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2022年7月

2022年7月30日 (土)

エアコンの冷えがよくない

エアコンの冷えが弱いとのことで点検依頼をいただきました😊

ありがとうございます😄

こちらがそのエアコン
冷えが弱いエアコン
冷えが弱いといえばやはりガス不足(漏れ)が予想されます。

施工はどこかの工事屋さん。不明です。

では手始めに
室外機から点検する
室外機から点検しましょう。

パイプ接続部のカバーを外して
パイプ接続部のカバーを外して点検
ムム、これもしかして正常なのでは?

なんとなく点検終了の予感😅

しばらく冷房運転を最低温度設定でしてみると
冷房運転をしているとバルブの結露量が増えてきた
バルブの結露量がみるみる増えてきました。

ドレン排水も
ドレン排水も正常
正常に行われています。

こりゃガス不足ではありませんな😆

バルブの温度は・・・

室内機への往き
バルブ温度往きは19.3℃
19.3℃

戻り
バルブ温度戻りは16.3℃
16.3℃

わるくありません。

室内機の吸い込み温度
室内機吸い込み温度30.4℃
30.4℃

吹き出し温度
室内機吹き出し温度20.7℃
20.7℃

異常ありません。

お客さんの話では他の部屋のエアコン(他機種)は28℃設定で十分冷えるのに、このエアコンだけ25℃位に設定しないとよく冷えないとのこと。

これは機種によるバラツキによるものと考えられます。

温度センサーが故障した場合はこのようなわずかなズレではありません。

この機種に似たエアコン、以前当店でも設置工事後に最低の16℃設定で試運転していたとき、部屋の温度が25℃位なのに設定温度に達したと判断したようで室外機が止まってしまいメーカー技術に電話したことがありました。

”特に異常ではない”とうやむやにされたような記憶があります。

たぶん構造上、吹き出した冷風が室内機内部に吸い込まれ温度センサーを勘違いさせているのではと思っています。

まあガス漏れではなくてなにより😄

そういうエアコンということで低めの温度設定で使用していただければと思います。

よく省エネのためとかで”設定温度は28℃で”なんて言いますが、リモコン設定温度ではなくて室内温度計で28℃になるように設定するほうが正確です。

また何かありましたら宜しくお願い致します😊

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

2022年7月27日 (水)

NECのエアコン?

エアコンの入れ替え工事に伺いました😊
(ありがとうございます😄)

撤去するのはこちら
撤去する室内機
外して新しいエアコンに交換します。

知る人ぞ知る
NECのエアコン
NECのエアコンです。

NECと言えばコンピューターを連想する方が多いと思いますがエアコンを販売していたことがあったんですよ。

もしかしたらこれを見て別のメーカーのエアコンと似ていることに気付いた方もいるかもしれません。

メーカー名はNECですがモノはサンヨー製です。

半導体関連でつながりでもあったんでしょうかねぇ。

多分30年位前の製品かと思われます。

室外機
撤去する室外機
こちらも造りはサンヨーです。

引っ越してこちらへ移設されたそうですが台がついてませんね😆

品名は
品名はsofeel
意味はよく分かりません😅

銘板を見ると
室外機銘板
インバーター機です。

それにしてはよく長持ちしましたね。

やはり昔の造りはしっかりしていたということでしょうか。

多くのパーツが当時の日本製でしょう。

今のエアコンなんて10年程度でよく壊れますから。

ヘタすると3年位で基板が故障するケースもあります。

取り外すためカバーを開けると
旧式の三方弁
旧式の三方弁です。

いまではこのバルブの存在や操作方法を知っている人も少なくなってきているのではないでしょうか。

手前のサービスポートのキャップを外すと(ピンぼけ😆)
サービスポートにはバルブコアがない仕様
いまでは必ずあるはずのバルブコア(逆止弁)がありません。

どうやって真空引きやガス注入、圧力測定するのか疑問に思うかもしれませんが。

三方弁のバルブ操作で可能です。

使い慣れるとこのバルブの方が優れていることに気付きます。

しかしこれも生産コスト軽減などでなくなってしまったと思われます。

パイプは
パイプのテープは劣化ではがれている
経年劣化でテープがはがれてしまったようです。

すべて取り外して
エアコン撤去まで完了
撤去完了。

その後新しいエアコンも
新しいエアコンを設置完了
設置し試運転まで完了。

さすがに現行のエアコンは昔のものより寿命が短いのですができるだけ長持ちしてもらいたいですね。

Katoairconservice_mark160
http://kato-aircon.com/

2022年7月24日 (日)

