うるさら室外機移設(2)
前回に続いて配管作業を行います😊
ブッシング取り付け
これで薄いアルミサッシの切り口でパイプや電線を傷つける心配がなくなります。
接続部はこんな感じ
ケーブルの外装シースで押さえのバンドを固定。
室内はこのようになりました(画像は試運転時のもの)
取り外し前とあまり変わってません😆
これには理由がありまして・・・
”うるさら(加湿機能)”のこの機種は室内機と室外機を結ぶ加湿ホースに制限があり、
・最大長さ10m以内
・曲げ8か所以内
となっています。
今回の室外機移動で加湿ホースは8mになり、曲げも多くなるため機能不全を避ける目的で室内をかくかくときれいに曲げ配管することは断念しました。
見た目よりも機能を優先し不具合を防ぐことも必要な判断です。
メーカーから取り寄せた延長用加湿ホースセット5m
加湿ホースはダイキンさん独自のものなので汎用品などはありません。
セットに入っているジョイント部品で接続延長
長さは1m位残ると思っていたら実際には30cmしか余りませんでした(セーフ😅)
穴貫通部分には先ほどのブッシングに加えて
塩ビ管を入れてパイプ類の潰れ防止にしました。
仕上がりはこのようになりました。
配管穴から出たところは雨水、結露水などが室内側へ入らないように一旦下げます。
施工前日にこのように加湿ホースを施工してもよいのかなんとなく気になりメーカーの技術へ問い合わせました。
するとこの下げたところからサッシの上に立ち上げる部分は1m以内という指示がありました。
そして横引き後に立ち下げる部分は3m以内だそうです。
これについては技術資料や施工説明書には記載していないとのことで、今回行う[上がる]-[横引き]-[下がる]という”鳥居配管”の場合に適用される規定だそうです。
聞いてヨカッタ😄
高低差は少ないほうが中を流れる気流への抵抗を減らせて不具合回避になるのでできるだけ短く配管。
ドレンは排水の関係で上げられないので穴から真下へ下ろし
途中はサドルで固定しました。
横引きしたパイプは角の部分を超えて立ち下げへ
使用したサドル(パイプを押さえるバンド)は強度、耐久性を考慮し塩ビ管用の硬質樹脂のタイプです。
リモコンで加湿ホース長を8mに設定し直して試運転開始。
お客さんに確認いただき作業終了となりました😊
http://kato-aircon.com/
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