室外機かさ上げ・風向板取付(2日目)
では2日目、パナソニックの室外機を行います。
この日は時折小雨が降る天気でしたが作業には問題ないと判断し施工開始。
なにコレ
室外機のがたつきをなくすために小石が入れられてます😆
さすが量販店の工事屋さん、なかなかひょーきんなことしてますねぇ。
敷かれたブロックのレベルを調整するのが本来ですが忙しくてそれどころではなかったんでしょうか?
それはもうどうでもよいので室外機を外して
基礎と壁の間にある水切り部分にマスキングテープで位置出しをします。
室外機の中心、冷媒管接続位置、架台の足の位置をそれぞれマーキング。
ブロックを置き、架台(平地置台)の固定位置に”通しボルト”用の穴をあけました。
ドリルの径は10.5mm
ねじ径10mmのステンレスボルトを通して使用します。
1台目(三菱電機)と同じように金具を組み、
先ほどのブロックへボルトナット、そして塀の部分はねじで固定。
忘れず1台目(三菱電機)のほうもそれぞれコーキング。
何のためかって?
錆を抑制するためです。
ステンレスは錆びないのに、なに無意味なことしてんの?とそう思われるでしょ。
これには異種金属の接触ということが関わっています。
使用している平地置台金具は鉄、そしてブロック側へはステンレスのボルトナットやねじです。
この鉄とステンレスが電気的に接触していると鉄の錆が早まり、ステンレスはより長持ちするようになってしまいます。
それはそれぞれが大気や雨などに触れる表面積比に関係していて、鉄の面積が多ければ多いほどその錆の速度を遅くすることができます。
ということは逆に考えればステンレスの大気への接触面積を減らせば鉄部分の錆を遅くすることが可能。
それがステンレス部分にコーキングをした理由です。
架台金具と固定ボルトの表面積比からすれば必要ないレベル(しかも金具は溶融亜鉛メッキで錆に強い)ですけど塗ったほうがより確実と思い行いました。
室外機の設置が終わり風向調整板を取り付けました。
この室外機は奥行きが小さめですが風向板を取り付けるにあたりアダプタが入るため結構前へ出っ張ります。
奥の三菱は冷房能力4.0kW、パナソニックは2.2kWですが、
前面がほぼいっしょ😅
ということで2台とも完了しました。
あとはお客さんのほうで室外機前に遮蔽板を設けるそうです。
(そうすることで風が真上に吹き出すようになる)
試運転チェックの際「取り付けもお願いすればよかった」とのお声をいただきました。
室外機のかさ上げと風向調整板について調べていたところ当店のサイトが見つかったそうで・・・
当方のサイト見つかりにくいんですよ😅すみません。
また何かの際にはどうぞ宜しくお願い致します。
このたびはどうもありがとうございました😃
http://kato-aircon.com/
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