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2023年5月25日 (木)

穴のパテが2箇所はがれた

外壁の配管穴に埋めてあったパテが2箇所はがれてしまったので直してほしいとの依頼をいただきました😊
(横浜市都筑区の住宅)

2階の手の届かないところのため、どこに頼んだらよいのかわからず探していたところネットで当店を見つけたそうです。

到着してみると
エアコンの配管パテがはがれている
たしかにパテが落ちかけてますね。

その場所へ梯子をかけました。
2階の配管穴へ二連梯子をかけた
エアコン工事屋の必需品”二連梯子”です。

実際はこれ三連梯子なんですが改造して使ってます😅

2階までであれば二連で十分足りるので、三連にするときはそれ以上の高さが必要な時だけ。

もちろん改造は自己責任ということで。

梯子へは両手が使えるように胴綱をつけて上ります。

胴綱を使用しなくても両手を梯子から離すことは可能なんですが長時間だと足が疲れるので。

上ってみると
穴のパテがはがれて冷媒管の断熱材が切り取られている
あれまぁ、冷媒管の断熱材が切り取られてます。

しかもこのパテは引き剥がしたような感じ。

これは”剥がれた”のではなく”剥がされた”ようですね。

ここで余談ですが・・・昔、あるビルの業務用エアコン工事を担当してたときのこと。

工事も終盤になり屋上の室外機周りの配管をしていた時、朝屋上へ上がるとパイプのテープが何者かに剥がされてました。

巻きなおしても次の朝また剥がされていて”どこの業者だこんないたずらするのは”と思ってました。

次の朝、今日はどうだろうと屋上へ行くとなんとカラスがテープを器用にほどいてるではありませんか。

犯人はおまえか😆

とこんなことがありました。

今回もどうもカラスなどがあやしいですね。

パテに黒いゴムパッキンがついてますが穴に蓋を付けた際の気密用のものです。

このエアコンを設置した業者が本来外すべきパッキンを外さずそのままにしたためパテに紛れ込んでます。

では補修開始。

断熱材の切り取られた部分へは持参した断熱材を追加しパテ埋め。

そして表面はシリコンコーキングで仕上げました。
パテを埋めて表面にシリコンコーキングを塗った
これでもしだめなら配管化粧カバーなどを付けるしかありませんね。

そして2か所目
もう1か所も梯子掛けてパテ埋めをする
あれ?

こちらはパテがありません。
穴に埋めてあったと思われるパテがない
地面に落ちてないか見てもありません。

お客さんも以前に落ちているのではないかと探したけれどなかったそうです。

こりゃ、たぶんカラスに持ってかれてますね😅
(何に使うんだろう🤔)

ここで1か所目のゴムパッキンのことを思い出します。

なるほど向こうはゴムパッキンが付いていたのでパテを持っていくことができなかったということか。

パイプに白い点がありますがテープも一部切り取られてます。

テープを補強しパテ埋め
テープを補強してパテを埋めた

そしてこちらもコーキング
パテの上にコーキング
これで様子を見てもらうことに。

配管穴のパテが剥がれてしまうと・・・
・雨が入る
・外気が入る
・虫が入る
・壁の中に蜂が巣を作る
・穴の大きさによっては鳥が巣を作る
というようなことが起きます。

もし剥がれていることに気づいたら早めの対処をしましょう。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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