マルチガス漏れ修理

マルチエアコンのガス漏れ修理の依頼をいただきました😊

当店をはじめてご利用いただくお客さんです。
(ご依頼いただき有り難うございます😄)

メーカーに点検をしてもらったところ室外機とパイプの接続部分からの漏れだそうです。

その場合、施工不良が考えられるためメーカーでは基本的に修理しません。

点検は済んでいるとのことで修理のみで訪問しました。
(めずらしいケースです)

こちらがその室外機
ガス漏れ修理をおこなうマルチ室外機
ルームエアコンの2室マルチなので小さいですね😄

パイプの接続口はこのようになっています。
マルチ室外機のパイプ接続口
2室なので4本のパイプがつながっています。

カバーをあけると
室外機のカバーを開けてバルブ部分を見る
バルブが並んでますね。

見てすぐどこが漏れているのかわかりました。

上から2番目のここ
ガスが漏れている部分
コンプレッサーオイルがしみ出して少し油っぽくなってます。

メーカーのサービスマンは泡の出る検知液をかけて漏れを確認したそうです。

マルチエアコンの欠点と言えますが今回のようにどこか一ヵ所の漏れがあると接続された他の部屋も冷暖房が効かなくなります。

室外機はひとつのコンプレッサーで2室や3室を賄うため。

中でパイプを分岐して分配している構造です。

外したカバーを見ると
カバー側にもコンプレッサーオイルが付着
こちらにもコンプレッサーオイルが付着してます。

この電線の施工😆
電線の施工がザツ
この部分を見れば全体の施工がどのようなものかわかります。

それはそのままにしてガス漏れ修理に専念。

先ほどの漏れていた接続部を外しました
ガス漏れしていた接続部を外した
こりゃ漏れますわ😆

アップ
銅管フレアに糸状のバリが挟まっていた
銅管フレア加工の際にでたバリが接続面に挟まってました。

これねー・・・フレア接続の前に目視で確認すれば防げるんですけど。

ここで気になるのはバルブ側
バルブ側フレア接続面にキズがないか確認
画像では見えませんがバリのあった部分は少し凹んでいます。

確実に漏れるほどの凹みではないようなので多分大丈夫でしょう。
(もしダメな場合はバルブ交換になって高額修理になります)

