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2023年4月21日 (金)

室内機を補強板に設置

いまでは上位機種のエアコン室内機は重くて奥行きの大きいものが多くなってますね。

普通の家は室内の壁の材質が石膏ボードであまり重いものを取り付けると次第に変形して修理しなければならなくなります。

あるお客さんからそのような機種に取り替えたいとの依頼があり、壁を補強してもらえれば可能であることを伝え工事に伺いました😊

事前に既設エアコンを取り外して別の部屋へ移設しました。

お客さんから別途依頼した内装屋さんで壁補強を行い、後日新品エアコンの設置工事へ再訪問。
室内機設置場所に補強板が貼られている
化粧された補強板が貼られていました。

なるほど壁の表面に貼ることで石膏ボードや壁クロスをやり直すことなく安価に補強する方法ですね。

12mm厚程度の化粧合板で構造物の柱などにねじで固定されています。

裏の壁には元の配管穴がありますが補強板にも同じ位置に開けて
室内機設置用の補強板に配管穴を開ける
スリーブ(養生管)を取り付けました。

このスリーブを付けて屋外側の穴をパテで塞ぐことで外気だけでなく壁の中と室内が遮断されるので空気の流れと虫の侵入を遮ることができます。

配管穴の位置に合わせて据付板を取り付け。
配管穴に合わせて据付板を取り付ける
しっかり固定するためねじは多め😅

加えて2本ほど壁内部の構造物に長めのねじを打ちました。

そして室内機を設置。
室内機を設置
室内機が重いことに加え、足場の確保が難しい位置だったためお客さんに手をお借りして引っ掛けました。

がっちりと強度的に問題なく安心して過ごせますね😊

お客さんから聞きましたが、補強板を施工した内装工事屋さんはエアコンの室内機の重みで変形した壁の修理の依頼が他でもあるそうです。

やはり近年の重くて奥行きの大きい室内機は数年経つと壁を変形させてしまう恐れがあります。

壁強度に見合った機種を選ぶことも大切です。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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