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2022年10月30日 (日)

リモコン受信せず点検・・・残念

エアコンのリモコンを受信しないとの点検依頼をいただきました😊

場所は相模原市南区で作業エリア拡大後、はじめて伺う地域です。
(当店をご利用いただきありがとうございます😄)

さて現地到着
リモコンを受信しないエアコン室内機
こちらを点検します。

型式を見ると
エアコンの型式をみる
RAS-4026ST

これを見ると冷房能力4.0kW(14畳用)、電源電圧200V、製造は〇〇〇6年製というふうに読み取れます。

このエアコンの銘板シールには製造年の記載がなく何年のものか不明。

こういうときは電源コード
電源コードに”1996”の文字
”1996”と書いてあります。

1996年製で間違いないようですね。

ということは2022‐1996=26年前の製造😅
(よく長持ちしてますね)

メーカーの補修部品はもう存在しないでしょう。

もし受光部品の故障であれば汎用の受光モジュールで直る可能性があります。

ということで点検開始。

まずはリモコンからの送信
リモコンからの送信を確認
赤外線が出ています。

こちらはたぶん大丈夫そうです。

しかしエアコンはうんともすんとも反応なし。

つぎに受信側であるエアコン本体を見ます。
エアコン室内機のスイッチと受光部
応急運転スイッチとリモコン受光部があります。

応急運転スイッチでは正常にエアコンが動きました。

やはり受信がだめみたいですね。

本体のカバーを外しました。
リモコン受光部の点検をするため室内機のカバーを外す
黒い樹脂のケースに表示ランプやスイッチ、受光部などの部品がついた基板が入っています。

外してケースを開けます。
リモコン受光部のついた基板
受光部の横にICが付いていました。

これはもしかすると汎用の受光モジュールでは直らないかもしれないですね。

こちらのように直せることもありますが。

テスターで受光部の入力と出力を見ると一応リモコンに反応していることはわかりました。

しかしこれで良否が判定できるわけではありません。

そこで汎用の受光モジュールに付け替えて試しました・・・が残念ながらだめでした😞

相性が合わないのかもしくは制御基板側の故障も考えられますね。

エアコンの使用年数からしても修理は断念するしかなさそうです。

ここで点検は終了しエアコンは買い替えていただくことになりました。

それにしても26年も使えるエアコンは今では稀です。

現行のエアコンでは2000年頃からの新冷媒(圧力が高い)の影響か室内機からのガス漏れが多く10年程度で冷暖房が効かなくなり買い替えなんてことが多発しています。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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