まずは1室分のパイプを外して
パイプを外してフレア加工し直す
フレア加工し直しました。

続いてもう1室も
マルチ室外機の4つのフレア接続を全部直す
直します。

やはり信用できないので4つ全部直したほうが安心です。

接続が終わったらサービスポートにチャージング用のバルブを付けます。
サービスポートにチャージング用のバルブを付けた
サービスポートが2つあるので両方使用。

ここから内部を真空にしてその後ガス(冷媒)を入れます。

真空引きには時間がかかりますができるだけ多くのポートに接続したほうが短時間で真空到達します。

真空引き中
マルチエアコンを真空引き中
この真空ポンプは軽くて排気量が多く静粛性が高いため室外機の上に置いてもまったく問題ありません。

ある有名メーカーのポンプは同じような排気量でも重くて大音量、振動がすごくて使用に耐えません。

赤と青のゲージの付いたものがありますが
ゲージマニホールド
ゲージマニホールドと呼びます。

バルブの開閉や圧力を見ることができるものです。

ただしこのゲージは真空引きには適していません。

ゲージ部分を見ると
ゲージマニホールドの真空ゲージ部分
真空ゲージ部分は大気圧の0と真空の-0.1MPaの間がこれしかありません。

そこで使用するのが真空ゲージ
真空ポンプに取り付けた真空ゲージ
真空ポンプに取り付けてます。

これを見ると
真空ゲージの目盛り
大気圧と真空までがこんなに大きくなってます。

実際にはゲージと共にポンプの音を聞いて真空到達度を判断します。

その間に周囲を見ていると・・・
冷媒管の接続部がある
パイプが少しポコッとなった部分。

これ冷媒管の延長用接続部です。

ガス漏れを起こす人に限って安易に接続部を増やすんですよね。

この部分で室外機と同じ数の4つの接続部があります。

その他にも室内機側に4つの接続があるんですよ。

漏れていないことを祈ります😅

ポンプ能力限界の真空になったので冷媒を入れることにします。

室外機の銘板
室外機の銘板に書かれた冷媒の種類と封入量を見る
冷媒の種類と封入量を見ます。

R32を1.05kgですね。

秤を使ってチャージ
秤を使って冷媒をチャージ
1.05kg入りました。

試運転
冷媒チャージ後試運転
冷えるようになりました😄

ガスが漏れて冷えないエアコンを修理せずガスチャージだけして料金を徴収する業者がいるようですが、またすぐに漏れて効かなくなるので注意しましょう。

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http://kato-aircon.com/

2022年7月19日 (火)

20年も・・・長寿エアコン

エアコンが故障してしまったとのことで入れ替え工事の依頼をいただきました😊

いつもご依頼いただき有り難うございます😄

壊れたのはこちら
壊れた20年前のエアコン
ランプが点滅するようになったそうです。

このエアコンは20年前、当店で新品時に取り付けを行い、その後15年前にこちらの戸建てを新築時に移設したものです。

まあここまでよく長持ちしましたね。

室外機と配管は
これから撤去する室外機
このようになっています。

ではさっそく取り外していきましょう
室外機を取り外すため側面のカバーを開けた
加湿機能が付いているのでそのホースもつながっています。

当店のお客さんで再度この加湿機能の付いたエアコンを購入される方はいません。

なぜかは想像にお任せします。

室内機を外すため
室内機を外すためグリルを外す
グリルを外しました。

なぜかというと
本体と据付板を固定しているねじ
本体と据付板をねじで固定してあるためです。

またグリルがない方がパイプ類も外しやすいのでそのまま作業します。
グリルがないほうがパイプ類が外しやすい
この状態で冷媒管や加湿ホースなどを取り外します。

冷媒管に巻かれている白いものは防湿テープ(結露防止)です。

断熱材までナイフで切り裂いて
室内機背面の冷媒管接続部
冷媒管接続部を出します。

それほど劣化が進んでないようですね🤔

断熱不足だと結露してサビていることがよくあります。

撤去完了
壊れたエアコンの撤去が完了
加湿ホースを通すため配管穴が通常より大きく穴にいれてあるスリーブ(筒)は工夫して入れてあります。

これはそのまま使用します。

新しいエアコン(富士通製)を取り付けます。
新しいエアコン室内機を取り付ける
室内機を引っかけてからパイプ類を接続します。

このエアコン、下部のカバーが外れて施工が楽ですね。

新しい冷媒管を接続
冷媒管を接続
いままで使用していた冷媒管は内部に古い冷凍機油や鉄粉が残っているので新しいものに交換します。

断熱材を巻いて
冷媒管接続部に断熱材をまいてビニルテーピング
ビニルテープで固定します。

その上に
コーテープで断熱の隙間をなくす
コーテープ(非粘着)で断熱の隙間をなくします。

断熱材の縮みによる隙間も防止できます。

仕上げは
表面は防湿テープで巻く
防湿テープを巻きます。

なおメーカーによっては異なる施工をします。

ドレン排水管と電線を配管穴に入れたら
パイプ電線類の接続が終わったら浮かしていた室内機をセット
室内機下部のツメを据付板に引っ掛けます。

この機種には下部ねじ止めはありません。

カバーを付けて
カバーを付けて室内機の設置が完了
アース線を接続したら室内機の設置が完了😅

室外側も
室外側の施工も完了
元と同じように設置しました。

前回はプラのベースを使用していましたが
室外機の置台はブロックを使用
今回はブロックにしました。

お客さんにお立会いいただき試運転。
お客さんに立ち会いいただき試運転
無事に完了しました😊

このたびも当店をご利用いただきありがとうございました😄

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http://kato-aircon.com/

2022年7月17日 (日)

