこの日(7月12日)は気温が高く空調服のファンを一番強くしても体温より高い熱風を感じるだけ。
(それでもないよりマシですが)

午後からは体調に危険を感じてTシャツに水をかけてその上に空調服で送風し作業しました。

工事を終わらせて試運転。
エアコン設置後試運転

しばらく冷房運転してから温度測定。

吸い込み温度は35℃
吸い込み温度は35℃
運転し始めて少し時間が経過しているのに35℃・・・

でも外から部屋に入るとこれでも涼しく感じる・・・

これ外気温どうなってんの?

吹き出し温度は21℃
吹き出し温度は21℃
エアコンはばっちり機能してます。
(ひとときのオアシス😄)

猛暑の日にエアコン工事は身の危険を感じながらの作業です。

もし倒れてたら救急車お願いします😅

しかしそのようなことのないように注意して作業しないといけませんね。

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2023年7月10日 (月)

隠蔽配管へのエアコン設置

さて今回は以前こちらで撤去を行ったお客さん宅へのエアコン設置作業です😊

なお当店では隠蔽配管への取り付け作業は独自にある程度の基準を設け、それをクリアしていないところでは設置をお断りさせていただいてます。

こちらは撤去時に問題ないと判断しお引き受けしました。
(ご依頼いただきありがとうございます😄)

2台を2日に分けて設置しましたがそのうちの1台です。

室内機を取り付ける場所
室内機を取り付ける場所(隠蔽配管)
左の壁穴から冷媒管と室内外機をつなぐ電線。

右にはドレンホース(排水)を流すための穴があります。

取り付けるエアコンは富士通です(新品)。
富士通のエアコンを取り付ける
隠蔽配管では設置できる機種もある程度限られます。

室内機を掛けるための据付板を取り付けました。
室内機の据付板を付けた
ドレンや冷媒管の位置を見極めて付けます。

冷媒管が短ければ延長する工事も必要となり、見積もりには載せていましたが今回は偶然にも以前の機種とほぼ接続位置が一致。

そのままの長さでいけそうです😄

冷媒管の封止に使用してたユニオンを取り外し、エアコンに付属していたフレアナットを付けてフレア加工。
フレア加工した
接続部は一度締め付けて取り外したら必ずフレアを作り直す必要があります。

それをせず再度締め付けるとフレアが切れて冷媒が漏れたり、最悪の場合は銅管がすっぽ抜けてすごい音と共に周囲を破壊しえらいこっちゃ😱になります。

ここで室内機を掛けたいところですがその前に
電線接続延長用のボックスを付けるため壁に穴を開ける
電線接続用のボックスを取り付ける穴を開けます。

壁から出ている電線が短く室内機の端子台までとどかないので延長しなければなりません。

開口する部分のクロスを切り取って
開口する部分のクロスを切り取る
こうすることで周囲を滑らかに切り取ることができます。

引廻し鋸で開口。
引廻し鋸で石膏ボードを切り取った

壁内に電線を通してボックスを取り付け。
壁内に電線を通して接続用にボックスを取り付けた
冷媒管と一緒に壁から出ていたケーブル(VVF2mm×2心、1.6mm×2心)と新しいケーブル(VVF2.0mm×3心)をボックスへ。

相互の電線を圧着接続し絶縁キャップ。
電線相互の圧着接続と絶縁キャップ
差込形コネクタは使いません。

接続部をボックスに収めて
電線接続部をボックスに収めた
表面にカバーをしますがそれは最後にします。

本体を掛ける準備ができました。
室内機を掛ける準備ができた
今回、前面パネルは取り外して作業します。

そのほうが施工が楽になるため。

据付板に引っ掛けました。
室内機を据付板に引っ掛けた
この状態で冷媒管、電線、アース線、ドレンホースの接続を行います。

ドレンホースは壁内にある塩ビ管へ差し込むのですが
壁内の埋設ドレン管はVP25
サイズがVP25なので断熱のかぶったドレンホースは入りません。

VP30であれば問題なく入るのですが・・・

こういう場合は仕方ないので断熱を剥がして差し込みます。
ドレンホースの断熱材を剥がして塩ビ管に差し込む
手前に見える白いのが断熱材で塩ビ管に入る部分は断熱材を切り取ってます。

