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2023年5月15日 (月)

壁補修が完了しエアコン取付

以前こちらにアップした記事の続きで今回は取り付け工事をおこないます😊

いままで使用していた重いエアコンはお知り合いへゆずられたようで、新たに購入された新品の軽いものを取り付けます。

内装工事屋さんで補修された壁
内装工事屋さんで補修された壁
どのような工事をしたのかお客さんにお聞きすると”補強の板を入れたらしい”とのこと。

余談ですが当店では提携している内装屋さんはありませんのでお客さん自身で業者を探していただいてます。

そのほうが変につながっているのでは?という疑念もないと思いますので。
(提携業者同時で仕事を回し合うのってよくありますからねぇ、怪しい😒)

話は戻りまして、壁を手で叩くと石膏ボードの音ではない感じ。

針を立ててみると合板で壁が貼られていました。

なのでボードアンカーなどを使用しなくてもねじだけで固定できそうです。

それならば重いエアコンでも・・・というわけにはいきません。

こちらの建物はコンクリートマンションで、壁はGLボンドなどで固定されているのであまり重いものは避けるべきです。

据付板を固定する前にまずはボード(合板)とコンクリートまでの距離を計測。
壁のボードと裏のコンクリートまでの距離を計測
約38mm

なんのために測るのかというと、これより長いねじを使用するとねじの先端がコンクリートにぶつかりボードを剥がしてしまうため。

そんなことになったらせっかくの壁補修が台無し😱(やりなおし)になります。

余裕を見て30mm以下のねじであれば大丈夫です。

実際には20mmのトラスタッピングで固定しました。
合板の壁に据付板をトラスタッピングで固定
壁のボードの厚みは通常12mm(12.5mm)なので十分です。

室内機を掛けて冷媒管を接続
室内機を掛けて冷媒管を接続
冷媒管には本体裏になる部分の表面に付属の防湿テープを巻きます。

冷媒管の成形が終わって延長用断熱ドレンホースを接続
延長用断熱ドレンホースを接続
この排水用のドレンホースは屋外へ出るまで断熱タイプを使用する必要があります。

しかしこのメーカーのドレンホースの場合は接続部に断熱の隙間が・・・
断熱に隙間ができる
他のメーカーと異なりちょっと差し込み部分が長いというか断熱が短いというか🤔

断熱材を隙間に入れます。
隙間に断熱材を入れる

そしてテーピング
断熱ドレンホース接続部をテーピング
これでOK。

パイプ電線類をまとめて化粧テープで巻いたら室内機セットアップ完了。
室内機の取付完了
アース線は室内機からコンセントのアース端子へつなぎました。

穴のパテ埋めは工事の最後に行います。

室外側の工事も完了。
配管と室外機設置が完了

試運転中
エアコンの設置が終わり試運転中
お客さんに確認していただきすべて正常で終了となりました😊

点検からエアコン撤去、内装屋さんによる壁補修、そして取り付け工事と長い道のりでしたがこれで安心して過ごせますね。

近頃また地震が多くなってますがちょっと大きな揺れで落っこちてしまう室内機もあるのではないでしょうか。

もし異変に気づいたら早めに対処したほうがよいかもしれません。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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