室外機移設、バルブコア交換
バルコニーに設置された室外機を横へ移動させたいという依頼をいただきました😊
(東京都大田区の一戸建て)
どのような内容かというと、
奥に見える室外機を一旦取り外します。
さいわいパイプが短くなる方向への移設なので冷媒管や電線の延長は必要ありません。
さっそく動作確認後、室外機へ冷媒を戻すためポンプダウンを行い冷媒管を外すと
ちょっと気になるところが・・・
(接続面に冷媒漏れとなる傷などないかチェック)
冷媒管の接続シール面に黒く変色したところがあります。
これは何かというと結露水などの水分により変色したものです。
これらから言えることはフレアナットの締め付けの甘さ(おそらくトルクレンチ使用と思われる)とフレア面に段つきがある(フレア加工がよくない)ということ。
取り外し前の試運転での温度測定ではちょっと効きがよくないような感じを受けましたが、もしかすると若干の冷媒漏れなどが起きていたのかもしれません。
この部分では漏れた形跡までは確認できませんでしたが、室内機側の接続も同じようなことになっていることが考えられるのでそちらでは漏れている可能性がないとは言えません。
お客さんへこれらの内容を伝えながら作業を続行します。
そして接続が終わって真空引きのためサービスポートへホースを接続
しばらく真空引きをしてパイプ内の空気を抜き取ります。
さて真空引きも終わり、ホースを外すと
サービスポートからシュー・・・という音が。
ポートに付いているバルブコアを外してみました。
パッキンが変形してます。
これもたまにあるんですよねー。
再度真空引きして工事完了
室外機の前の壁が近いので風向調整板の設置をお勧めしました。
試運転結果は取り外し前と変わらず(当然ですが)で作業終了となりました😊
http://kato-aircon.com/
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