ミラーを使って塩ビ管にきちんと入っているか確認。

もし、ずれて入ってないと壁内に水が出てしまいこれまたエライことになります。

この日は狭いところを点検する直径8mm位のカメラを用意して使ってみましたがミラーのほうが確実でした。

カメラの映像を見てもいまいちどこを見ているのかはっきりしませんね。

手前に浮かしていた室内機下部を定位置へと押し込み接続が完了。
室内機と隠蔽配管の接続完了

パネルを取り付けて室内側が仕上がりました。
隠蔽配管への室内機取り付けが完了した
画像は撮り忘れて試運転時のものです😅

電線接続したボックスのカバーも付いています。

つづいて室外側の施工。

すでに室外機への冷媒管接続と端子台の電線接続は終わってます。
室外機のそばで電線相互の接続を行う
こちらでも室内と同じく電線相互の接続を行うため防水ボックスを取り付けます。

壁内を通ってきた電線の長さは足りそうだったのですがそれが問題ではありません。

隠蔽されていた電線の太さは先ほども触れてますが2.0mm×2心、1.6mm×2心。

一方、エアコンは3心の端子台で、そこへ太さの異なる電線を差し込むことはよいことではありません。

今回、こちらのエアコンメーカー技術部にそのことを聞いてみると「前例がないのでわからない」との返答。

そのため安全を第一にVVF2.0mm×3心(同一の太さ)で室外機端子台へつなぐことにしました。

なお、以前こちらに付いていた古い日立エアコンの端子台は[2.0mm×2心]用、[1.6mm×2心]用とそれぞれ端子台が分かれていたので問題ありませんでした。

こちらも圧着接続。
電線相互を圧着接続

絶縁キャップをかぶせてボックス内へ収めます。
電線接続箇所に絶縁キャップをかぶせてボックス内へ収める
[2.0mm×2心]を室外機の電源へ、[1.6mm×2心]の黒1心をシリアル信号用につなぎました。

ケーブルが引っ張られたり押し込まれたりしないように穴のところで結束バンドで固定してあります。

防水パッキンのついた蓋を取り付けます。
ボックスに防水パッキンのついた蓋を取り付ける
ボックスの壁側周囲をコーキング。

そして配管の壁穴出口付近の周囲も防水を強化するためコーキングを塗布しました。

そろそろ終盤の儀式😄真空引き。
エアコンの真空引き
この真空計は大気圧の時が右側、真空が左側です。

マニホールドのバルブ操作で冷媒管に漏れがないか簡易的に確認。

室外機も設置できました。
室外側の施工が終わった

施工が完了して絶縁抵抗を測定し運転開始。

お客さんとともに試運転チェック👀

温度測定結果や動作状況は問題なし😄

ドレン排水テスト・・・

室内機から注水して屋外に数か所ある出口を見に行きますがどこからも出てこない🤔

うーん・・・ほかに出口があるのか・・・それとも雨水桝などにつながっているのか・・・

しばらくお客さんと出口を探していたところ1か所だけドレンの出口ではないかと思われる地中へと埋まっている管が・・・
ドレン管と思われる塩ビ管
少し地面を掘りましたがわかりません。

試しにお客さんに見ていてもらい室内機から注水していたところ更に深く掘ってくださり排水が出てきたとのこと。

こちらが建築された当初から地面に埋まっていたようです。

しかし今まで壁内に水漏れが起きなかったのは幸い。

埋まっていた塩ビ管を20cmほど切り取って地上で排水できるようにしました。
ドレン排水ができるように塩ビ管を地上で切断
この塩ビ管が施工された直後は埋まっていなかったのでしょう。

その後の外構工事で整地や砂利などが入れられた際に地面レベルが上がって埋まったものと思われます。

何はともあれ問題なく排水できてなにより。

気づかずそのままにしていればいずれ壁内への水漏れが起きていた可能性があります。

これですべて正常で問題なく、もう1台も同様の施工で完了となりました😊

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2023年7月 8日 (土)