覚えてないもんです

エアコンの入れ替え工事の依頼をいただきました😊

今回も以前に何度が伺っているお客さんのお家です。
(まいどありがとうございます😄)

撤去するのはこちらのエアコン
撤去するエアコン
取り付けたのは当店ではありません。

おそらく量販店の下請け業者さんだと思います。

ここの短いカバーの部品は不要ですね。
必要のないカバー部品が付いている
ドレン排水勾配にもよくありません。

なぜこの不要なものを取り付けているのか?

材料費や工数を減らすためにしのぎを削る(笑)下請け業者さんが余計なものを取り付けるわけがありません。

単純に考えれば横の曲がりのカバーに本体をピッタリ取り付けることが苦手ということでしょう。

この部品は取り外して新しい室内機はもう少し右に寄せて取り付けることにします。

ところで、エアコンを撤去していくとあることに気付きました。

配管化粧カバーの中のドレン勾配の付け方が私のやり方ソックリ。

でも全体の工事はどうみても違う・・・

なんて考えながら作業していると、お客さんから”以前にドレン排水を当店で直した”とのこと。

なるほどそれでか😆

かれこれ10年以上前に点検修理に伺ってました。

データベースにも残ってましたがさっぱりそのことは覚えていませんでした😅

撤去したエアコン室内機のパイプは
室内機の銅管が折れている
ジョイント付近で折れてます。

これだけ潰れていると効率の低下が起きます。

エアコンを取り付けた人が銅管を接続してから配管カバーに収めるためムリに曲げたのでしょう。

撤去終了
古いエアコンの撤去が終了
こちらの壁は室内機設置用の補強がありません。

壁の下地(金属スタッド)が縦に30cm間隔位で入っているのでそれも利用し固定します。

石膏ボードにはボードアンカーを使用
石膏ボードにボードアンカーを取り付ける
使用しているのは金属製のカサ式です。

室内機の重さに加え、奥行きと高さから必要本数を計算して打ちます。

据付板の固定
据付板を壁に固定
内部のスタッドにもねじを打ち落ちないように固定します。

設置完了
エアコン設置完了
試運転結果も正常で作業終了です😊

えー、なお屋外の様子は画像を撮り忘れてありません😆

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http://kato-aircon.com/

2022年7月14日 (木)

特殊な取り付け(室外編)

前回に引き続き室外側の作業です😊

2階へ梯子をかけて
2階へ梯子をかけて配管
配管作業です。

とは言ってもほぼ化粧カバーまで終わってしまったんですけどね😅

配管の出口は換気口の上。
屋外側の配管穴出口付近の状況
このように左側は設備配線類でごった返しています。

右側は変わった造りでこちらも穴が開けられませんでした。

そしてこの壁面は下にタイル張りの部分があり、ここへ配管化粧カバーを固定することは目地が狭く困難。

タイル一枚一枚も小さいためねじを打つと割れる可能性大です。

そこで今回は右の手前に出ている部分へ配管化粧カバーを取り付けました。

段差なくストレートなことに加えちょうど雨どいもあるので割と違和感なく配管できました。

ただ、配管穴のある壁面と縦の立ち下げの部分では化粧カバーの取付面が90度異なるため面替えの部品が必要になります。

それがこれ
配管化粧カバー面替え用のパーツ
袋の中に90度曲がり部品1つと90度面替え(ひねり)部品が2つ入っています。

排水の勾配に重点を置くため90度曲がりの部品は使用しません。

45度曲がりと面替え部品1つを組み合わせて使用しました。
45度曲がりと面替えを組み合わせて使用した
この面替え部品は強度がイマイチ(差し込みが浅い)なのでハズレ防止にコーキングを塗っておきました。

