賃貸住宅のエアコン入替え
賃貸住宅のエアコン入替工事の依頼をいただきました😊
(建物の大家さんからの依頼です)
今回はその室内での作業です。
撤去するエアコンはこちら
この建物が新築された10年ほど前に当方が取り付けたものです。
設置から10年経って居住者が入れ替わるタイミングでエアコンも新しいものへ交換します。
こちらの大家さんとのお付き合いはすでに20年近くなります。
なお現在では大家さんや管理会社さんなどからの新規依頼(契約)は受け付けておりません。
なぜかというと作業日程が限定されることが多くなかなか難しいためです。
撤去が終わりました
建築中から見ていたので覚えているのですが、エアコンを取り付けている壁は石膏ボードが2重に貼られています。
こちらの部屋は壁紙クロスはきれいなので張り替えずそのままということで取り付け工事へ
化粧カバーを仮付けして室内機の位置を決定します。
据付板のねじ穴に合わせてボードアンカー用の下穴をドリルで開口
石膏ボードが2重に貼られているということは12.5mm厚×2で25mm。
(もちろん実測もしています)
そこへクロスの厚みも若干加わります。
刻まれている数字は427
この数字はねじ径4mmで板厚27mm位まで使用できます。
ボードアンカーは短すぎると傘が開くときに石膏ボードを破壊して強度が落ちます。
また長すぎるとぐらぐらになったり傘が開ききって強度が落ちます。
適切な長さのものを選ぶことが肝心。
そのためねじ箱には4種類の長さを用意してあります。
(作業車にはもう1つあるので計5種類ですね)
ボードの板厚を調べずになんでも同じ長さのボードアンカーを使用してる業者さんが多いですがあれはいけませんねぇ。
ボードアンカーと柱には木ねじを打ち込んで据付板を固定
まえの機種より高さが小さいタイプになり、上に古いアンカーが見えますが室内機を設置すると背面に隠れて見えなくなります。
今回選んでいただいた機種は価格の割に冷暖房の効きや室外機の静粛性に優れる富士通のあるシリーズ。
室内機の厚みはありますが質量が小さく落下や壁の変形の恐れも少ないものになります。
冷媒管を外から差し込み室内機を引っ掛けました。
配管の接続作業を行います。
ここは2階で外部は高所梯子作業をおこなっています。
室外作業も終わって試運転。
この日、大家さんは立会いされないのでひとりで行います。
試運転結果を記録して問題なく作業完了となりました😊
ブレーカーを落とし、カギをかけて退出です。
http://kato-aircon.com/
« 室内機の重さと能力 | トップページ | 落ちそうなエアコンを取り外し »
「エアコン工事作業」カテゴリの記事
- エアコンに無線LANアダプター(2023.09.14)
- 室外機を移設(パイプ延長)(2023.08.16)
- 15年使用したエアコンを新品へ(2023.08.09)
- 炎天下でエアコン入れ替え工事(2023.08.05)
- エアコンの移設工事をしました(2023.07.31)