ポタリポタリと水漏れ

エアコンの室内機から水が漏れるとの点検依頼をいただきました😊
(神奈川県大和市内のマンション)

屋外の排水管出口から水は出ているが、室内にもポタリポタリと落ちるそうです。

こちらがその室内機
水が垂れる室内機
さっそく点検してみます。

というかまず目についたのは室内機から左に出ている配管化粧カバー
室内機から水平に横引きされた配管化粧カバー
きれいに水平に横引きされてますね。

でもこれがダメなんですよ。

室内機のドレンパン(水の受け皿)からいくらも下がらないうちに水平に横引きすると水漏れの危険度が増します。

このような場合は配管化粧カバーに排水勾配(少し斜め)を付けなければなりません。

見た目がいいからとか、めんどくさいからなどと水平に配管すると後々問題になります。

お客さんによると数年前に大手量販店で購入し、その下請け会社が設置して間もなく水漏れしていたとのこと。

しかしその会社へ連絡しても音信不通。

そこでメーカーへ相談したところすでに保証期間が過ぎており、9万円ほどの修理費がかかるといわれたそうです。

高額なのでおそらく熱交換器やドレンパンを取り替える想定での見積もりではないでしょうか。

水漏れをしている部分は
室内機吹き出し口の奥から水が出てくる
吹き出し口右側の上の方(ドレンパン)からゆっくり染み出てくる感じ。

とりあえずカバーを開けてみると
配管化粧カバーの中でドレンホースが持ち上がって逆勾配
ドレンホースが持ち上がって逆勾配になってます。

ご丁寧にビニルテープで冷媒管などと縛って持ち上がるように配管してありますね😆

こうなると室内機のドレンパン水位が上がってしまう恐れがあります。

施工全体を見てもいまいちエアコン工事のポイントを理解していない業者と思われます。

室内機と室外機を結ぶ電線を押さえるバンドの止め方ひとつみても
室内機の電線接続部

拡大
ケーブルシースが挟まっている
ケーブルシースの左が挟まって潰れてます。

これ室外機(本体が金属)でやると漏電するパターンです。

話は戻りまして、余計なビニルテープを切って手持ちの電線端材を使って水平にしました。
電線の端材を使ってドレンホースを水平にした

すると屋外のドレン管出口から水がジャバジャバと出てきました。
屋外のドレン管出口から水が多く出てきた
結構溜まってました。

するとその後は
水漏れが止まった
水が出てこなくなりました。

やはりドレンパン内の水位が上がっていたようですね。

ただし完全に止まったかは時間をかけてみなければわかりません。

お客さんへはしばらくは様子を見ていただくようにお話ししました。

化粧カバーを元に戻して
水漏れ点検完了
点検完了😊

ついでにお客さんが気にされていることが・・・
室内機が壁から浮いてきている
だんだんと室内機上部が壁から浮いてきたそうです。

これはたしかに危なそうですね。

登ってみると取り付けた壁が重さに耐えられず変形してきたようです。

この室内機は約17kgあり、高さより奥行きが大きいので壁への負担もかなり大きい。

こちらのマンションのエアコン設置方法の資料を見させていただくと壁に補強板がないようで石膏ボードへボードアンカーを使用して付けるように書かれていました。

これでは現在設置されているような重い室内機は取り付けられません。

今後は落下の危険性もあります。

エアコンの下にソファーを置いて座っていたとのことですがあぶないですねぇ。

このエアコン、いつ落下するかわからないので真下に居るのは避けるようお話ししました。

できるだけ早めに撤去したほうがよさそうです。

次回エアコンを購入されるときは軽めの室内機を選定し、配管化粧カバーも取り付けなおして勾配を確保するようお勧めしました。

近頃の上位モデルの重い室内機の落下は危険で、このままではいずれ人命にかかわる重大事故が起きかねません。

省エネ等の性能より安全を優先しましょう。

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2023年7月 6日 (木)

