ざんねん、施工に至らず
エアコンの配管ルートを変更する必要があるため取り付けなおしてほしいとの依頼をいただきました😊
先にメールで画像を送っていただいたのですが不明な部分があることや細かな施工方法の打ち合わせを行うため現地調査に伺いました。
そのエアコンはこちら
あるネットショッピングで数年前に購入設置されたものとのこと。
今回配管ルートを変更する理由はこれ
給湯器の排気トップとエアコンのパイプが近く、ガス屋さんからパイプを移動するように言われているそうです。
配管ルートや施工方法を打ち合わせしてどのようにするかはほぼ決定。
しかしこのエアコンは設置当時、施工不良によりガス(冷媒)漏れをして効かなくなり直してもらったとのこと。
いずれにしても現状で正常に機能しているか確認するため室内機で温度測定をしてみました。
結果は最低限の値は出ているようですが、なんとなく効きが弱いような感じ。
気になりバルブ温度を測定するため室外機のカバーを開けると
え?、なんと・・・🤔
サービスポートのキャップがない
ねじ部の汚れ方からして数年間この状態だったことがうかがえます。
エアコンを取り付けたとき、もしくは修理でガスチャージした際にキャップをなくしたみたいですね。
困ったものです。
即座にこれによる今後の施工や機能上の問題点を考え、工事は断念することに決定。
お客さんへそのことを伝えました。
エアコン本体やそれに接続する真空ポンプ、マニホールド類は細かなゴミやホコリにより故障の原因になります。
キャップのされていないサービスポートにはすでに砂塵などが付着しており、そこに施工のための機械器具を接続することはできません。
エアコンを買い替えるなど検討していただくようお話しして調査終了となりました。
http://kato-aircon.com/
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