うるさら室外機移設(1)
横浜市緑区のマンションで室外機の移設工事の依頼をいただきました😊
当店をご利用いただきありがとうございます😀
エアコンが量販店仕様の型番なのでどこかの家電量販店での設置です。
まずは取り外しを行いながら設置状況などをみていきましょう。
なお今回は事前に施工方法検討や見積もりのため現地調査をおこなっています。
これが移設する理由。
避難の妨げになるためマンション管理組合から移設指示があったようです。
室内機
室外機移設でパイプの長さは足りなくなりますが室内機は取り外さず、配管電線類の交換を行うことにしました。
パイプの取り回しがだら~んとして取り付けした施工者のやる気のなさを感じます。
パテもこのありさま
はやく工事を終わらせたいという心情の表れです。
ポンプダウン(室外機に冷媒を回収する)のため室外機のカバーを開けます。
加湿用のホースがあります。
ダイキンのうるるとさらら(略してうるさら)です。
このホースは室内機へ接続されるためこれも延長する必要があります。
よくみると電線の心線がカバーからはみ出てますね。(カッコわる😆)
カバーが電線押さえを兼ねているのですがこれでは意味がありません。
バルブ操作のためキャップをレンチで外そうとすると
力を入れなくてもクルッと回ってしまい、3つとも手締めでした。
レンチで締めないとここから冷媒が漏れるんですよ。
取り付けた人はとにかく早く終わらせることしか考えてないですね。
電線を外すため端子台のカバーを外しました。
しかし解除ボタンを押しても電線が抜けてきません。
ニッパで切断して1本ずつ回転させながら抜きました。
曲がってます。
これだけ曲がっていると解除ボタンを押しても抜けるわけないですね。
エアコンの差し込み式端子台は電線が真っ直ぐでないと接触が悪くなり発熱します。
念のため端子内のスプリングがヘタってないかミラーで点検しましたがまだ大丈夫でした。
外側の穴のパテをはがすと
パイプ類にサッシのアルミが食い込んでいます。
電線が下部に配置されているので時間がたつと漏電、ショートを起こす恐れがありました。
この部分は対策が必要ですね。
室内の配管テープをはがします。
何の意味があるのか電線が側面から下部へと入れ替わっています。
ちょっと理解できませんが。
パイプ類の取外しも終盤。
最後に室内機の電線を外します。
電線の処理は相変わらずですが・・・
電気工事士の資格を持っている方は何か気づきましたか?
ベテランの方は違和感を感じたかもしれません。
ねじは右に回して締めるのでリングが開かないように通常は右巻きにします。
基本を知らないとこういうところに表れます。
しかしここは角座金で回転が抑えられているのでそのまま放置することにします。
内外接続電線を取り外して配管類の撤去が完了。
次回、配管施工、移設完了までをアップする予定です。
http://kato-aircon.com/
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