部分的に壁がないため表面には見えませんがカバーの取り付けには強度上いろいろ工夫しています。

出口カバーも取り付けて
配管化粧カバーの出口部品を付けた
こんな感じです。

離れてみると
配管化粧カバーの仕上がり
このように仕上がりました。

下にさがって基礎部分は今回テープ巻き仕上げです。
基礎部分はテープ巻き仕上げで行った
3カ所ほどサドルバンドを使用し固定しました。

室外機置場まで配管
室外機置場まで冷媒管を配管
角に室外機を設置します。

配管の立ち下げたところは駐車場なので室外機を置けないためです。

室外機の台には安定のブロックを使用。
室外機の台には安定のブロックを使用
水平器を使ってレベルを出します。

銅管のフレア加工もして室外機設置準備完了。

室外機接続が終わって真空引き中。
室外機の設置が終わり真空引き中
いつも最低10分程度おこないます。

しかし室外機の寸法が横幅ぴったりで収まってますね😆
室外機の寸法が横幅ぴったり
接続作業も少し苦戦しました。

室内の穴埋めとカバーも取り付け、絶縁抵抗を測定したらようやく試運転😄
ようやく試運転
いつものようにお客さんにお立会いいただき無事に完了😊

やはり凝った建築はエアコン工事も簡単にはいきませんね。

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2022年7月12日 (火)

特殊な取り付け(室内編)

今回は一戸建て(ツーバイフォー工法)2階への新規エアコン設置ですが通常とは少し異なる配管方法です😊

こちらのお客さんは以前新築時に一度お伺いして2回目のご依頼です。
(このたびも有り難うございます😄)

工事の内容が濃いため2回に分けて記事をアップしますが、実際の工事も時間がかかることや暑さの関係で2日にわけて行いました。

では作業開始。

室内機の設置場所
室内機の設置場所
ここへ取り付ける予定なのですが・・・

問題は壁に開ける配管穴の位置。

壁の中や外壁側は
壁の中や外壁側に障害があって配管穴の位置が限られる
上の部分は屋根の突き出し部分の軒天があります。
(まあそれはまだいいのですが)

左側は外壁の造りが凝っていて穴あけ不可能。

右側は外壁から壁内への電線、設備配線の引き込み口になっておりこちらも穴あけ不可能。

オイオイ😱どうする🤔

普通であれば室内機背面の右端か左端に穴をあけてパイプを見えないように設置しますがそれは無理ですね。

図面上ではこの位置にエアコンを取り付けるように指示があるようなのですが無茶な設計です。

施工経験の少ない人は室内機の背面中央に穴を開けて配管することを考えると思いますが、室内機から水漏れを起こすためそれは絶対やってはいけない施工です。

そのあたりはお客さんと事前調査の際にある程度打ち合わせを行っているのでまずは室内機の位置を決めます。
室内機の仮付け
これだけ見るともう設置できたように見えますね😆

まだ引っかけただけです。

穴の位置はここに決めました。
配管穴の位置を決めた
室内機と換気口の間にしました。

位置決めを失敗すると隠せないので確実なところねらいます。

内部を探って障害のないことを確認しコアドリルで貫通。
配管穴を貫通
予想していたのですが造りは[石膏ボード ― 空間 ― 合板 ― 空間 ― 外壁]とこんな感じで全体の厚みは通常より1.5倍以上ありました。

外壁までこのドリルでぎりぎりの長さ
コアドリルの長さがぎりぎり
ハンドルを握る指を壁に押し当てるところで外壁まで貫通しました。

一応、長さが足りないことも想定して対策も考えていたのですがそこまでは必要なしでした。

このようなところに穴を開ければ見た目はどうなんだということで配管化粧カバーを設置します。
室内の露出配管には配管化粧カバーを設置する
配管穴にはすでにスリーブ(筒)を入れてあります。

