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2022年9月14日 (水)

室外機の台を交換

本日の材料
室外機のコンクリート台
コンクリート台。

今回の作業はこれを使用します(重😆)。

室外機の台が劣化で割れているのでコンクリート製の台に交換してほしいとの依頼をいただきました😊

当店ご利用はじめてのお客さん宅です。
ありがとうございます😃
(相模原市へエリア外出張)

交換するのは3台で計6本。

現状はというと
室外機の台の劣化状況
これはまだ劣化はそれほどでもないですね。

そしてこちら
左の室外機の台はかなり劣化している
左の室外機・・・😅

劣化が進み中が見えてます。
室外機の台が劣化で割れて中が見える
いまにも崩れ落ちそうですね。

このまま崩れると固定しているねじが屋上防水に突き刺さってしまいそうです。

今回、これがメインでついでに他の2台もコンクリート台へ交換をご希望とのことです。

なぜここまで劣化が進んでしまったのか?

それはこの場所がルーフバルコニーだからだと思います。

直射日光が長時間にわたり当たるため紫外線で樹脂の台はエアコンよりも早く寿命に。

それでは交換開始。

作業車に付属しているジャッキを持ってきました。
ジャッキで室外機を持ち上げて台を交換する
このように室外機を片足ずつジャッキアップして交換します。

もちろんパイプなど周囲に負荷がかからないように注意を払いながらの作業です。

1台目交換完了。
1台目の室外機台交換完了
プラスチックのベースより2cm程度高くなりました。

ボルトナットで室外機と固定。
溶融亜鉛メッキのボルトナットで固定
溶融亜鉛メッキ(ドブ漬け)です。

残りの2台も同じく完了。
残りの2台もコンクリート台へ交換完了
これで倒れたりする心配がなくなりますね。

またコンクリート台は重量があるためルーフバルコニーや屋上のような風の影響を受けるところでも室外機が動いてしまう心配が少なくなります。

さて作業は終わったのですがひとつ気になるところが・・・
雨水のかかるところのパテが劣化ではがれかけている
パテが劣化し隙間ができています。

しかもここは上にひさし等もなく雨水がもろにかかるところ。

お客さんにお話しし直すことにしました。

劣化したパテをはがして新しいもので埋めなおします。
劣化したパテをはがし埋めなおした
パイプのテープも劣化していたので穴の出口付近はビニルテープで補強。

でもこのままではまた数年後ひび割れてきます。

それを防止するためにコーキングを塗って仕上げます。
パテの上にコーキングを塗り仕上げる
材質はシリコンのため直射日光にあたっても劣化はあまりしません。

パテの硬化も防げるのでパイプの断熱材がやせ細ってもそれに追従し隙間を防ぐことができます。

これで作業が完了😊

屋上やルーフバルコニーなどではプラスチックのベース(台)は避けたほうがいいですね。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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