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2023年4月11日 (火)

200Vコンセントはアースが・・・

世田谷区の一戸建てでエアコンの入替工事の依頼をいただき訪問しました😊

エアコンの施工内容は既設の3台を撤去し、そこへ新品を3台取り付けるというもの。

工事は何日かに分けて行いました。

そして最後の1台の設置が完了。
エアコンの設置が完了

なおこのエアコンは200Vで、既設のコンセントも200V
200Vのコンセント
アースはエアコンのプラグを差し込むだけで接続される方式です。

しかしそれはあまい考え😅

このコンセント形状の場合、アース端子にちゃんと接地線が接続されている保証はないんです。

なぜかって?

築10年以上経っている一戸建てではエアコンのコンセントに接地線が施設されていないことがあります。

とくにここは1階。
(2階はエアコンのコンセントに接地線が接続されていました)

1階の場合は室外機を地面に置くのでそこでアース棒(接地極)を地面に埋めれば接続できるじゃん、っていう電気屋さんの都合の良い考えからです。
(現在の新築では1階でもほぼコンセントにアースが来ています)

そこへエアコン設置業者が来てエアコンのプラグ形状に合わせてコンセントを交換すると接地線のつながっていないアース付きコンセントの出来上がり。

ここもそうなっているんじゃないかとエアコンを撤去に伺った際に接地線接続の有無を調べました。

案の定、やはり接続されておらず、以前設置されていた室外機周囲にもアースは施工されていなかったのでいままでアースなしで使われていたことになります。

別途アース工事が必要ですね。

ということで室外機の横で穴掘り😅
アース棒を埋めるため地面に穴を掘る
今回はこの程度で。

そこからさらにアース棒を地面奥へと差し込みます。
アース棒を差し込む
そんなのハンマーで打ち込めばいいじゃん?

建物の周囲ではアース棒を打ち込んではダメ。

水道管、排水管、電線管、ガス管などが埋まっていることがあるので、
「コンッ、コンッ、コンッ・・・ブスッ!😱あ~れ~~」
なんてことがないようにゆっくり差し込んで、もし何かにぶつかったら無理してそれ以上入れないのが基本。

何回か方向を変えてトライし一番深く入るところに差し込みました。

さて漏電遮断器の設置状況と種類を確認。
漏電遮断器の設置状況と種類を確認
ここは接地抵抗値500Ω以下であればOKです。

さきほどの入れたアース棒の接地抵抗値を測定。
接地抵抗値測定
380ΩでOK😄

地面を埋め戻して室外機のアース端子へ接地線を接続。
室外機へ接地線を接続
これで施工完了😊

今回のようなコンセント形状ではちゃんとアースが接続されているか確認する必要がありますね。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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