屋根置きの室外機を撤去
エアコン撤去の依頼をいただきました。
(東京都府中市)
本体は設置から30年近いと思われるもの。
室外機は屋根置きです。
お客さんよりメールで画像を送っていいただいた際にはすぐ右の窓から屋根へ出入りして、室外機もそこから搬出する作戦でした。
しかし作業を開始して窓から屋根の上に出てみると・・・
屋根の材質が普通のスレート瓦かと思っていたら金属でしかも急傾斜😨
滑りやすくて危険。
ということで作戦変更。
地面から二連梯子をかけて作業することにしました。
まずはパイプと室内機を撤去
壁の配管穴にはお客さんのご希望で蓋を取り付けました。
さて問題の室外機の搬出作業
こんなこともあろうかと前もって倉庫からホイストを準備してきましたよ😄
ホイストは重いものを吊り下げるチェーンのついた道具です。
ちょっとアップにしてみます。
室外機には黄色いスリングベルトをつけました。
屋根置きの金具とは別に室外機だけで吊り下げる予定でしたが、金具の錆で室外機と固定しているボルトナットを屋根の上で外すことは困難。
今回は金具ごと一緒に下すことにしました。
ホイスト類を片付けたら室外機と金具を分離させます。
ふと見ると室外機の足が金具から浮いてます。
1か所、固定のナットが付けられてませんね。
上からボルトを差しただけの状態でした。
どこの取り付け業者か知りませんが、おそらくナットをなくして”1か所くらいいいや”とテキトーな工事をしたのだと思います。
しかもこの部分に使用するはずの絶縁ブッシングが4か所とも間違ったところに付けられてます。
これではエアコンが漏電すると金具を介して支えの針金を伝わり建物側へと電気が流れてしまいますね。
さて、金具と室外機を分離して撤去完了
今回こちらの処分はお客さんでするそうなので並べておきました。
室外機の屋根置きや壁面取付は、音が室内に響きやすく建物を傷めやすいので可能な限り避けた方がいいですね。
http://kato-aircon.com/
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