ちなみに当店で使用しているスリーブはエアコン用に売られているものではありません。

エアコン用は短くて今回のような壁の厚いところでは使えない、軟らかく強度がないなど、その他の理由で使っていないのです。

一旦室内機を下ろしてパイプ、電線類を処理したら再度引掛け
室内機のパイプ、電線類を処理して引っかけ
屋外側からパイプ(冷媒管)を入れて接続します。

すべて接続がおわり整形します。
室内機とパイプ類を接続整形する
屋外へ出るまでのドレンホースは断熱の付いたものを使用します。

配管化粧カバーの横引き部分は今回水平に取り付けています。

その中をドレンホースの排水勾配を確保するため斜めにねじるように配管しています。

電線が穴の手前で急に上に上がってますが意味があってこのようにしました。
(説明は省きます)

テープ巻きをして
配管化粧カバーに隠れる部分をテープ巻き
断熱材の隙間防止や勾配をつけたドレンホースを動かないようにします。

配管化粧カバーのふた側を取り付け。
配管化粧カバーのふた側を付ける
穴の部分は外壁側の工事が終わってから穴埋めをして最後にカバーします。

今回はここまで。

次回外壁側の工事をアップする予定です。

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2022年7月10日 (日)

あれからもう17年・・・

当店が17年前に取り付けたエアコンが冷えなくなったとのことで新品への入替工事に伺いました😊

このたびもご依頼いただきありがとうございます😄

こちらの建物が新築時に取り付けたもの。
当店で17年前に取り付けたエアコン
当時、新品を取り付けたのだと思います。

冷えなくなったのは室外機がうんともすんとも動かなくなっていました。

あら、こんにちは
猫がきた
エアコンを取り替えにきました😅

室外機
壊れて撤去する室外機
パイプはテープ巻き仕上げでした。

あまり太陽光のあたらない面なのでテープでも十分持ちますね。

さて当時のテープ巻きはどうでしょう。
配管テープは雨水が入らないように下から上へ巻いてある
雨水が入らないように下から上へ巻いてあります。

使用しているテープ種も現在と同じです。

室内機を取り外しました。
壊れたエアコンの室内機を取り外した
配管穴にはスリーブ(筒)を入れてあります。

このスリーブは再使用可能なのでそのまま使います。

撤去が終わり、ここからは新しいエアコンの取り付け。

まずは据付板から
新しいエアコンの据付板を取り付ける
以前の固定ネジなどは位置が合わないので打ち直します。

配管穴が左後ろにあるので先に冷媒管を差し込んで
配管穴から冷媒管を差し込んで
長さを合わせて曲げておきます。

室内機を引っかけて
室内機を引っかけてからパイプ類を接続する
パイプ類を接続します。

冷媒管の接続
室内機背面で冷媒管を接続
このあと断熱してテープ類を巻きます。

室内機の設置が完了。
室内機の取り付けが完了
これは200V機でこちらのコンセントはプラグを差すだけでアースが接続されるため別にアース線をつなぐ必要がありません。
(そうでない場合もあります)

さて次は屋外側の作業。

先ほどまで雨が降ってましたがやみました😄

今回は配管化粧カバーをご希望とのことで直線出しにチョークラインでパッチン(擬音)します。
配管化粧カバーを取り付けるためチョークラインで直線出し
1階で短いのでそこまで必要ないと思うかもしれません。

ところが配管化粧カバー(樹脂)は表面に温度差があると曲がるんですよ。

よくある例では太陽光にあたり暖められた側面が伸びて大きく曲がりを生じます。

そのためにチョークラインで直線を出してからねじ固定します。

配管加工が終わって
新しいエアコンには配管化粧カバーを取り付けた
穴出口付近の仕上がりです。

出口付近には周囲にシリコンコーキングを塗ってあります。

室外機も設置完了
室外機の設置が完了
ブロックを台にして安定性が増しました。

施工中はしっかり見られてました😅
猫が見守っている中でエアコン工事
カ、カントク・・・これでよろしいでしょうか?😆

試運転開始
エアコンの取り付けが終わり試運転
一通りお客さんと確認して問題なく終了となりました😊

前回のエアコンは結構長持ちしましたけど今回のはどうでしょうか。

また長持ちすることを期待して作業完了です。

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2022年7月 7日 (木)

