リモコン受信せず点検・・・残念
エアコンのリモコンを受信しないとの点検依頼をいただきました😊
場所は相模原市南区で作業エリア拡大後、はじめて伺う地域です。
(当店をご利用いただきありがとうございます😄)
これを見ると冷房能力4.0kW(14畳用)、電源電圧200V、製造は〇〇〇6年製というふうに読み取れます。
このエアコンの銘板シールには製造年の記載がなく何年のものか不明。
1996年製で間違いないようですね。
ということは2022‐1996=26年前の製造😅
(よく長持ちしてますね)
メーカーの補修部品はもう存在しないでしょう。
もし受光部品の故障であれば汎用の受光モジュールで直る可能性があります。
ということで点検開始。
こちらはたぶん大丈夫そうです。
しかしエアコンはうんともすんとも反応なし。
つぎに受信側であるエアコン本体を見ます。
応急運転スイッチとリモコン受光部があります。
応急運転スイッチでは正常にエアコンが動きました。
やはり受信がだめみたいですね。
本体のカバーを外しました。
黒い樹脂のケースに表示ランプやスイッチ、受光部などの部品がついた基板が入っています。
これはもしかすると汎用の受光モジュールでは直らないかもしれないですね。
こちらのように直せることもありますが。
テスターで受光部の入力と出力を見ると一応リモコンに反応していることはわかりました。
しかしこれで良否が判定できるわけではありません。
そこで汎用の受光モジュールに付け替えて試しました・・・が残念ながらだめでした😞
相性が合わないのかもしくは制御基板側の故障も考えられますね。
エアコンの使用年数からしても修理は断念するしかなさそうです。
ここで点検は終了しエアコンは買い替えていただくことになりました。
それにしても26年も使えるエアコンは今では稀です。
現行のエアコンでは2000年頃からの新冷媒(圧力が高い)の影響か室内機からのガス漏れが多く10年程度で冷暖房が効かなくなり買い替えなんてことが多発しています。
http://kato-aircon.com/