特殊な取り付け(室外編)
前回に引き続き室外側の作業です😊
とは言ってもほぼ化粧カバーまで終わってしまったんですけどね😅
配管の出口は換気口の上。
このように左側は設備配線類でごった返しています。
右側は変わった造りでこちらも穴が開けられませんでした。
そしてこの壁面は下にタイル張りの部分があり、ここへ配管化粧カバーを固定することは目地が狭く困難。
タイル一枚一枚も小さいためねじを打つと割れる可能性大です。
そこで今回は右の手前に出ている部分へ配管化粧カバーを取り付けました。
段差なくストレートなことに加えちょうど雨どいもあるので割と違和感なく配管できました。
ただ、配管穴のある壁面と縦の立ち下げの部分では化粧カバーの取付面が90度異なるため面替えの部品が必要になります。
それがこれ
袋の中に90度曲がり部品1つと90度面替え(ひねり)部品が2つ入っています。
排水の勾配に重点を置くため90度曲がりの部品は使用しません。
45度曲がりと面替え部品1つを組み合わせて使用しました。
この面替え部品は強度がイマイチ(差し込みが浅い)なのでハズレ防止にコーキングを塗っておきました。
部分的に壁がないため表面には見えませんがカバーの取り付けには強度上いろいろ工夫しています。
下にさがって基礎部分は今回テープ巻き仕上げです。
3カ所ほどサドルバンドを使用し固定しました。
配管の立ち下げたところは駐車場なので室外機を置けないためです。
室外機の台には安定のブロックを使用。
水平器を使ってレベルを出します。
銅管のフレア加工もして室外機設置準備完了。
室外機接続が終わって真空引き中。
いつも最低10分程度おこないます。
しかし室外機の寸法が横幅ぴったりで収まってますね😆
接続作業も少し苦戦しました。
室内の穴埋めとカバーも取り付け、絶縁抵抗を測定したらようやく試運転😄
いつものようにお客さんにお立会いいただき無事に完了😊
やはり凝った建築はエアコン工事も簡単にはいきませんね。

http://kato-aircon.com/
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