パイプカッターにもこだわる
塗装もかなりはげてメーカー名なども全部こすれて消えてます。
メーカーはドイツのROTHENBERGER、これでローテンベルガーと読みます。
これを昔はみんな”ローゼンバーガー”(相鉄のハンバーガー屋さんかよ)なんて呼んでましたが😆
これはエアコンの銅管(冷媒管)を切断する工具です。
冷媒管はノコギリのようなもので切断すると切カスが管の中に入ってエアコンを壊してしまうのでこのタイプのカッターが使われています。
しかしだいぶガタがきているせいかうまく切断できないことがあり、ここしばらくは別のカッター(別メーカーの同じタイプ)をメインに使用しこちらは荒切り用として使っていました。
先日、資材店を訪れたところ・・・
ふと見たらこれが売っていたので購入。
もしかして軸を取り替えるとうまく切断できるようになるかもしれないという期待から交換します。
しかしここからちょっと手間取りました。
軸の変形で抜けてこない🤔
軸を押したり、ペンチで引っ張ったりでようやく抜けました。
ふつうはすっと抜けるんですがねぇ。
新しいものと並べると
左の使い込んだ軸は回転する刃であたり面が細くなってました。
0.075mm細くなってました。
もちろん刃のほうの穴の内径は広がっていることでしょう。
替刃は買ってきませんでしたが
パイプカッターに新品が付いています😄
”まあまあ”といったところでしょうか。
バリ取りをおこないフレア加工してみました。
やっぱり”まあまあ”だなぁー。
切断刃の材質や形状によるところなのでこれ以上を求めてもムリでしょう。
でもこの仕上がりでガス(冷媒)が漏れるようなことはありませんのでご安心を。
さてパイプカッターがもうひとつ
シルバーっぽい色をしているのはメインに使用しているもので日本のメーカー製です。
同じ条件で銅管を切断し並べました。
左はメインで使用しているもので切断面の肉厚というか内側へのカエリが少ないため薄くみえます。
(当然薄いほうがいい)
右は今回新しく軸と刃を替えたほうですがカエリが大きく切断面は厚みがあります。
しかもかなりの確率でこうなります。
カッターの刃が横にずれて走るため銅管にはらせん状に切り込みが入りました。
パイプカッターのローラーをよく見ると
刃に対して直角ではなく少し曲がっているように見えます。
これが横走りの原因かもしれません。
落としたりして曲がったんでしょうかねぇ
(おぼえてない😅)
残念ですがやっぱり荒切り用として使うことにします。
パイプカッターはただ切れればよいというものではありません。
フレアの仕上がりにも影響するので精度の高いものを選びます😊
http://kato-aircon.com/
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