メーカー保証期限ぎりぎり

東京都大田区で5年前に当店で取り付けたエアコンがエラー(異常)を出すようになったとの点検依頼をいただきました😊

エラーコードは”U0”(ガス不足など)だそうです。

こちらがそのエアコン
ガス不足のエラーを出したエアコン室内機
冷房能力7.1kWと大きめ。

まずは冷房運転で温度測定すると吸い込みと吹き出しの温度差は8℃前後。

このクラスのエアコンにしては弱い。

では室外機を調べます。
室外機を点検する
正面から出る風は温風で、ある程度熱交換しています。

でも7.1kWクラスの熱風ではありません。

側面のカバーを開けてバルブの温度を調べます。
室外機の側面カバーを開けてバルブ温度を測定する

室内機への往き管
室内機への往き管は4℃
4℃と低すぎ。

室外機への戻り管
室外機への戻り管は19℃
19℃と高すぎ。

これらはガス不足などの症状を表しています。

その他にはコンプレッサーの圧縮不良、膨張弁の動作不良、四方切替弁の動作不良なども考えられますが確率からいえばガス不足が一番高い。

※余談ですがヒートポンプを理解すればいちいち圧力計を使用しなくても管の温度で状態把握できるようになります。
(ただし迷うような状況では圧力計と温度計の双方を使いますが)

さて、あとはどこからガス(冷媒)が漏れているかリークディテクター(ガス漏れ検知器)で調べます。

まずは定番の室内機から、”ピー、ピー、ピピピピピ、ピーーーー”、やっぱり。
リークディテクターを使い室内機でガス漏れ反応あり
LEDもフル点灯して内部熱交換器からの漏れを確認できました。

熱交換器はフィルターを外すと見える銀色の熱交換フィンのところ。
(車のラジエターの形状に似ています)

これを定番といったのはそれだけルームエアコンでは室内熱交換器内部の銅管に亀裂などが入り冷媒が漏れてしまうケースが多いということ。

どのメーカーでも発生します。

なお室外機の熱交換器で漏れるケースは少ない。

さて問題はこの熱交換器は溶接修理などができないため熱交換ユニットをまるごと交換になります。

それも室内機を一旦取り外さなければ交換不能。

しかもここは2階で、室内機の取り外し工事(外部で冷媒管を外すため高所作業)、室内機を全バラして部品交換、室内機取り付け(また外部で高所作業)、冷媒充填、プラス部品代でトータルするとかなりの高額。

ところがこちら
エアコン設置からちょうど5年
2018年製で設置は6月とちょうど5年。

おそらく購入も同じ頃なのでぎりぎり5年を過ぎたところです。

ヒートポンプサイクルの主要部品は保証期間が5年間なんですよ。

こちらでは冬に暖房は使用しておらず6月初旬に今年初めて冷房を入れたらエラーが出たとのこと。

でも熱交換器からのガス漏れは非常にゆっくりとした速度なので実際に漏れ始めたのは去年からかもしれません。

そう考えるとメーカー保証で無償修理を受けられるはずです。

お客さんへはそのことを伝えてメーカーへ相談するようお勧めし点検完了となりました😊

しかしこの定番の熱交換器の穴あきによるガス漏れは普段エアコン点検をしているとわかりますがメーカー問わず多すぎる気がします。

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2023年7月 4日 (火)

PCの部品交換

いつも仕事に使用しているPCの部品交換を行いました😊

今回交換するのはマザーボードとCPU。

PCは安定の自作です。(これは当店を始めてからずっと)

メーカー製のPCは余計なソフトや機能がてんこもりで不安定なイメージがあるので使いません。

それに部品交換で修理やアップグレードができるので結局安上がりのような気がします。

いまもwindows10を使っているのですが、交換理由は前回マザーボードとCPUを交換してから6年近く経ちそろそろwindows11への移行準備と突然の故障を避けるためです。

現在使用しているマザーボードはwindows11にそのままでは対応しておらずセキュリティ部品を追加しなければならなかったんです。

どのようにするか思案していたところ希望するCPUとマザーボードがセットで安く(¥28000程)売っている店を発見。

取り置きしてもらい買ってきました。
23070275
10年以上AMDばかり使ってます(安くてよい😄)

さて交換作業開始!