ガス漏れ修理

こちらの記事にアップしたエアコンの今回は修理作業です😊
これからガス漏れ修理を行う室外機
漏れているのは室外機のパイプ接続部。

ガス漏れの原因はマンションの大規模修繕工事による室外機移動。

このパターン多いんですよね~

室外機からパイプを外さずにあちらこちらへ動かしてしまい起きたものです。

修繕工事のコストや住んでいる人の快適性や防犯を考えれば仕方ない面もあるのですが🤔・・・

なお修繕工事業者さんからの修理依頼は当店では受け付けておりませんのであしからず😅

まずは配管化粧カバーを開けてパイプを自由に動かせるようにしますが・・・
配管化粧カバーのフタが下がっている
カバーのフタが下がってますね😆

これは端末に外れ止めの部品を取り付けないために起きます。

フタは割とカッチリはまるため施工した人は大丈夫だと思っているのでしょう。

どうして下がるのか理解していないためです。

これには太陽光などが大きく影響しています。

日中、太陽光が当たるとフタ側が暖められて伸びます。

そして日陰になると冷えて縮みます。

これを繰り返すことにより重力の関係でちょっとずつ下へ下へとずれていくわけです。

フタを外して室外機を手前にずらします。
配管化粧カバーのフタを外して室外機を手前にずらした
室外機右側面にある接続部の加工をしやすくするためです。

接続部のカバーを外して
室外機のバルブはオイル汚れで黒い
これは室外機の3方弁バルブ(太い管)。

油が付いて黒くなっています。

この油こそがガスが漏れていた証拠。

冷媒と一緒に循環しているコンプレッサーオイルです。

パイプを外して見ました。
室外機から冷媒管を外した
この銅管の広がった部分をフレアといいますが・・・

思いのほかきれいですね。

アップにしてみましょう。
フレア表面にキズが見える
○部分に回転したようなキズが見えます。

フレアの厚さをみると締め付けも弱め。

取り付け工事をした人はトルクレンチを使用してますね。

とくに現在のように製品のバラツキがあるものに一定のトルクで対応しようとするには無理があります。

バルブやフレアナット、銅管には硬いものや軟らかいもの、滑りのよいもの悪いもの、いろいろあるので都度さじ加減を変えて対応しなければなりません。

トルクレンチはある程度の締め付け力を覚えるために初心者は使ってもよいですが、使わないとガス漏れをしょっちゅう起こす人はエアコン工事に向いていないのかもしれません。

先ほどの回転したようなキズは締め付けが弱いために修繕工事で室外機を移動した際銅管が回転してしまったのでしょう。

それでガスが漏れてしまったようです。

このフレアは切断して開き直しました。
フレアを作り直した
細い方の管も加工しています。

フレアは再使用不可なので一度外したら必ず作り直します。

アップ。
作り直したフレア
問題ありません。

接続する前にバルブ側のアタリ面も確認して
バルブ側のフレアあたり面にキズがないか確認
大きな傷などは無いようでおそらく大丈夫だと思います。

もしバルブ側が変形などしていたらかなり高額な修理になってしまいます。

それだけはないことを祈ります。

パイプを接続したら電線も直します。
電線の接続を直した
これで漏電やショートの心配はありません。

さてここから真空引き
エアコンの冷媒サイクル内を真空引き
室外機内部も全部真空にするため時間がかかります。

今回は45分程度で終わり冷媒チャージ。
エアコンに冷媒充填
気温が高くボンベの圧力が高いので難なく充填完了。

室外機を元に戻して
ガス漏れ修理完了
修理完了となりました😊

大規模修繕工事のときはどのようなことをしているかよく見たほうがいいかもしれません。

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2022年7月 3日 (日)

猛暑、さすがにやばかった

都内にてエアコンの取り付け工事を行いました😊

数年前、こちらのお宅が新築された際に何台か設置しましたが、まだ取り付けていない部屋への新設です。
新しいエアコンの設置場所
エアコン用のコンセントと一戸建てにはめずらしく配管穴がすでに開けられています。

