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2022年8月 8日 (月)

あちこちガス漏れ

川崎市多摩区でエアコン点検の依頼をいただきました😊

他店で施工されたもので取り付けてから約10年経過しています。

依頼内容は”冷房にしても冷えなくなった”というもの。

真っ先に”ガス(冷媒)漏れ”が思い浮かびますね。

そんなときに使用するのが
リークディテクターでガス漏れチェックを行う
リークディテクター。

エアコンを冷房運転してみると確かにガス漏れのようです。

まずは室外機のバルブ付近をリークディテクターでチェック
室外機バルブ付近からガス漏れ反応
下側のバルブのキャップの隙間からリーク反応が強く出ました。

バルブ内のシールが動いて少しずつ漏れ出ているようです。

このような漏れの多くは内部の圧力変化により起きるため珍しいことではなくキャップをしっかり締めておけばある程度漏れを防ぐことができます。

それでも漏れる場合はバルブ交換(それなりに高額修理)となります。

つぎに室内機とのジョイント部分
配管化粧カバーの中にあるジョイントでガス漏れ反応
カバーを開けたところの画像を撮っていなかったのですが、この中にジョイント(接続部)があります。

ここでも少なめですが漏れ反応がありました。

取り付け時の施工に不備があったのかもしれません。

そしてもうひとつ漏れる確率の高いところ
室内機の熱交換器でガス漏れ反応
室内機でも漏れ反応が出ました。

これは中にある熱交換器からの漏れ。

いまのエアコンのガス漏れで一番多いのがこれ。

高額修理です😱

ルームエアコンでは修理をあきらめたほうが無難なケースとなります。

理由は製造打ち切りから10年経つと修理部品が急速に無くなってしまうことにあります。

もしこの時点で高額修理をすると今後数年以内に起こる可能性の高い基板故障などの際に部品が無く強制的に買い替えを余儀なくされ後悔することでしょう。

ということで買い替えをお勧めして点検終了となりました😊

しかし3か所も漏れ反応が出るのはめずらしいですね。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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