PCの蓋を開けます。(2年ほど開けてない😆)
2年ぶりにPCの蓋を開けた
あちゃー、やっぱり・・・

この画像ではよく見えませんがホコリがたんまり詰まってます。

この部分に交換するマザーボードとCPU
交換するマザーボード
シルバーで目立っているのはCPUクーラーの放熱フィン。

CPUクーラーのファンは・・・
CPUクーラーが汚れている
きったなー😅

アルミフィンもホコリでびっしり
CPUクーラーのアルミフィンはホコリで詰まっている
これじゃまるで自動フィルター掃除機能の付いたエアコンの熱交換器ですね。

グラフィックボードも
グラフィックボードもホコリだらけ
奥の方までホコリが詰まってます。

その他の部品やファンもすべて同じような状態。

こりゃ掃除からはじめなきゃだめだ・・・

グラフィックボードをファン、放熱フィン、基板に分解して掃除。
グラフィックボードを掃除
刷毛と掃除機を使いホコリを吸い取りました。

ボードに搭載されているGPUの放熱グリスも打ち直すためライター用のオイルでふき取りました。
放熱グリスを拭き取ったGPU
ここへ新しいグリスを塗り組み立てます。

グラフィックボードのメンテナンス完了。
グラフィックボードのメンテナンス完了
まだまだ先は長いぞ・・・

古いマザーボードを外しました。
取り外した古いマザーボード
普通のATXのサイズ。

いままで搭載していたマザーはASRock AB350 Pro4、CPUはRYZEN5 1600。

取り外したCPUクーラー
取り外したCPUクーラー
新しいCPUと放熱量が同じなのでそのまま流用。

マザーボートとCPU以外はメモリを含めすべてそのまま再使用します。

その後しばらく各パーツとケースを掃除・・・あっちもこっちも・・・

やっと組み込める状態になりました。

新しいCPUはRYZEN5 5600G
新しく搭載するのはRYZEN5 5600G
最後にGが付いているのはグラフィック機能がCPUに搭載されたいわゆるAPU。

万一グラフィックボードが故障してもモニター出力がマザーボードを介してできるので安心。

トラブルシューティングにも役立ちます。

こちらは新しいマザーボード
新しいマザーボードRSRock B550M Pro4
ASRock B550M Pro4です。

なんかこのASRockのPro4は個人的に故障がないイメージ。

B550Mの”M”はMicroATXを表していていままで使っていたATXよりサイズが小さくなっています。

当初はATXサイズのB550 Pro4を予定したのですが品不足のようで・・・

でも問題なく使用できます。

CPU(APU)を付けました。
マザーボードにCPUを付けた
CPUには放熱グリスを塗ります。

硬いツメを何とか引っ掛けてクーラー装着。
CPUクーラー装着
この作業、いつも手を切りそうになります。

クーラーのフィンがとくに危ないですね。

CPUにはもっと簡単に取り付けられるクーラー(リテールクーラー)が付属してきますがそれは使用せず、放熱性を考え大きめのクーラーをつけてます。

マザーボードをケースへ取り付けて配線接続。
マザーボードをケースへ取り付けて配線接続
ケースの前面パネルにあるスイッチやランプ類の配線は説明書を見てピン配置を確認しながら接続。

メモリは適当に左のデュアルチャネルで差しましたが、調べると右のデュアルチャネルの方がよい(速い?)ということで差しなおしました。
メモリはデュアルチャネル
真偽は不明ですが。

PCをもとの位置に戻してケーブルをすべて接続。

CPUは同じシリーズだしOSなどもそのまま起動できるでしょう。

緊張のスイッチON!・・・

しばらく経っても画面真っ暗😅マジで?・・・

いったん電源を切って再度投入。

・・・様子を見ているとそのうちASRockの画面が表示。

その後は問題なく起動するようになりました。

はじめだけチェックや初期化の作業をしていたようですね。

ファンなどの回転を確認しケースの蓋を閉めました。

ハードやソフトもそのまま問題なくいままで通り使用できます。

windowsアップデート画面ではwindows11の使用がReadyになりました。

でもしばらくは10のまま使いますが。

しかし掃除で時間をとられて大変な部品交換になってしまいました。

やっぱり1年毎にちゃんと掃除をしたほうがいいですわ。

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