室内機設置完了
室内機を設置完了
配管穴と天井の間隔が少なく室内機と天井の隙間がぎりぎりです。

あと5mm穴が高ければこの室内機は設置できませんでした😅
(収まってヨカッタ)

エアコン選定にはこういうことも考慮する必要があります。

さて次は屋外の作業です😆

この時期の一戸建ての屋外作業は危険。

暑さが半端ではありません。

マンションなどではコンクリートに囲まれて日陰などもあり少し楽なのですが・・・

配管穴から外に出したパイプ
配管穴から外に出たパイプ
外壁はガルバリウム鋼板です。

しかもシルバーで反射がきつい😆

でも日陰なのでなんとか作業ができそうです。

配管化粧カバーはサッシの枠にあたるので一部をカット
配管化粧カバーの一部をカット
麦茶で水分補給。

気温は朝からぐんぐん上がって湿度も高め。

カバーを取り付けていきます。
配管化粧カバーを取り付けていく
ガルバリウム鋼板の場合は手間がかかります。

手順としては先の尖ったねじを使用して下穴をあけ、そこにサビ止めにコーキング材を塗ってからタッピングなどのねじで固定します。

じつはエアコンを取り付けたのは2階の部屋
屋外は2階へ梯子をかけて作業
二連梯子をかけての作業です😱

なんとなーく太陽の光が近づいてきているような・・・

室外機設置場所までカバーを取り付け終わりました。
配管化粧カバーの設置が完了
このあと配管していきます。

ほどなくして炎天下🌞へ

太陽の日差しが強烈。

しかも周囲は囲まれていてほとんど無風。

水分補給とタブレットで塩分補給。

Tシャツに水をかけて濡らし、その上に空調服を着て送風。

それでも熱い・・・

ガルバリウム鋼板からの反射もきつく四方八方から熱・熱・熱😆

お客さんも心配されてお声をかけてくださいました。

工事完了
エアコンの配管完了
お客さんの希望でカバーの色は壁に合わせてグレーです。

室外機
室外機の設置完了
試運転は問題ありませんでした。

壁の配管穴出口まわりのコーキングは普段は指で塗っていますが、今回は壁(鋼板)も化粧カバーも火傷するほど熱くなっていたのでヘラで作業しました。

暑さで途中何度かこれはやばいかな?という感覚がありましたがなんとか乗りきって作業完了。

例年だとまだ梅雨時期のはずだったんですけど・・・

今後、猛暑であぶない工事はやめることにします😊

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2022年7月 1日 (金)

電線の処理

エアコンが冷えなくなったとの点検依頼をいただき伺った際のこと・・・

室外機のカバーを開けると
室外機の電線接続処理の仕方が変
電線接続端子台まわりの配線処理が変ですね。
(施工したのはおそらく量販店系の下請け業者さん)

ケーブルの外装シースを長めにむいて一巻きしてから端子台へ差し込んであります。

このやり方、昔、端子台がねじ止め式だった頃にはよく行われていた方式です。

ねじ止め端子台であれば私もこのようにすることが多いと思います。

しかしよく見ると
絶縁電線の表面にキズがある
輪を書いた絶縁電線の表面にキズがあります。

何かがあたっていた跡です。

それはもちろんここに付いていたカバーなのですが。

そのカバーの内側
室外機のカバーの内側面
現在では端子台部分は事故防止のためカバー側も金属で覆われています。

もう上の画像だけでわかりますよね。
端子台カバーには金属のルーバーがある
この金属ルーバーにあたっていた跡です。

室外機の振動でもう少しくい込めば漏電またはショートを起こします。

ほかの人と違うことをする場合は、それにより別の不具合を生じないかよく考える必要がありますね。

この端子台のようにクイックで差し込むだけの場合はヘタに輪を作ったりすると周囲の振動が伝わり影響することも考えられます。

エアコンが冷えないのはガス漏れなのでその修理の際に電線も直すことにします。

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