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2022年7月 1日 (金)

電線の処理

エアコンが冷えなくなったとの点検依頼をいただき伺った際のこと・・・

室外機のカバーを開けると
室外機の電線接続処理の仕方が変
電線接続端子台まわりの配線処理が変ですね。
(施工したのはおそらく量販店系の下請け業者さん)

ケーブルの外装シースを長めにむいて一巻きしてから端子台へ差し込んであります。

このやり方、昔、端子台がねじ止め式だった頃にはよく行われていた方式です。

ねじ止め端子台であれば私もこのようにすることが多いと思います。

しかしよく見ると
絶縁電線の表面にキズがある
輪を書いた絶縁電線の表面にキズがあります。

何かがあたっていた跡です。

それはもちろんここに付いていたカバーなのですが。

そのカバーの内側
室外機のカバーの内側面
現在では端子台部分は事故防止のためカバー側も金属で覆われています。

もう上の画像だけでわかりますよね。
端子台カバーには金属のルーバーがある
この金属ルーバーにあたっていた跡です。

室外機の振動でもう少しくい込めば漏電またはショートを起こします。

ほかの人と違うことをする場合は、それにより別の不具合を生じないかよく考える必要がありますね。

この端子台のようにクイックで差し込むだけの場合はヘタに輪を作ったりすると周囲の振動が伝わり影響することも考えられます。

エアコンが冷えないのはガス漏れなのでその修理の際に電線も直すことにします。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

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