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2022年8月10日 (水)

エアコンから虫が・・・

東京都世田谷区にて「エアコンから虫が出てくる」という点検依頼をいただきました😊
ありがとうございます!

状況はというと
室内機の周辺に虫が出てくる
Gのあたりに奥様方の宿敵”ゴキブリ”が何度か出たとのこと。

どれどれそれでは点検を👀
点検のため室内機下面のカバーを外す
室内機下面のカバーを外しました。

そのカバーの裏には
カバーの裏にゴキブリのフン
黒い点が3つほど見えますがゴキブリのフンです。

確かにこれはゴキブリが出入りしているまたは室内機に住んでますね。

配管穴を見ると
配管穴にスリーブがない
スリーブ(筒)が入っていません。
(白いドレンホースの下側にも黒い点が・・・)

エアコンの取り付けはどこかの業者さん。

これでは壁の中と室内を虫が行き来できてしまいます。

ドレンホースの端末出口に虫よけキャップを付けてもこれではあまり意味がありませんね。

スリーブを入れる目的はそれ以外に空気の流通を遮断したりパイプや電線の保護というものがあります。

しかしエアコンを取り付けてしまったら後からスリーブを入れることは簡単ではありません。

それにはエアコンを脱着する必要があります。

室内機の中を見るとそろそろ洗浄をしてもいい状況になっていたので、簡易的なクリーニングではなく取り外して分解洗浄してもらうことをお勧めしました。

その取り外したときにスリーブを入れてもらえばOKです。

またゴキブリは室内機の奥や背面に住み着き、設置したままの簡易的なクリーニングでは取り切れず卵やフンなどが残ったりするので分解洗浄がよいでしょう。

ヘタな業者へ依頼するとエアコンを壊されてしまうことがあるので分解洗浄はメーカーへ依頼するのが安心です。
(メーカーがやっていなければ仕方ありませんが)

ただしこの時期にエアコンを外してしまうわけにもいかないので秋以降にしたほうがいいですね。

なお当店ではエアコンの洗浄クリーニングは行っておりません。

とりあえずの対応として
室内側の配管穴にパテ埋めをした
穴の隙間にはパテを埋めました。

機種によっては室内側のパテ埋めができない構造になっているものも多くあります。

本来、スリーブが入れてあれば室内側のパテ埋めは不要です。

しかしこのスリーブを入れない業者さんの多いこと。

おそらく9割以上入っていません。

多くの業者は安く、早く、数をこなすという体制の中でやっているので結果こういうことになるわけです。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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